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アート鑑賞の記録

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気になった作品鑑賞をする時のメモが膨大になってきてSSDを圧迫してきたので、noteを外部ディスクと捉えて保存していく。
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#アート

アート鑑賞の記録[20]ー"彼は私には理解できない言語で、何か美しいことを言った。"

アート鑑賞の記録[20]ー"彼は私には理解できない言語で、何か美しいことを言った。"

  ベートーヴェンの弦楽四重奏第15番の第3楽章が流れていました。この楽章の名前は『Heiliger Dankgesang eines Genesenen an die Gottheit, in der lydischen Tonart』で、この楽章には美の究極形が凝縮されているように感じます。私も好きな曲で、映像作品は常にすべてを見るまでは分からないと思いつつ、集中力の欠如なのか興味の無さなのか

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ライブやアートで感動する為に、日々の感情や経験を重ねているような感覚(「30th L’Anniversary Starting Live”LAPPY BIRTHDAY!”」)

ライブやアートで感動する為に、日々の感情や経験を重ねているような感覚(「30th L’Anniversary Starting Live”LAPPY BIRTHDAY!”」)

 昨日配信があった「30th L’Anniversary Starting Live”LAPPY BIRTHDAY!”」で生じた感情の記録。コロナ禍を乗り切ろうみたいなイベントやライブはオリンピックを始め色々あったけれど、これ程までに勇気付けられたものは後にも先にもこれだけだと感じました。

 コロナの状況下での開催という中
、hydeさん自身がソロ活動でのライブを通して、この一年半試行錯誤しなが

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戦中戦後の感情のシェア(アンフォルメルとキュビズム)

戦中戦後の感情のシェア(アンフォルメルとキュビズム)

 都内の美術館はほぼ閉館.アフターコロナの世界観は鑑賞者が製作者に移行する良い機会かも.

2020.2 open のアーティゾン美術館.

 コレクション系の展示は,自分の好みを見つけたり再確認できる良い機会.お見合いとか街コン,マッチングアプリ感と言えば伝わるのか.(あくまでイメージ)

 アンフォルメル(非定型芸術)がめちゃくちゃ好きなんだけれど.見た目の好みから好きになりかけて,中身を

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アート鑑賞[18]エレイン・デ・クーニング

アート鑑賞[18]エレイン・デ・クーニング

 アート以外のものから強烈な印象を受ける事は大切。
 批評家にはなりたくないけれど、批評家的な思考であらゆる物事を見ることも強烈な体験に繋がるきっかけになる。

 少なくとも鑑賞者であるだけでは駄目で、本人の周りの世界を変えていくような実行者である事が重要に感じる。

「闘牛」
 キュビズムに多いモチーフのバラし方と対極的に感じる。
捉え方が既にかなり抽象的(感情)で、それを出来る限りそのまま表現

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アート鑑賞[17]パウル・クレー

アート鑑賞[17]パウル・クレー

 アーティストが主題に置いているモチーフがどこから持ってきたものなのか?というのはいつも気になる事。
 葛飾北斎が波をモチーフにして、それを西洋画家が更にモチーフにしていく(言い方を変えればオマージュ?リスペクト?)様な。

今回の「羊飼い」の絵でいうとモチーフの発見がエジプトぽい。
壁画から取ってきた様な質感と抽象化。

一度集積した知識をどこまで再定義して具体に落とせるのか。
キュビズムでいう

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アート鑑賞[16]リリ・デュジュリー

アート鑑賞[16]リリ・デュジュリー

 「手が触れたものは全て、私たちの記憶の中に残る。」

 偶発的に生まれる形、曲線、動き。

 静と動の間がプツンと途切れたようなイメージ。

 動きに纏わるあらゆる形、例えば光が遮られる事であったり、空気が切られる事であったり、肉体が生きている様子だったり、脳として記憶しているものが全てではなく、身体のパーツ一つ一つがそれを記憶しているようなイメージ。美しい。

 脳に映る投影として様々なものが

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一方的な主張ではなく対話を通してぐるぐると解決に向かえれば良いなと考える。(アート鑑賞[15]スザンヌレイシー)

一方的な主張ではなく対話を通してぐるぐると解決に向かえれば良いなと考える。(アート鑑賞[15]スザンヌレイシー)

 当事者でない人が、議論をするハードルは本当に高いと思います。
スザンヌ・レイシーさんのパフォーマンス作品「玄関と通りの間」では、ニューヨークの一角で300人以上の参加者が黄色いスカーフを見に纏い女性に関する問題について議論しており、約2500人の人々が傍聴したそうです。

 美術館でも黄色をモチーフとしたメッセージが展示されていましたが、このご時世で無ければ、ここでも同じように美術館に訪れた人達

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歳を重ねる毎に自由に表現する事が難しくなる文化から脱却したい(アート鑑賞[14]オスカームリーリョ from 森美術館)

歳を重ねる毎に自由に表現する事が難しくなる文化から脱却したい(アート鑑賞[14]オスカームリーリョ from 森美術館)

 コロンビア出身のアーティスト、オスカームリーリョさん。世界中の子供たちに学校机を届ける「Frequencies」プロジェクトの中で、日本の小学生に「深く考えず、思いのまま自由に」描いてもらったモノを繋ぎ合わせ、作品にしていくというアートです。

 自由な発想、そして表現は小さい頃は必ずあったものだと思います。唯、これと同じ企画を大人達でやるとすると難しそうにも思います。

 絵が下手、面白くない

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アート鑑賞[13]宮本和子さん fromアナザーエナジー展

アート鑑賞[13]宮本和子さん fromアナザーエナジー展

 現在森美術館で開催中の「アナザーエナジー展」より。
展覧会自体の感想はもう2,3度足を運んでからまとめたいと思います。

 ビジュアル的に一番感動したのは「宮本和子」さんの「黒い芥子」という作品。角度によって物質の集合具合、「疎」と「密」が視覚的に大きく変化する美しさや、一つ一つの線の緊張感に美しさを感じました。

 物の見方によって変化する美しさと、基本的な存在と緊張感は変化しない美しさのバラ

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アート鑑賞[12]ヴァシリーカンディンスキー

アート鑑賞[12]ヴァシリーカンディンスキー

自らが輝く

アーティゾン美術館が出来てからはここが一番好きです、併設のカフェがめちゃくちゃ美味しいから。
アートに向き合う為の鋭気も養えるし、アートと向き合った後あれこれ考えるのにも本当に適しています。素晴らしい。

バウハウスって凄いですよね。
対角線とか黄金比とか、抽象画は数学に強くないと描けない絵が多い気がします。数学や物理の基礎があるアートは本当に美しい。

数学や物理、その他学問に通じ

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アート鑑賞[11]アンスアルトゥング

アート鑑賞[11]アンスアルトゥング

T1963-K7

写真くらい写実性が高いのに、この世に存在しないものの表現って最高。
不安さと、美しさと、思想のバランスが感じられる作品を改めて好きだと思い出させてくれる。

アート鑑賞[10]荻原高徳さん

アート鑑賞[10]荻原高徳さん

アベスの階段
骨董品が平面作品になったよう。
モチーフの置き方が綺麗(ロト紋を思い出した)

素材感が壁に飾るときに調和しそう。コロナ禍でアート飾る人増えたからここも割と重要。額縁の外の素材との調和を考える。
視覚的な魅力が強いと中身への想像が一歩遅れる事もある。

フォーカルポイントが明瞭だったり、現代のモチーフをテーマに描きやすそう(EVAとか)だったり。陶器への憧憬としては平面に写した方が好

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アート鑑賞[9]ジャンメッツァンジェ

アート鑑賞[9]ジャンメッツァンジェ

キュビズム的風景

キュビズム=積み木=高級
みたいな方程式が立ちそうな抽象化。
戦時下に発生した思想や哲学、アートには心惹かれてやまない。

キュビズムとかって当時の学がない人も知っていた感覚なのかなぁ。
アートも大衆化していく過程で価値を持ち始めると思う。
もしくは今ほど高価で無かったのか知りたい。

アート鑑賞[8]モーリスドブラマンク

アート鑑賞[8]モーリスドブラマンク

運河船

レゴ感が強い配色の仕方と、多彩な色使いながら船と海との対比と街がはっきり確認できる技術が素晴らしい。とても好きな絵。

油彩の絵の表現でこれだけの魅力を感じる事は自分としては珍しい。
油彩の筆跡の流れがひび割れていない状態の発色はもっと良かったかもしれないと考えつつ、修復し過ぎない線引きも大事だなと考える。

他の作品との対比が無いと、特別このタッチが好きなのかは断言しにくい。