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好きなバンドが、影響を受けたバンドを聴く楽しさ

創作っていうものは先人の影響を受けるものだと思う。というか受けざる負えない。先人が作ったものを堪能することで「俺もやりたい!」と憧れていくものだと思う。

そういった意味では、バンドというのは先人のバンドの音楽に影響を受けて今までずっと続いてきたものだし、どんどんそのジャンルが多様化していくのも自然な流れなのかもしれない。

例えば僕が好きなバンドのcoldrainは、Sevendustの影響を受けている。

coldrainはミドルテンポなヘヴィサウンドに、メロディックな歌声が合わさることでcoldrainらしさが生まれている。

coldrainが影響を受けたSevendustも同様にミドルテンポでヘヴィなサウンド。そしてメロディアスな歌が特徴的だ。

これは逆説的ではあるが、coldrainを知った後にSevendustを聴くとSevendustに対して「coldrainっぽい」と感じる。

これは両者の優劣を言いたいわけではなく、coldrainが影響を受けた要素をSevendustからしっかり感じるということだ。こういう風に好きなバンドが影響を受けたバンドを掘り下げて聴いていくのは、先人の偉大さやかっこよさを感じることが出来て楽しい。

特にcoldrainやCrossfaith、ONEOKROCKといった世代のバンド達が影響を受けたバンドは2000年前半のヘヴィロックやニューメタルが多い。これらのバンドは今でも最前線で活躍しているバンドがまだまだいるし、同時に古めかしさもあまり感じさせないので、デビュー当時の曲も聴きやすい。

今ではYouTubeやAppleMusicがあるし、新しいバンドを掘り下げて聴くことはとても容易になり、毎日のように新しい音楽を知ることが出来る。

もちろんCDを実際に手に取って音楽に触れることも大切なことだとは思うけど、便利なものはどんどん使っていきたいというのが本音だったりする。



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