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心で感じたままを歌で表現する喜び①

シンガーソングライター
Mariponさんのひきだし(前編)


皆さん、お久しぶりです。
vol.1の連載では、誰かの話を楽しく聞かせて頂いて、記事を書いて、その内容がこれから創作活動やライフワークを始めてみたい人の参考になれば嬉しいなあ!という話をお伝えしてきました。

コロナ禍の影響で、vol.1では結局できずじまいだった「ランチを楽しみながらインタビューする!」。
やっとこさですね、気兼ねなくできる雰囲気となってきました!
そんなわけで、早速(連載としては、ようやく)本題に入ります!

Maripon☆Love music love green☆さん
いつもお店に遊びにいらしてくださいます

今回ご紹介するのは、Maripon☆Love music love green☆さんです(以下:Maripon☆さん)。彼女は現在、南大阪を中心にシンガーソングライターとして活動しています。
今の環境でお店の営業をスタートして、数ヶ月後だから…2015年の初夏のこと。お客様としてご来店くださって以来のお付き合いです。

家族構成:夫とお子さん2人の、4人暮らし。
活動歴:2014年11月から現在に至る。
音楽以外には:自宅でグリーンを育てること、公園や自然が大好き。

ピアノは5歳から大学時代まで続けており、高校時代は軽音部に所属。その際ギターを購入したものの、歌ばかり歌っていて弾いていなかったそうです。26歳の時に独学で再挑戦するもすぐに挫折。結婚後は、ピアノが弾きたくなって電子ピアノを購入。上のお子さんが生まれてからは、その電子ピアノを弾いて、お子さんに聴かせてあげていたそうです。

だけど「Maripon☆Love music love green☆」としてのこれまでの活動では、彼女の相棒はもっぱらギター。

ということで、1つめのひきだしは…。

改めて音楽をやってみよう!と思い立った時、
どうしてピアノではなくギターを相棒に選んだの?


なぜかわからないけど「ギターだ!!」とひらめいたそう。
そしてピアノには、ずっと苦手意識があったそうです。
上手な誰かと自分とを常に比較してしまう。長年積み重ねたがゆえのコンプレックス。幼い頃から長く取り組んできたからこそ芽生えてしまった苦手意識。
ギターには、そうした感情を抱くだけの経験がなかったことが、かえって、まっさらな気持ちで取り組めた、ともおっしゃいます。
なるほど、そういうこともあるのか…。

今の活動に至っている直接の動きは、結婚して、お子さんができてから。
改めて活動を始めようと思った動機はなんでしょう?

おうちカフェMOMO」さんというカフェで、親子向けのボイストレーニングに参加したのがきっかけだったそうです。

では、これまでご自身で弾いたり歌ったりしてきたことと、その場での経験は、何が違っていたんでしょうか。

「好きなように歌っていいのよ、と言われてようやく、歌うことが自己表現になり得ると気づいた」
これまでは、無意識のうちに「上手に歌わなくちゃ」という気持ちにとらわれていて、自分を表現するという意識はなかったそうです。だけど「好きなように歌っていいんだ!」と思えた途端、自由に、歌いたいように歌えるようになった。すると、もっと歌いたい(自分を表現したい)気持ちがどんどん強くなっていったそうです。

と、ここで、2つめのひきだしです。

初めて人前で歌った時、
どうやってその機会を得て、どんな心境でしたか?


初めて人前で歌ったのも「おうちカフェMOMO」さんだったそうです。
お手紙のイベントに絡んで、店主さんが手紙にちなんだ歌を歌える人を探していると知り、ドキドキしながらも勇気を出して「私に歌わせてほしい」と、自ら願い出たそうです。

初めてお客さんの前で弾き語りをした時の様子
(Mariponさんのブログより)

実はMaripon☆さん、過去に、店主さんからの別なオファーを一度断った経験がありました。
自信のなさと、まさかのオファーに驚いてしまって、反射的に「とんでもない!ムリムリ!」と口走っていたそうです。
これは、よくある光景ですね。私も多々経験があります。

だから今度は、自分自身が歌いたいと思った気持ちを大切にして、自分からお願いしてみようと思ったそうです。うっかり断っちゃった以前の経緯もあるわけで、これは確かに、大きな勇気が必要かもしれません。
だけど、ここでちゃんと頑張れちゃうところが、Maripon☆さんの素敵なところ。

すると店主さんも実はお願いしたいとお考えだったのか、すごく喜んでくださったのが今でも印象に残っているそうです。二人して喜びをわかちあったんですって。素敵!

そうした経緯もあって、イベント当日。無事に歌い終わった時は、達成感と、ここから自分の未来が変わる予感とで、胸がいっぱいだったそうです。

自分の歌を受け入れてもらえた喜びを得て、ますます夢中になって音楽活動に邁進します。ご自身の活動を伝えるブログを開設、ギターの猛特訓を始めて、作詞と作曲にもチャレンジ。いくつかのオリジナル曲が生まれました。

…と、今回はここまで。来月の後編に続きます!

Maripon☆Love music love green☆ プロフィール
2014年末からギターをはじめ、その半年後にはライブで歌うように。
2016年4月に初めて自分の曲ができる。「そのままで」は、当時3歳だった息子を想ったときのインスピレーションで浮かんだ曲。
その後、初めてのワンマンライブも経験。楽曲を作りながら、南大阪を中心にカフェやイベント、様々なシーンでライブ活動中。
Instagram https://www.instagram.com/maripon4680/

さて、ここからは。
取材のためと称して、Maripon☆さんとランチに訪れたお店をご紹介します!

南海本線「堺駅」から、歩いて少しのところにあります。

『Kuni』41」さんです。
昨年11月、Maripon☆さんが単独でライブをおこなったお店とのこと。

この日は、お店創業以来人気の定番メニュー、ハンバーガーを頂きました。ランチでは、スープとドリンクがセットになっています。
バーガーには、オプションでトッピングが追加できるようになっていて、Maripon☆さんおすすめのアボカドをトッピングしました。
なるほど大正解。とってもおいしかったです!

カトラリー以外に、紙の袋もご用意くださいますので、
私もMaripon☆さんも、がぶっと頂きました!

4月23日で、開店5周年を迎えられたそうです。おめでとうございます!
皆さん、ぜひおでかけになってみてくださいね。

次回の後編では、初めてご自宅でCDを製作した時のことや、思いがけない妊娠と、その後のコロナ禍、どのように受け止めて現在に至っているかをご紹介したいと思います。

※ アカウント管理人からのお詫び ※
この記事は、もともと4月中に公開の予定でしたが、管理人個人をとりまく諸事情により、公開が大幅に遅れてしまいました。申し訳ありません…!

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【つねまつあけみ・プロフィール】
絵本専門のギャラリー「ギャラリーリール」店主を2005年~。身近な文具だけで豆本作りに親しめるキット商品、「mamenowa」(旧seedbooks)企画を2008年~。情報サイト「関西ウーマン」で絵本紹介コラムを2015年~。絵本が好き。文楽と台湾も好き。着物を楽しむようになって2年目です。
https://galleryrire.theshop.jp/

↓ 店主ブログ用に個人アカウントを作りました。

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