見出し画像

2020/11/28(土)「17ギャラリーにいこう」表紙作品「ヴォルフガング・ティルマンス / Wolfgang Tillmans」

アートに目覚めたアラフィフが「足で稼いだ」今観れる展示を紹介。
リアルな作品を観て「感動、楽しんで」という想いで更新しています。


今回のエリアは、市ヶ谷、神楽坂、江戸川橋、銀座、六本木、麻布、阿佐ヶ谷。

ギャラリーの開始時間、現在予約制なのかどうか、を事前に確認してから、行くようにするとスムーズに回れると思います。

今回のエリアマップ

2020-1128-エリア

ギャラリーの位置情報は、公開中マップで確認出来ます。

公開中のマップ:既に行った都内191ギャラリーのGoogleマップ
※最終更新日:2020/11/28

今回のルート

市ヶ谷駅着:11:45~

市ヶ谷エリア

01. MIZUMA ART GALLERY - ミヅマアートギャラリー

展示期間:2020/11/18 - 2020/12/19(予約制)
展示名:Uninterrupted Wander / 不断の彷徨
作家名:青山悟 / Satoru Aoyama
    池田学 / Manabu Ikeda
    金子富之 / Tomiyuki Kaneko
    近藤聡乃 / Akino Kondoh
    森淳一 / Junichi Mori
    山口藍 / Ai Yamaguchi
写真作品:青山悟 / Satoru Aoyama

画像3

画像4

今回展示の青山さんの「Everyday Art Market」シリーズは、緊急事態宣言が出た直後の4月より始まったプロジェクトだそうで、非日常な毎日でも日常的に継続して作品を作り続けることをモットーに制作されたそうです。
刺繍を使って、視点とアプローチが面白い作品でした。

画像13

画像14

02. √K contemporary

展示期間:2020/11/07 - 終了未定
展示名:常設展
作家名:伊藤正 / Tadashi Ito
    浜田浄 / Kiyoshi Hamada
    杉全直 / Tadashi Sugimata
    若松光一郎 / Koichiro Wakamatsu
    ロム・ヴィラセラン / Rom Villaseran
    他 / and more
写真作品:伊藤正 / Tadashi Ito

画像7

画像8

画像14

常設展では、厳選した作品だけを展示されているので、空間を贅沢に使用した展示が観れると思います。
展示の中には、ある作家さんの初期作品もあって、思わず、おっ、となるかもしれません。

歩きで移動

神楽坂エリア

03. CAVE - AYUMI GALLERY

展示期間:2020/11/14 - 2020/12/13
展示名:INTEGRATE
作家名:熊谷直人 / Naoto Kumagai

画像10

画像11

画像12

作家の熊谷さんがいらっしゃって、お話しさせていただき、「ぼかし」のテクニックや、今回のキャンバス以外のものにも描いたこと、作品を作る際にはスケッチしないで描いていることなどを、お聞き出来たことで、作品の理解をさらに深くすることが出来ました。

画像14

画像14

04. Maki Fine Arts

展示期間:2020/11/27 - 2020/12/20
展示名:Ordinary objects
作家名:アレックス・ダッジ / Alex Dodge
    益永梢子 / Shoko Masunaga
    荻野僚介 / Ryosuke Ogino
    末永史尚 / Fuminao Suenaga
写真作品:アレックス・ダッジ / Alex Dodge

画像15

画像16

画像17

日常のなにげない情景を構図にして作品にされていますが、そのバランスと、質感は、いつも素晴らしいと思っていて、今回の作品もその質感は健在でした。

画像18

画像19

画像20

歩きで移動

江戸川橋エリア

05. hiromart gallery tokyo

展示期間:2020/10/21 - 2020/11/29 ※展示終了
    【第一部】2020/10/21 - 2020/11/8
    【第二部】2020/11/11 - 2020/11/29
展示名:バトル / Battle
作家名:榊原正修 / Masanobu Sakakibara
※撮影が限られていて、1点だけ掲載の承諾をいただきました

画像21

画像22

ディレクターの西山さんに、作家の榊原さんの説明をしていただきました。古典的な油画の作品がお好きで、そして研究し、その良い部分を作品に活かしつつ、でもモチーフは現代のゲームから引用されているとのことで、その構図、筆使い、非常に見どころのある作品ばかりでした。

電車で移動:江戸川橋駅→有楽町駅

銀座エリア

06. CADAN YURAKUCHO - CADAN有楽町

展示期間:2020/11/25 - 2020/12/13
展示名:Expanding Abstraction - 抽象のかたち by THE CLUB
作家名:エトレ・スパレッティ / Ettore Spalletti
    ジャッキー・サコッチオ / Jackie Saccoccio
    ミラ・シェンデル / Mira Shendel
    猪瀬直哉 / Naoya Inose
    サム・フランシス / Sam Francis
    黒田泰蔵 / Taizo Kuroda
写真作品:サム・フランシス / Sam Francis

画像23

画像24

画像25

画像26

CADAN有楽町では、メンバーギャラリーが 3週間ごとに入れ替わって展示をされていくようで、これからも楽しみな展示が続きそうです。

電車で移動:日比谷駅→六本木駅

六本木エリア

07. PERROTIN TOKYO - ペロタン東京

展示期間:2020/11/19 - 2020/12/31(予約制)
展示名:Lockdown Self-portraits
作家名:クレア・タブレ / Claire Tabouret

画像27

画像28

画像29

画像30

蛍光色を下地の色に持ってくるという作品を観たことがなかったので、非常に新鮮な感じでした。

画像31

画像32

画像33

作品の展示数も多くあり、見応えがあります。

08. TARO NASU - タロウナス

展示期間:2020/11/28 - 2020/12 /26
展示名:Carl Andre Solo exhibition
作家名:カール・アンドレ / Carl Andre

画像34

画像35

画像36

作品の理解度を上げないといけない、そんな展示をいつも提示されます。

09. WAKO WORKS OF ART

展示期間:2020/11/07 - 2020/12/19(予約制)
展示名:How does it feel?
作家名:ヴォルフガング・ティルマンス / Wolfgang Tillmans

画像37

画像38

画像39

こんな切り口あったんだ、という構図、モチーフ、そしてなによりも、作品すべてが美しい。

10. ZEN FOTO GALLERY - 禪フォトギャラリー

展示期間:2020/11/27 - 2020/12/26
展示名:香港 2019 / Hong-kong 2019
作家名:中藤毅彦 / Takehiko Nakafuji

画像40

画像41

画像42

作家の中藤さんとお話しさせていただき、連日報道されていた香港のデモと同じ時間軸で、デモが行われている場所から、すぐ近くのところで人々が平然と生活をしている様が、そのコントラストが、非常に驚いたことでした、と話されていて、たしかに、展示されている作品を観させていただいたところ、同じ時間軸の写真なのかと見誤ってしまう、普通に生活している姿がそこにありました。

11. Taka Ishii Gallery - タカ・イシイギャラリー

展示期間:2020/11/27 - 2020/12/26
展示名:Solo exhibition
作家名:内藤礼 / Rei Naito

画像43

画像44

画像45

こちらの展示も、さらに理解度を上げていかないといけないと思った展示でした。

12. CLEAR GALLERY TOKYO

展示期間:2020/11/24 - 2020/12/26
展示名:透明人間 / Mr.Invisible
作家名:小川泰 / Tai Ogawa

画像46

画像47

画像48

作家の小川さんから作品の説明をしていただき、グリーンに塗られた壁のコントラストと、今回初の試みで制作した、一度すべて描いた上で、黒く塗る、さらにもう一段、レイヤーを付けるために塗り重ねる、を行った作品は、角度によって表情の違う作品に仕上がっていて、非常に面白い作品だと思いました。

画像49

13. ROPPONGI HILLS A/D GALLERY - 六本木ヒルズ A/D ギャラリー

展示期間:2020/11/13 - 2020/12/06
展示名:ドローイング 1995-2020 / Drawing 1995-2020
作家名:ヒロ杉山 / Hiro Sugiyama

画像50

画像51

画像52

画像53

いままでの集大成の展示を観させていただき、最近観たヒロ杉山さんの展示からすると、また違った作品に出会えたという印象でした。

ROPPONGI HILLS TAKASHI MURAKAMI PROJECT

村上隆 《お花の親子》Haha Bangla Manus 2020年
素材:ブロンズ / 金箔 
サイズ:高さ1,000.1cm / 幅647.1cm / 奥行465.5cm

画像2

歩いて麻布方面に移動する際に、そこにいらっしゃいましたので、ご紹介させていただきました。

歩きで移動

麻布エリア

14. GALLERY ETHER

展示期間:2020/11/27 - 2021/01/08
展示名:グループ展 CONVERGENCE
作家名:シフ・ストロイ(ノルウェー) / Siv Storøy (Norway)
    ジェフ・スティーブンス(アメリカ) / Jeff Stevens (USA)
    チャールズ・セイラー(アメリカ) / Charles Saylor (USA)
    デュエン・ナイト (アメリカ) / Duane Knight (USA)
    ジェニー・ランドール(ハワイ) / Jeannie Randall (Hawai’i)
写真作品:チャールズ・セイラー(アメリカ) / Charles Saylor (USA)  

画像54

画像55

画像56

初めて行かせていただき、いらっしゃったディレクターのJeremyさんとお話しさせていただきまして、今年4月オープン予定が、この状況で6月になってしまって、と大変だったことをお聞きしました。
今回展示を拝見させていただき、そのスペースも広く、展示作品も面白い内容でしたので、今後も継続的に観に行かせていただこうと思いました。

15. SNOW Contemporary

展示期間:2020/11/21 - 2020/12/26
展示名:Winter Show
作家名:河口龍夫 / Tatsuo Kawaguchi
    ジャンボスズキ / Jumbo Suzuki
    ヒシャム・アキラ・バルーチャ / Hisham Akira Bharoocha
    布施琳太郎 / Rintaro Fuse
写真作品:布施琳太郎 / Rintaro Fuse

画像57

画像58

画像59

画像60

画像61

今回のグループ展では、布施琳太郎さんの作品が気になり、ポートフォリオを観させていただくと、今までの作品はインスタレーションが中心だったようですが、今後、本展のシリーズの大きな作品が観れたらと思いました。

バスで移動:西麻布二丁目→千駄ヶ谷駅前(バス停)

電車で移動:千駄ヶ谷駅→阿佐ヶ谷駅

阿佐ヶ谷エリア

16. VOID

展示期間:2020/11/19 - 2020/12/06
展示名:越境
作家名:大橋裕之 / Hiroyuki Ohashi

画像62

画像63

画像64

展示のお話しは聞けませんでしたが、そのほとんどの作品の行き先が決まっていたので、漫画をアートにされたことの凄さを感じました。

17. TAV GALLERY

展示期間:2020/11/20 - 2020/12/06
展示名:静粛的雕像 (せいしゅくのちょうぞう)
作家名:ナルコ / Narco

画像65

画像66

画像67

画像68

作家のナルコさんもいらっしゃって、お話しさせていただきましたが、この難しい題材に果敢に挑んでいくことだけでも、作家さんはやっぱり凄い、と思い知らされました。
蒋介石像をモチーフとした立像は、その立ち姿の存在感も凄いですが、台座に細工がしてあって、震えます。

阿佐ヶ谷駅着:~20:15

今回のルートで歩いた距離:14.3km(iPhone調べ)


最後まで観ていただき有難うございました。
観てみたい作品はありましたか?興味のある作家さんはいましたか?
もしそう思ったのなら、ギャラリーにいこう!!


ギャラリーの皆様へ
noteでのご紹介にあたり、了承くださいましたこと有難うございました。
引き続きよろしくお願いいたします。


この記事が参加している募集

習慣にしていること

私のイチオシ

気に入っていただけてサポートいただけたら嬉しいです。 いただいたサポートはギャラリーに行く交通費に使わせていただきます。