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【集客】会社の見せ方は意識してますか?

商売において、お客様との接点になる看板や広告、ホームページにいたるまで、どんなふうに見えているか意識すると顧客層は変わる、という話

商売をしていると会社には「こんなお客様が来てほしいな」という理想があると思う。

もしも現状で、やりたくない仕事や面倒なお客様の対応に追われているなら会社の見せ方を工夫する必要があるのだ。



お客様は会社が表現しているあらゆる接点を認識してお問い合わせをしてきているゆえ、招かれざるお客様であってもそれは会社側の責任。

その場合、会社の看板や広告、ホームページなど、こちらが意図して発信している情報を理想的なお客様へ向けて作り込むことが重要で、そこを意識せず表現をしてしまうから大変な状況を招いてしまうのだ。



よくあるケースが、同業他社のマネをして「こんなことができます」「この商品を売っています」といったような提供するものだけをアピールした表現。

表現自体にウソはないし、それらを提供して商売しているには違いない。

だが、そのもっと奥にはそれらの提供物を「本当はそれをこんな人に買って欲しい」というホンネがあるのではないだろうか?



売れるものを多くの人に買って欲しい、というのもホンネだと思うが、それが面倒な相手や本当はやりたくない仕事なども含まれているとしたら、お客様が殺到してもツライ部分も増えてくる。

嫌なことだって仕事だから、とあきらめていたり、お客様を選ぶなんて失礼、という感覚は本心から思うことなのだろうか?



同じ商売でも、理想的なお客様に囲まれて、自社の価値を評価されながら儲かる方がいいと思うのはわたしだけではないはず。

現状は過去の蓄積であり、今の表現方法がそうさせているのだとしたら変える必要があると思うのだ。



まずは「理想のお客様」を想像してみよう。

どんなお客様で、それはどこにいるのか?何を好んで、そしてどう解消してもらいたいと考えているだろうか?

それを書き出して、自社の今の表現と照らし合わせて整理してみるとかなりのギャップがあることに気がつくだろう。



いきなり表現のすべてを変えることはむずかしくても、一番お客様との接点となっている媒体をいじってみるのはできると思うのだ。

理想の相手はどんな人か?それを明確に想像することからはじめれば、まずは一歩前進となるだろう。

誰に対して表現するかで、商売の中身は大きく変わる


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