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【歯抜け】見た目が与える印象で自分の3割増しを目指す

身なりを整えることで、自分の印象を少しグレードアップさせる。誠実さや親近感などのイメージはある程度作り込める、という話

昨日の夕方、今年から通い始めた歯科クリニックにて下の前歯を1本抜いた。

歯並びを整える矯正歯科の一環なのだが、前歯が1本抜けた顔はなんとも間抜けである。これから矯正器具を装着し半年程度かけて歯並びをそろえていくのだが、マスクをしていても違和感のない時期でよかったと心底安堵している。



歯の矯正が終わったら最後の仕上げとして軽いホワイトニングを予定している。有名人のように笑顔や表情を商売道具としているわけではないが、それでも見た目が影響するのはどの職種も同じと捉えているのだ。

偏見かもしれないが、身だしなみが整っていない相手と仕事で関わるのは少しばかりの不安を感じる。人によって関心を持つ部分は違えど説得力や姿勢に影響を及ぼすと思うのはわたしだけではないと思うのだ。



これはド偏見だが、わたしのいる建設業においては、立場によっては見た目の印象に特段意識をむけない方々が多く、作業をする職人などは歯がない人もチラホラだし、スーツを着た立場の人でもわりとゆるい基準の身だしなみの方が多いように感じる。

であるからこそ、少しこぎれいにするだけでまわりより印象を良くすることが可能で、これに話し言葉やメールの文面なども意識すれば頭一つ抜きんでることは間違いないのだ。



同業者から流れてきた仕事で、後々お客様から「○○社は対応がぶっきらぼうで見た目も怖かった」という話を聞いたことがある。こういった例は珍しいことではなく、業界のレベルを考えればそれが当たり前の基準というのが現実である。

わたしの場合、今の仕事において特別なスキルも持ち合わせていないことから、印象を整えるということを意識したに過ぎないが、意識してからは3割程度は自分を盛れているという感覚であり、本当はそんなできた人間ではないのだが、お客様が良い印象を持ってくれるのであれば、それはありがたく受け入れるとしよう、という気持ちに変わった。



そしてもうひとつの効用として、3割増しの自分を作り上げると、本来の自分がそこに合わせにかかるという現象が起こる。意識をすることで、自分の持つ理想を勝手に演じるようになり、結果としてそれが板につくということなのだろう。

わたしの学生時代を知る人からしたら今のわたしは詐欺師なみの仮の姿に見えるかもしれない。本当のわたしは今鏡に映っている前歯の無い顔がお似合いだからだ。

意識をするから自身の姿勢があとからついてくる。自分を少し高く見積もった振舞いを身に着けるべし


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