見出し画像

『おかえりなさい』からはじまる第2回。【第2回中学生夢ゼミレポート】

6月17日(月)と21日(金)に、第2回の中学生夢ゼミがありました。
顔をあわせるのも2回目ということもあり、心なしか参加している中学生の表情も柔らかに感じます。

2回目は、『おかえりなさい』からスタート。関係づくり⇒越境する⇒共創するという3つのステップで学んでいく中学生夢ゼミ。オンラインではありますが、参加してくれる生徒にとって、学校でも家でもないもうひとつの居場所に中学生夢ゼミがなるといいなという願いもあって、『おかえりなさい』と伝えました。参加している中学生も自然に受け入れてくれて、2回目にして「おかえり」「ただいま」と言える関係ができつつあることが嬉しくなりました。

月曜コースの一場面

テーマは、仲間のことを知る


2回目のメインテーマは「仲間のことを知る」。初回は「記憶に残るとっておきの自己紹介」ということで、自分のことを伝える、知ってもらうことにチャレンジしたので、今回は、これから1年間一緒に学んでいく仲間を知ることに挑戦です。

いきなりインタビューするのは難しいので、まずはみんなで「しつもんの練習」。Aさんが思い浮かべているものを、残りの2人が質問しながら当てるゲームにチャレンジです。

3人グループで、問題を出す人としつもんする人を交代しながら、8分間でいくつ正解できるかにチャレンジしたのですが、このゲーム、意外と難しくて、スタッフチームはひとつも正解にたどりつくことができませんでした。

最初のチャレンジで一番多く正解したチームの正解数は2個。早速、チームごとに情報交換です。

  • とにかくしつもんの数で勝負!!

  • 最初に色や形をしつもんして、少しずつ絞っていくと当てやすい

  • 「何科の動物ですか?」って聴かれて、ウサギが何科か調べた

などなど、各チームいろいろ工夫があった様子。
情報交換をもとに2回目のチャレンジでは、全チーム正解数が増えて、なんと一番多いチームは5個も正解することができました。参加者同士で工夫しながらよりよい結果に結びつける、小さな共創と言えるかもしれません。

いよいよメインのインタビュー


ウオーミングアップも終わり、いよいよ仲間のことを知るインタビューの時間です。今回のインタビューテーマは次の3つのうちから、インタビューを受ける人が選びます。

  1. 私の好きなもの(こと)

  2. 私が行ってみたい場所

  3. 私の特技

ブレイクアウトルームでインタビューをしたあとは、インタビューした人のことをみんなに紹介。

「あたらしい発見が好きなのでよく観察しているそう。最近観察したのは部活のサーブの仕方」
「ジャンベという楽器は、リズムがずれやすいけど、リズムがピタって合うことがあって、スッキリするんだよって教えてくれました」
「帽子(体育の赤白帽)を使わない中学校があることを知って驚いた」
「特技はルービックキューブらしい」
「みんなの方言が可愛すぎた💓」

それぞれのルームで、いろいろな話題に触れながら、お互いのことを知りあう時間になったようです。ブレイクアウトルームから戻ってくるときの参加者の表情も、どんどん柔らかくなっていきます。

金曜コースの一場面

あっという間に21時30分


そうこうしている間に、今回もあっという間に90分が過ぎ去って終了の時間が近づいてきました。「どんな気づき、学び、発見がありましたか?」という問いに対する答えをチャットに記入してもらいます。

「全員好きなことや行ってみたいところなど、似てるところもあるけど全然違うことが好きで新しい発見があった!」

「質問のしかたによって相手に与える印象が変わるのにきづけました!」


「元から人と話すのが苦手だったけれど、(同じグループの)二人のおかげで話せるようになったので二人に感謝をしています」

「みんな好きなことがたくさんあって素敵だなって思いました!」

「お互いの好きなこととか行ってみたい所とかから繋がって会話が弾んですごくたのしかったです!」

「人のことを人に紹介するのが面白かった。その人の好きなこと知れて新鮮だし、自分のこと紹介して貰うのも人から見た自分がわかって面白かった」

「推しがいるだけで幸せになるのは共感の嵐」

などなど、2回目もいろいろな気づきや学びがあったことが感じられて嬉しくなりました。次回7月はどんな姿が見られるのか、今から楽しみです。

(この記事を書いた人:竹内俊博)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?