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石垣島から早稲田を目指した合格体験記

こんばんは、OPE新メンバーのさわです!

今日は「早稲田に指定校推薦で合格した話」をシェアします。最後まで読んでもらえると嬉しいです🌺

〜目次〜
①プロフィール
②現在の進路先の決め手(きっかけや理由など)
③高校時代・受験生時代
④大学進学を目指すみんなに伝えたいこと

① プロフィール
 石垣島の八重山高校出身の島尻さわです。早稲田大学人間科学部人間環境科学科に所属しています。指定校推薦で入学しました。


② 現在の進路先の決め手(きっかけや理由など)
 私は高校生になり進路について考えた時、具体的にどんなことを学びたいかが分かっていなかったため、学びたいことがあるからここの大学!というよりも大学がある場所やどのような環境で学べるか、またどんな人がその大学に集まるのかを想像しながら決めることから始めました。幼い頃から小さな島で育ったことも影響していて、物心ついた頃から大学は関東に行くことを心に決めていたため、関東の大学を前提に考えました。その時に、真っ先に浮かんできた大学が早稲田大学でした。高校2年生の時に初めて早稲田大学に足を運んだ時に、この大学に通いたい!!と強く思ったことが早稲田大学を目指したきっかけです。他にも、早稲田の自由な雰囲気や国際交流や留学制度が充実していて多様な人と関わる機会が多くあること、様々な分野の授業を受講できるなど学問の幅が広く自由度が高いことに惹かれました。早稲田大学以外にも気になった大学がありいくつか訪れたのですが、抱いていたイメージと実際に行った印象が変わったので、気になる大学があれば実際に雰囲気を体感することをお勧めします。また、現在専攻している学部を選んだ理由は、文系・理系のどちらの分野も学ぶことができ、幅広い学問の中から自分が更に学びを深めたい分野を選択できることが魅力的だったからです。もし、進路選択の際に具体的に学びたいことが決まっていないという方は学問の自由度が高い大学を調べたり、どんな環境で学びたいかなどを考えたりすることから始めると良いと思います!


③ 高校時代
・課外活動のお話
 高校時代、学校の勉強だけでなく様々な活動に取り組んでみたい!と思っていたため、興味を持ったことはやってみる、という気持ちで色々なことを経験しました。高校1年生の時は、県の短期留学プログラムに参加したり、石垣市主催の地方創生のプロジェクト(Chura☆I)メンバーとして活動を始めました。この活動では、地元の高校生が島の観光について考え、高校生の視点で取り組めることはないかを考えて企画を提案・実践するなどをしていて、高校3年生の時まで活動していました。高校2年生の時には、国境や世代を超えた多様な人との出会いと交流することで学びを深めることを目的としたサマースクール(HLAB)に参加しました。これをきっかけに長期留学に行きたいと思い、高校3年生の時にカナダのマニトバ州に10ヶ月間の留学をしました。帰国後は、指定校推薦で合格が早い時期に決まったこともあり、その後は高校でSDGsに関連した活動を行なったりしていました。一つ一つ話すととても長くなるので、もし興味があれば気軽に聞いてくれると嬉しいです!課外活動をやっていて良かったと思うことは、今勉強していることが社会でこんな風に役に立つんだ!と勉強する意味について実感することができたり、他の誰かと協働して何かを達成することの楽しさや難しさを体感できたりと、普段の学校生活では学べないことに出会えたことだと思います。また、人との出会いも多くあり、自分自身のコミュニティや視野が広がったことです。私が現在、OPEメンバーとして活動している背景にもこの経験が大きく関わっています。今、高校時代を振り返っても、様々なことを経験できたことはとても貴重なものであると感じています。

・指定校推薦のお話
 私は留学から7月に帰国し受験生になり、受験方法は推薦またはAO入試を受け、それが全部ダメだった時は一般受験に切り替えようと決め、受験対策を始めました。はじめは、指定校推薦ではなくAO入試を受ける予定だったので、7月以降は志望理由書の書き方を練習したり入試情報を集め分析したり、英語資格が必須だったため英語に力を入れて勉強をしたりしていました。しかし、夏休み中盤ごろに、志望学部が変わり指定校推薦を受けることに決めました。そこで行なった対策は、自分をアピールできる部分を書き出し、担任の先生に自分のことを詳しく知ってもらうことです。指定校推薦では、これまでの成績に加えて、自分の良さを伝え応援してもらうことが大事だと思います。私の担任の先生は、7月に会った時に初めて私のことを認識したこともあり、私のことを全く知らない状態でした。そのため、まずは先生に自分がこれまでやってきたことやアピールできるポイントを知ってもらうために、書類を作りそれを眺めながら一緒にお話をする機会を作ってもらったりしました。言い換えると、猛烈にラブレターを送りつけ読んでもらっている感じでした。そのラブレター効果もあり、指定校推薦で受験する資格を得ることができました!


④ 頑張っていたら良かったこと、モチベーションのあげ方
 ここでは、大学生になって頑張っていたら良かったなと思ったことと、受験時のモチベーションのあげ方についてお話します。まず、後悔していることは推薦合格が決まってから卒業するまでの間の過ごし方です。その期間は、大学に入っても遅れを取らないように勉強しようと決め、英語や数学に力を入れて勉強をしていました。その際に、「〇〇までにこの資格を取ろう!」など具体的な目標を決めて勉強すべきであったと後悔しています。というのも、大学に入った時の履修登録時に、英語の資格を持っていれば授業を受けることを免除されたり、自動的に良い評価をもらえたりするなどの制度があったことを知ったからです。推薦で早く合格が決まっていたにも関わらず、大学の授業制度について調べなかったことを後悔しています。もし、早い段階で進学する大学が決まっていたら、卒業するまでに大学情報を集め目標を立てて何かに取り組むことをお勧めします!
 次に、モチベーションのあげ方を紹介します。勉強をずっと続けていたり、志望理由書を書いてばかりしていると煮詰まってきて、やる気がなくなってしまう時があります。その時は、一旦休憩を入れて、リセットする時間を作っていました。例えば、お家の周りを散歩したり、お風呂に入ったり、軽い運動をするなどです。全く違うことをすることで、リラックスでき、思いつかなかったアイデアなどが浮かび上がってくるので効果的です。あとは、自分のいる環境を変えることもお勧めです。雑音がない部屋にいたときは、あえて家族の会話が聞こえる場所やカフェで行なったり、逆に音がない環境でしたり、集中できる音楽をbgm流したりして気持ちを切り替えていました。


⑤ 高校生へメッセージ
 高校生の時はとにかく自分が興味を持ったこと、学びたいと思ったことに触れてほしいです。その中で、自分が学びたいことを見つけることができたり、勉強する楽しさを体感したり、自分の価値観に気づいたりなど様々な発見ができると思います。このような体験があることで、受験の時に上手くいかなかったり辛い時期があったとしても、乗り越えられると思います!
 最後に、受験時に限らないのですが自分を奮い立たせることのできるお守りを紹介します。私は「言葉のお守りノート」と呼んでいて、高校の時の私の大好きな先生が「人生に残る言葉を残して」と伝えながらプレゼントしてくれたものです。このノートには、本から引用して自分が気に入った言葉や誰かがかけてくれた言葉でとても励まされた言葉などを書き留めています。元気がなくなったときややる気を出したい時に見ると頑張ろう!!という気持ちになれるのでおすすめです。最後まで読んでくれてありがとうございました!皆さんのことをいつでも応援しています🌸




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