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2018年4月の記事一覧
蒲田健の収録後記:文月悠光さん
臆病だけれどもそれだけではなくなった
文月悠光さんの最新刊「臆病な詩人、街へ出る。」
史上最年少で中原中也賞を受賞した女子高校生は、年を経てやがて大学生になり
卒業した。
華々しいデビュー以来、周りの期待に応えなければというプレッシャーの中、
彼女は色々なことに対し臆病になり、一歩踏み出せない状態となる。
そんな中、編集者との話で、一歩踏み出せないことに対する挑戦をエッセイとして
連
蒲田健の収録後記:大澤真幸さん
ウルトラマン≒日米安保条約
大澤真幸さんの最新刊「サブカルの想像力は資本主義を超えるか」
早稲田大学の人気講義の書籍化。
ITデバイスの急速な普及により、現代社会に暮らす特に若者たちは身の周りの
物理的にとても狭い範囲で生活が完結しかけている。一方でグローバルレベルでの
世界へのアクセスも希求している。この二つの欲望の中に引き裂かれている。
転換点の源流は、資本主義vs社会主義の構図が