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【社内イベントレポート】社員旅行でガジェログのビジョンを話しました。

こんにちは、ガジェログ代表の松田です😎
少し前のことですが、昨年の社員旅行で、「ガジェログVISION2030」について話しました。それはガジェログの中期目標の発表でもあったので、ここで紹介します✌🏻
弊社では、四半期ごとに全社員が集まり、今期の振り返りと来期の戦略について報告会を行います。通常は社内で行うのですが、昨年は社員旅行で報告会を行うことになったため、2030年までの約7年間にわたる中長期ビジョン「ガジェログVISION2030」を発表しました。


ガジェログの成長戦略イメージ

全社員でクレドの作成

2022年に、ガジェログは企業の方針を見直すため、CI(Corporate Identity)の再検討を行い、企業の理念を再確認しました。その一環として、全社員が参加し、クレド(行動規範)を新たに作り直しました。クレドの作成は全社員が参加し、一人一人、自分自身が心掛ける行動を紙に書いて壁に掲示し、どの行動を最終的に採用するのかを多数決(かなり民主的なやり方)で決めました。

企業理念
企業の存在意義や価値、目的などを定義
抽象的な表現でOK
・創業者(メンバー)の想い
・決めたら変更しない
クレド
従業員が心がける信条や行動指針を定義
具体的な表現にする
・時代に応じて変更する

作成したクレドカード

社員旅行で戦略報告会

ガジェログは従業員数が30人弱と少数なため、社員旅行は毎年海外や沖縄などに行っていました。しかしコロナ禍の影響で旅行が難しいかったため、昨年は2年ぶりの社員旅行として、海外ではなく国内の伊豆の稲取へのバス旅行となりました。
副社長の小玉が稲取銀水荘の女将と知り合いだったため、そちらに宿泊させていただきました。
銀水荘さんの配慮でステージ付きの宴会場(多目的会場 桃山)と会議室を借りることができたので、期末の戦略報告会を社員旅行で行うことにしました。

東伊豆 稲取温泉の旅館『稲取銀水荘』
会場の様子

メイン事業を何にするのか?

ガジェログはこれまでに、WEBデザインをメイン事業として展開してきましたが、私自身がプログラマー出身であることもあり、システム関連の案件相談(例:ECサイトや業務システム)が非常に多く寄せられます。こうした案件では、「デザイン」よりも「正常な動作」が重視されることが多いのですが、実は、「正常な動作」するための「デザイン」が何より大事です。
これまでの案件を整理すると、私たちの得意分野は「デザインの見た目の部分」ではなく、「ユーザビリティ」や「ユーザ体験」にあります。つまり、カッコいいデザインやバランスの良さよりも、情報がわかりやすく伝わり、使いやすいサイトやアプリを提供することが強みです。

コミュニケーションデザイン事業

Vision2030では、メイン事業を「コミュニケーションデザイン事業」として、伝わるデザインを構築していこいうと発表しました。
特に注力していきたいのは、下記の3つです。

  • 業務システムの管理画面のUI改善

  • サービス画面のUIデザイン

  • IoTデバイスによる監視画面

少し前の業務システムの画面は、エンジニアだけで作成されていることが多いため、動作が優先されることが多く、使いやすさよりも機能性が重視されています。そのため、最初に使う人は説明を受けないと動作させることができません。
コミュニケーションデザインのコミュニケーションは「人と人の間で情報、意識などが共通のものになるために必要なこと」と定義し、デザインは「問題を解決すること」と定義しました。
私たちが作成していくものは、「相手に伝えるもの」ではなく、「相手に伝わるもの」にしていきたいです。

人の心を動かす

自分が作ったデザインで「人の心を動かす」ことができないなら、そのデザインはデザイナー自身の単なる自己満足であって、意味がないとよく話します。人の心を動かすとは、デザインを見た人が具体的な行動を起こすことを指しています。例えば、「購入する」「登録する」「特定の場所を訪れる」「他の人に共有したくなる」などです。
デザインする上で大切なのは、見栄えを良くすることではなく、人々(特定のターゲット)に何かをするよう促すことです。デザインには必ず人々に行動を起こさせる目的があります。その目的を認識することが肝心です。
ホームページのリニューアルデザインを担当する際、時々、見た目の改善ばかりにフォーカスして、実際の目的をヒアリングせずに提案してしまうことがあります。しかし、リニューアルの目的は単にデザインの改善だけではありません。例えば、求人数を増やしたいという目標がある場合、その目標を無視してしまうと、後でトラブルが生じる可能性があります。

1.課題の洗い出し(ユーザインタビュー・アンケート)と共有
2.目標の設定
3.デザイン設計・プロトタイプ制作
4.デザイン改善のPDCA

ガジェログのUX/UIの進め方

まとめ:Vision2030

ガジェログは企業理念だけ存在していましたが、中期計画を立てる上で改めて企業理念を見つめ直すとビジョンや経営計画が明確になってきます。こういったビジョンの共有みたいなことは、たまにはやるべきだなと思いました。

おまけ:素晴らしい稲取銀水荘

海外でなくても十分に堪能でき、充実できた社員旅行になりました。
特に銀水荘の6階にある「ラウンジ 濤の音」という所が、1日中無料で利用できて、時間によってはビール飲み放題とか、カクテル飲み放題、スイーツ食べ放題などがあってびっくりでした。

銀水荘さんのホームページはこちら

特にすごかったラウンジ 濤の音

ぜひ、行ってみてください。

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