どうして感染者数世界一になったのか?
カレル・ヴァン・ウォルフレンというオランダのジャーナリストであり社会学者をご存知でしょうか?
日本という国を一つのシステムとして捉え、あたかもCTで透視するかのように日本社会を冷徹に分析した『日本 権力構造の謎』で有名です。
私は、今から30年ほど前にはじめて読みました。
日本異質論の代表作です。
彼の分析は、現在読んでも少しも古びていません。
30年前の分析が今でも適用できるということは、日本という国がこの30年間停滞したままで時間が過ぎているのを示していると思います。
同著の最終章のタイトルは、世界にあって世界に属さずでした。
この2年間のコロナ騒ぎで改めて思います。
日本という国は世界にあって世界に属さない国であることを。
第7波到来で、メディアが連日騒いでいます。感染者数の増加をテレビニュースで煽っています。ただそれだけです。なぜ、世界一になったのかは、テレビを見ているだけでは絶対にわからないでしょう。
そこで、今の状況を、吉岡秀人氏と江部康二氏の見解を参考に、私なりに考えてみました。
まず、吉岡氏の指摘から言えることを。
日本は、ワクチン接種率が非常に高く、マクス着用率も世界一でしょう。
しかし、感染爆発がまた発生。
シンプルに考えて、感染対策としてのワクチン・マスクは、何の役にも立たない。
つまり、
① ワクチン接種は、感染を押さえない
② マスク効果は、期待できない
という結論になりませんか?
中学生でもわかる理屈です。
他の国の状況は、現在どうでしょうか。ワクチン接種率という観点で、データ比較をしました。江部氏のブログ記事からの抽出です。(注:以下の新規感染者とは、人口100万人あたりの感染者数)
ワ ク チ ン 接 種 率 の 極 め て 低 い 国
〇 パプアニューギニア 接種率 3.1% ⇒ 新規感染者数 0.2人
〇 コンゴ民主共和国 接種率 2.5% ⇒ 新規感染者数 0.4人
〇 ハイチ 接種率 1.4% ⇒ 新規感染者数 1.5人
ワ ク チ ン 接 種 率 の 極 め て 高 い 国
〇 シンガポール 接種率 87.95% ⇒ 新規感染者数 1599.4人 〇 オーストラリア 接種率 84.6% ⇒ 新規感染者数 1780.4人〇 ニュージーランド 接種率 81.2% ⇒ 新規感染者数 1132.8人
そして、日本。
接種率 80.9% ⇒ 新規感染者数 1414.6人
世界一のコロナ感染国になってしまいました。
これらの事実より江部氏は、
① 新型コロナワクチンは、コロナ感染を予防する効果がないことは明白
② ワクチン接種率が高い国は、低い国より、はるかに新規感染者数が多い
⇒ ワクチンが感染予防に無効
⇒ 逆に、新規感染者数を増やしている可能性
⇒ すなわち、新型コロナワクチンが身体に本来備わっている『自然免疫力』を妨げている可能性がある
としています。
医者の言うことを、私は今回の事態で全く信用しなくなりました。しかし、論理的に考えれば、吉岡・江部医師の見解は妥当だと思います。
これに対して、ワクチン接種をメディアでさんざん煽ってきた忽那某の言い草です。女性セブンではないですが、彼は正気なのでしょうか。こういう人間のもっともらしい話を信じる人は、もういないと思うのですが。
結論として、
これまでの対策は無効。間違いです。
現行の対策をすぐに撤回すべきです。
現状維持のまま突き進めば、さらなる地獄が待っているのは明白です。
しかし、世界の流れとは逆行して、日本人はエンドレスにマスクをつけて、ワクチン接種をする可能性が極めて高いと思います。
悲観的ですが、日本滅亡は目の前にあります。
後世の歴史家は、
「日本という国は世界にあって世界に属していなかった特殊な国」、
「日本人は自分の頭で考えるのを放棄して、自滅した人々」
であったという評価を下すのは間違いないでしょう。
追加 その1 2022/8/11
4回目のコロナワクチン接種には命の危険があるので絶対に打たないようにしてください
と警鐘を鳴らしている医師もいます。また、デンマークでは、18歳以下の人はワクチン接種を停止するとの通知を出しました。
ご参考までに。
8/15 追記 その2
マスク=日本の民族衣装になったみたいですね。
2022/12/10 追記 その3
カレル・ヴァン・ウォルフレン氏について興味深い記事を見つけました。
ウォルフレン氏の主張を、毎日新聞の記者は荒唐無稽な「陰謀論」にしか聞こえない、と切り捨てています。
しかし、本当は危険ではないのに人為的に恐怖の風潮が作られている、とのウォルフレン氏の見解が正解でした。
日本の既存メディアは、3年近くコロナへの恐怖を人為的に煽り立て、ワクチン接種へ日本人を誘導させました。
超過死亡の急増やワクチン後遺症で苦しむ人の実態を、2022年12月現在でも報道しない日本の新聞とテレビ。
今回のコロナ騒動で見せた彼らの相変わらずの凶悪さは、世界でも例がないでしょう。
世界中に拡散されている福島雅典氏の見解を、毎日新聞をはじめ既存メディアは黙殺していることからもそのひどさは伺えます。
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