是さん

隠れ里の住人です。 常識を疑い、善・真・美を求めて、旅をしています。 日本社会と日本人…

是さん

隠れ里の住人です。 常識を疑い、善・真・美を求めて、旅をしています。 日本社会と日本人に青空が来るように、自分ができることをやっています。

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    これまでの読書体験などから私に強い影響や感動を与えた先人たちの言葉を紹介しています。ありきたりな名言・名句集とは違う方向性を目指しています。

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日本は賤民資本主義

ドイツの社会学者マックス=ウェーバー著『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』という本がある。 主な内容は、近代資本主義が、西ヨーロッパでなぜ成立したのか。 そして、近代資本主義が成立する条件とは、何であったのかを考察したものだ。 高校の世界史や倫理で、取り上げられているので、記憶している人もいるだろう。 『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』の中で、ウェーバーは、近代資本主義と対極にある資本主義を賤民資本主義と呼んでいる。 ウェーバーは、賤民資本主義の特

    • 日本人、お前らが一番ヤバいんだよ

      日本はどうしてこんな国になってしまったのか? 理由をたくさん書いてきた。 脱却するにはどうすればよいのかも書いた。 なせこうなったのか。 結局のところ、 日本人、 お前らが一番ヤバいからだ。 政治家が悪い、官僚が悪い、マスメディアが悪い、在日が悪い、ネトウヨが悪いと文句ばかり言って、何でも人のせいにしたがる日本人。 ヤバすぎる他責思考です。 そして、ヤバすぎな同質性。 思い出してください。 マスクゾンビのキモイ様子を見ても、何とも思わず、マスクはパンツだなんてバカな言葉を、

      • 人生は絶望と希望の繰り返し

        シェディングとバカバカしい仕事に振り回され、疲れ果てていた。 丸谷元人さんの高校講演会記録を読んで、再度奮起しようと決めた。 今の日本に絶望を感じている高校生がいたのを知ったからだ。 丸谷さんと生徒とのやり取りの中で、重要かつ印象的な箇所があった。 まずは丸谷さんの投稿をじっくり読んで欲しい。 これくらいの長文に拒絶反応を示すようでは、今を真剣に生き、悩んでいる子どもたちに失礼だと思う。 情報分析の要諦を丸谷さんは、端的に話している。 >「こうやって皆さんの前で話をする私(

        • うつみさとる氏の真っ当すぎる現状認識

          東京都知事選挙。 立候補者のなかに、うつみさとるという名前を見つけた。 調べると、ネットや書籍で医学に対して、激烈な批判を繰り返してきた内海聡医師だった。 例の遺伝子製剤についても、警告をもちろん発していた。 内海氏の主張に対しては、既存の枠組みでしか判断できない日本人から、激しい批判や感情的な反発、侮蔑を呼び起こした。 うなずける批判もあった。 障害者の子どもを持つ親に対して、理不尽すぎる暴言を行った前科が内海氏にはある。 それでも、嘘を100回言えば真実になるを実践

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          朝の一言

          天皇や皇室へ皮肉めいた言葉や厳しい批判をすると、不敬とか危険思想の持ち主、共産党シンパだとして攻撃をする連中が必ず登場する。 天皇批判の文章をたくさんここに書いてきた。 右寄りの方から一度私は嘲笑されたことがある。 自分たちの皇室崇拝に疑問を持つ人に対して、攻撃的になる彼らの姿は、右寄りの人たちが一番嫌う共産主義者の教条的な態度とそっくりだ。 ひとつ断っておく。 共産党やリベラル系の人々は、私がこの世の中で最も忌避する人種だ。 例えば、ワクチン接種のため奥様を亡くされ、現在遺

          朝の一言

          新型コロナというテロリズム

          天皇夫妻がイギリスを訪れている。 海外を訪問すると、この夫婦はいつもマスクを外している。 論理的一貫性は皆無。 その場その場の空気でやることがころころ変わるお二人。 典型的な日本人だ。 雅子さんは、徳仁さんと結婚する前、外交官の卵だった。 英語はもちろん堪能。 スマホやパソコンで、海外の英字新聞や動画の英語ニュースサイトに、雅子さんは日常的に接していると思う。 最近、アメリカのコロナ対策の元締めであったアンソニー・ファウチが、アメリカ議会に召喚され、ソーシャルディスタンスや

          新型コロナというテロリズム

          情報を見抜く知恵

          仕事が最近忙しすぎる。 60歳も目前。 社畜のまま終わりたくない。 すぐに辞めたい。 残りの人生、自分の好きなことだけを、私はやりたい。 間違いや失敗は数多くあったけど、後悔はないといいながら、死に臨みたい。 だが、そうは問屋が卸さないのが、この世の習いだ。 4月と5月、仕事のため那覇に行ってきた。 観光ではありません。 暑い暑い沖縄でも、おじいちゃんやおばあちゃんは、マスクをしている人が結構いましたよ。 我が目を疑いました。 かりゆし姿でマスクを着用している担当者とタイトな

          情報を見抜く知恵

          陰謀論者で結構ですよ

          新年になってから多忙の毎日が続いた。 投稿する文章を書く暇がなかった。 仕事上の付き合いがある人から、「あなたは今はやりの陰謀論者だね」と笑われてしまったことが、この間あった。 最近自分の周りで体調不良の人が多くて、と彼が話したので、ワクチンのせいではないかと私が言った際の反応だ。 私は冗談めかして「陰謀論者で結構ですよ。私から言わせれば、政府やテレビの言うことを今でも信じている人が、よっぽどどうかしていると思いますがね」と切り返した。 怒りに彼の表情が変わったので、大谷翔平

          陰謀論者で結構ですよ

          お天道様は見ている

          関東に移住して、1年ぶりの冬。 朝晩の冷え込みがちょっときついが、昼間は暖かい。 北海道では10月下旬から11月中旬の気候である。 冬の生活がこんなに楽だったとは。 しかし、能登半島地震で被災され、雪と寒さのため塗炭の苦しみを味わっている能登の人々を思うと、お気楽な正月気分は吹き飛んでしまった。 SNSなどで地震に対する日本人の反応を見た。 先に結論を言おう。 前々から言ってきたが、日本社会や日本人は滅ぶべくして滅ぶ。 今この瞬間に苦しんでいる能登のみなさんそっちのけで、あ

          お天道様は見ている

          義人はいない。ひとりもいない

          テレビを捨てて3か月。 何の不自由もなし。 昼間のワイドショーはもちろん、ゴールデンタイムのバラエティー番組、学芸会ドラマは、10年以上見てなかった。 ただ、天気予報を朝夕見る習慣があった。 その後、情報番組やニュースをチラッと見ていた。 キャスターやアナウンサーが、フェイクニュースを読み、中継を見ながらワイプ越しにあざとい顔芸を披露していた。 仕事だからとニュースキャスターやアナウンサーを大目に見る人がいる。 見た目でいい人そうな人間ほど悪人だ。 次の動画を見よ。 怒りの感

          義人はいない。ひとりもいない

          なぜ、勉強するのか?

          威風堂々とは、 態度や雰囲気に威厳が満ちあふれて立派な様子を意味する語。 ぱっと見、どこかの予備校の宣伝ビラかと思った。 製作者は、進路指導の教師なのだろうか、委託先の業者だろうか? 時代を見る眼が全くない。 滅亡を向かえた日本社会で、東大や京大、医学部に威風堂々と進学したところで、若い世代に未来はない。 それより、例えば、ウチの学校では「ロシアや中国の大学に生徒がたくさん進学しています」、「海外で起業・成功した卒業生がいる」とアピールすれば、真に個性的で魅力的な学校である

          なぜ、勉強するのか?

          三島由紀夫とGACKTーわかっている人はわかっていたー

          1カ月に一度コインランドリーに行く。 自宅にある小型の全自動洗濯機では洗濯できない大きな毛布やシーツを洗う。 1回900円の出費。 自分の身の回りを清潔に保つための必要経費だ。 先日の早朝に行くと、二人のおじいちゃんが店内にいた。 顔見知りなのだろう。 会話が弾んでいた。 両方とも顎マスク。 内科、整形外科、皮膚科、耳鼻科と 4つの病院に今通院しているんだ、と一方のおじいちゃんが話し、今日は病院 2つ行かなきゃいけないって嘆いていた。 もう一人のおじいちゃんは、それを聞いて、

          三島由紀夫とGACKTーわかっている人はわかっていたー

          天井のない監獄

          イスラエルによるパレスチナ人大量殺戮。 連日投稿されている子どもの惨たらしい映像に目を背けたくなる。 しかし、逃げるわけにはいかない。 レイシズムに取り憑かれた大人の犠牲となった子どもの姿を、しっかり記憶し、誰かに伝えていかなくてはと思う。 それが彼らと同時代を生きる私の責務だ。 そして、人間の狂気も。 ハマスが仕掛けたのだから、どっちもどっちだと屁理屈をこねくり回す時は過ぎた。 シオニストという悪魔が人を殺すことに躊躇なく、パレスチナ民族浄化を実行しているという現実に向か

          天井のない監獄

          増税メガネと批判している人たちへ

          面白い風刺画を見つけました。 岸田氏を増税メガネ、増税クソメガネと揶揄しているみなさんにお聞きしたいことがあります。 コロナ騒動の時、PCR検査を徹底的にやれとか給付金をもっと出せとか、オリンピック開催よりワクチン接種を早くやれ、とみなさんヒステリックに騒いでいましたよね? 私も間違っていたので批判できる資格はないのですが、#PCR検査と治療薬の公費負担を求めます、と今でも能天気に言っている人たちがいて、びっくりしました。 さて、過剰なコロナ対策の結果、どうなったのか?

          増税メガネと批判している人たちへ

          孤独の中の神の祝福

          関東に9月下旬引っ越した。 バタバタして、投稿できなかった。 北海道の寒さから解放され、気分はよい。 雪かきと関係のない人間になれた。 移住して、気がついたことをいくつか。 関東は地域によってマスク着用率に違いがある。 湘南(辻堂・茅ヶ崎)は、マスクをつけている人がとても少ない。 しかし、私が住み始めた根岸線界隈は、北海道の田舎町と同じようにマスクをつけている方が主流だ。 それから、電車に乗っていると、きつい香害で鼻の奥が詰まった感じになる。 きつい香害を発する人は若い女性だ

          孤独の中の神の祝福

          反逆しない奴隷は憐みを受けるのに値しない

          8月に入った。 おなじみの年中行事が、今年もまた繰り返されている。 戦争の記憶を忘れてはならないとの美名の下に、空襲や戦闘で家族を失った者の痛みというセンチメンタルな物語が、日本メディアでいつも登場する。 昭和からずっと同じだ。 戦争の悲惨さ → 戦争はまっぴらごめん → 平和を守ろう というワンパターンな図式が繰り返される。 日本人が戦争の加害者であったという事実、無益な戦争を引きおこした当時の為政者の責任追及、大本営発表ばかりたった日本メディアの問題という視点が、そこから

          反逆しない奴隷は憐みを受けるのに値しない