喜びの手紙〜ピリピ人への手紙 1章
1.主の喜びはパウロの喜び
ひとりのクリスチャンが起こされることはパウロにとって迫害に勝る大きな喜びだっただろう。
ユダヤ人たちは伝道たちに語らせたくなかった。当時、福音を妨げるものはまず迫害で、迫害を乗り越えた先に福音は必要とする人の心に沁み入るように広がっていったのかもしれない。
今はどうだろうか。
投獄されたり鞭打たれたりはないけれど、少なからず傷つける人は、福音を伝えたいまさにその人たちだったりする。
人の心に福音はなかなか届かない。自分の無力さや人の態度に疎外感