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その矢印を自分に向けて

この世界で生きていく上で、
〝気遣い〟〝心配り〟は必要である。それなりに。

ただし、
それが〝我慢〟になっているのなら、
自分を見失う原因になるかも知れないから、要注意である。

〝気遣い〟〝心配り〟
それらが優しさの象徴であることは確かだけど、
他人の心情や視線を気にしてのものならば、単なるエゴに過ぎない。

『自分を認めて欲しい。評価して欲しい』という、願望を備えた…。

『自分はこうしたい』
『自分はこうありたい』

心ではそう思っているのに、
他人の顔色を伺って、その思いに蓋をする。

そして、
本心とは違う言葉を発したり、行動を取ってしまったり…。

そんな時、
人は違和感を抱き、後悔している自分に気づくんだ。

〝気遣い〟〝心配り〟
それらの言葉に操られ、自分に嘘をつく生き方は自分を傷つける。

その〝優しさ〟を、
まずは自分に向けてあげればいいんだよ。

自分を愛して、癒すことを優先すればいいんだよ。

今、この瞬間、自分はどうしたい?
今、この瞬間、自分は何を選択したい?

それが、今を生きるってこと。今を正直に生きるってこと。
それが、自分に優しくするってこと。自分を生きるってこと。

嘘や偽りの〝気遣い〟〝心配り〟は相手には届かない。
溢れ出た本当の〝気遣い〟〝心配り〟だから相手に響くんだ。

「他人に気遣いできる人になりなさい」
「周りの人に心配りできる人になりなさい」

子供の頃に植え付けられたこれらの言葉が、
本当の自分を生きることを邪魔しているのなら、
一旦その矢印を自分に向けて、自分に気遣いと心配りをしてみなよ。

きっと楽になるから。きっと解放されるから。

君にとって必要な時に…。君にとって必要なタイミングで…。










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