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【CPIをきちんと読み解く】11月13日週振り返りと11月20日週シナリオ戦略①

お世話になります。
FXファンダリストのグースGOOSEと申します。

最近はレビュー数も増え、
週に100人以上もの方々に
記事にアクセスいただいております。
先日出した記事が好評ですので、
見ていただければ幸いでございます^^

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楽しく配信してますので、
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#023  ファンダ編 『イスラエル/ハマス戦争』③



振り返り含めてご覧いただけると
分かりやすいと思います。



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振り返り材料

米消費者物価指数CPI

米CPI 前年比3.2%(予想3.3% 前回3.7%)
コア  前年比4.0%(予想4.1% 前回4.1%)

どちらも市場予測を下回りました。
これまでの推移はこちらです。

この結果を受けて、米金利は下降。
12月の利上げ確率は後退し、
市場にとってはポジティブ材料となりました。

この結果を受けて、WSJのNick氏は
「米FRBの最後の利上げが7月であることを強く示唆している」
と強気のハト発言をしていましたね。

ただし、個人的には油断はならないと考えています。

それは原油価格の影響が大きいからです。

9月末より原油価格は下落しており、
20ドル以上も下落しております。

これは項目別の増減率になりますが、
Energyが-2.5%となっています。

その他の国民生活に関わるような項目は、
消費落ち着きが顕著であるように思えません。

今回総合値3.7%⇒3.2%とインパクトありますが
コアに目を向けると4.1%⇒4.0%です。

このスローダウンでは目標とする2.0%には程遠く、
実際の利下げはまだ遠いことと考えております。

今週の他指標も見てみます。


米生産者物価指数PPI/米小売高

米PPI 前年比+1.3%(予想+1.9% 前回2.2%)
米コアPPI 前年比+2.4%(予想+2.7% 前回2.7%)

予測を下回るかつ、良い落ち着き具合を見せました。

米小売高 前月比-0.1%(予測-0.3% 前回+0.9%)
コア指数 前月比+0.1%(予測-0.2% 前回+0.8%)

こちら市場予測を上回り、
消費の底堅さを感じさせる結果となりました。




OPEC+ 追加減産

金曜日本時間深夜に
OPEC+による追加減産が示唆されました。

26日にある会合にて決定する見込みとのこと。

これまでも減産しておりましたが、
年末までの予定を引き延ばす話のようですね。

おそらく先ほども記述した
原油価格の下落を下支えする目論見でしょう。

米経済はある程度の底堅さありますが、
中国経済はじめとし、欧州経済も
景気後退が懸念されております。

それに加えてイスラエル戦争を支持する
米への当てつけとも捉えられます。

折角の利上げ終焉が本格化してきたところに
原油価格の再高騰は利上げ再燃となりかねません。

今後も警戒が必要でしょうし、
前回叩かれた80ドルも超えてきそうです。

利上げ終焉ムードによるリスクオン
今回の減産報道

今後景気後退が懸念されてはいますが、
恐らく今年のボトムは73ドルでしょう。

押し目を狙っていきたいので、
欧州入り等、タイミングと価格帯材料にします。
もう一度73ドル来ると狙いやすいですね。




イスラエル/ハマス戦争

一時的な戦闘休止の代わりに
人質を解放する話がでています。

戦争が落ち着くわけではなく、
一時的な休戦ですので、根本的な解決には至りません。
あまりポジティブに捉えすぎないほうが良いと考えます。




植田総裁発言

発言内容にほぼ変わりはないですが、
一応取り上げておきましょう。

「景気は緩やかに回復している」
「粘り強く金融緩和を続け、賃金上昇を伴う物価目標を
 持続的・安定的に実現することを目指す」
「YCC修正によって長期金利が1%を大幅に上回るとは考えていない」
「物価目標実現の見通しが立てば、マイナス金利・YCC撤廃を検討する」
「物価高騰が家計や中小企業に負担をかけていること、
 実質賃金が伸び悩んでいるのは事実である」
「円安が経済にマイナスとはいえない。(輸入出言及)」
「足元のGDPや消費がやや弱い」
「値上がりに対して、低所得者は辛い」

基調的なインフレが誘導されるまでは、
金融緩和を継続しつつ、
物価推移みながら円安をコントロールする。
現状として、日本の消費の弱さが問題。

まとめると、こうでしょうか。

そのために岸田政権が掲げた
所得税減税と非課税世帯への給付
ややこしいですが、「分配」です。

明らかに説明が下手だとは思いますが、
適度なインフレと分配をしているだけです。

日本政府等の意図に関しては
こちら↓ご覧ください。


米金利

CPIやPPIの指標を受けて
米金利は下落しています。

米10年債利回り 1週間

しかし下げたのはCPI後くらいであり、
短期的には下げ止まると考えています。

まだ利下げを議論できる段階ではなく、
金利を高い水準で据え置く予定の中、
よくここまで下げてくれました。

今後サプライズ的なリスクオフ要因なければ、
米金利の実際値は、しばらく下げ渋るでしょう。

具体的には、年内に10年債利回りが
4.0%を下回ることはないと考えています。

OPEC+による原油減産報道は
米金利上昇要因として注意が必要でしょう。



文章が長くなってしまいましたので、
一旦ここで区切ります。

次の記事では、今後の景気後退について
少し考えていることがあるので書いてみます。



今回もご精読頂き
誠に有難う御座いました😄

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