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三十路♂、キュン死ぬ

ファジーネーブル

定時を迎える1時間前から、ソワソワしていた。

明日から有給休暇を含めて9日間の夏休みに入る。ワクワクではなかった。GWも無下に過ごしてしまった記憶があるからか。休み明けの業務も不安だったのかもしれない。とにかく、ワクワクはせず、ソワソワしていた。

会社のPCを持ち帰るか迷ったが、せめて夏休みは仕事のことを考えないように、デスクに放置して定時で上がった。

予定のない金曜日は本屋に立ち寄るのが癖になっていた。夏休みの予定は明日参戦するKAT-TUNのコンサートくらい。気になっていた小説と集めているマンガの新刊をレジへと持っていく。

家に着いたら冷食のチャーハンをレンジに入れて、煙草と野菜ジュースを換気扇の下で交互に嗜む。

お腹を満たすだけの食事を済まし、買ってきたマンガを手に取った。

「僕と君の大切な話」6巻。

映画化もした「となりの怪物くん」でも知られるろびこ先生の最新作だ。三十路になっても少女マンガは面白いと思ったものは買っているのだが、その中でも毎巻「キュンキュン」させてくれるのがこの「僕と君の大切な話」だった。

もしかしたらこの記事をきっかけに読んでくれる人がいるかもしれないのでネタバレは避けるが、これだけは言わせて欲しい。

最新刊は(キュン)死ぬ。

ざっくりと作品の概要を紹介すると、4人の叔母たちによる悪影響で女性に対する偏見がすごい上に理屈っぽい男子高校生「東(あずま)」くんと彼に恋をしてからストーカー気味になった学年トップクラスの美少女「相沢」さんが織りなすラブコメである。

序盤は「トーキング」ラブコメディーと謳っており、会話劇がメインだったのだが、最近は2人の行動や周りのキャラにも焦点が当てられ、より一層ストーリーが面白くなっている。なにより2人の距離が縮まっているようでそうでもない展開にキュンキュンしまくりなのだ(個人的な感覚です)

ちなみに初めてヒロインの相沢さんが東にかける台詞が「どうして男は…戦いが好きなの」だ。もうこの時点で優勝な気がする(なんの大会)

そんなこんなで毎回楽しませてくれるのだが、最新刊はどえらいことになっている。なにがどうなったかは読んでくださいって感じなのだが、最後のページを目にした僕の中に住んでいる少女は「キャーーー!!」と叫びながら死を迎えた。

お酒を飲みながら語りたいほど最新刊は「キュン」の嵐。波状攻撃。

「もうおじさんのライフはゼロよ」

そんなところにトドメの一撃。三十路♂、キュン死ぬ。

僕にとってラブコメ漫画界の頂点だと思っているのは「天使な小生意気」や「今日から俺は」で有名な西森博之先生だ。一番好きな作品は「お茶にごす。」である。

しかし、その牙城に迫る勢いでろびこ先生の「僕と君の大切な話」は面白いというかすごい。

あのシーンの東がめっちゃイケメンすぎる…相沢さんの私服がやばい…

と、誰かと語り合うこともできないのでnoteに吐き出しました。今年の最「キュンキュン」賞は「モブ子の恋」5巻だと思ってたけど軽く飛び越えていった。おじさんを少女にさせる恐ろしいマンガ「僕と君の大切な話」6巻。みんな恋する少女になろう(?)

それでは最後にこの曲を。SHE IS SUMMERで「出会ってから付き合うまでのあの感じ」


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