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怠け者、続ける力を身につける

「続ける力」は
あたしに圧倒的に欠けている。
ダイエットもピアノの練習も日記も
いつも気づけばやめている。
続けよう!と決意したことさえ忘れている。

だから今年、英語教室に通いはじめて
ぶ厚い単語帳をもらったとき
「あたしゃ毎日できないだろな」と
ハナから思っていた。
自分を信じることさえやめていた。

実際できなかった。
ここで毎日継続できた自分を褒めてやりたい、と言いたいところだが…

だけど今までと一つ違ったのは
続けることをあきらめなかったことだ。
単語帳を開かない日があっても
つぎの日には必ず再開した。
バスでカフェでトイレで布団の中で。
スキマ時間に1ページだけでも見ようと
いつもバックに単語帳を入れた。

そこまで英語に執着したのは1つは
英語を使うことが夢だからだ。
英語を自由自在に使う人の
かっこよさにただあこがれて、
自分もそうなりたいと思った。
TOEICの点数がほしいわけでも
将来のキャリアアップのためでもない。
いやそれも少しあるが
いちばんの原動力は強くあこがれたことだ。

もう1つは
たびたびくじけるあたしを
見張ってくれる人がいたからだ。
英語教室のトレーナーだ。
その教室は生徒に一人ずつパーソナルトレーナーが付く。授業を担当するだけでなく自宅でおこなったトレーニングなどを毎日LINEで報告しチェックしてもらう。

とはいえ卒論の締め切り前や
バイトが大忙しだった日はやる気が起きなかったので「すみません!忙しくて…」と
言い訳まみれのLINEを送った。
それでもつぎの日は必ず再開したのは
「今日もトレーニングできませんでした…」というLINEをしたくなかったからだ。

トレーナーに
こいつはだめだと見限られたくない、
というプライドだけはあった。

短所だったあたしのプライドの高さが
トレーナーがいてくれたことで
うまく働いた。


「継続は力なり」という言葉に
耳が痛くなる人は
自分を動かす原動力(あこがれなど)と
適度な監視があれば
続けやすいと思うのだ。

「適度な監視」は
程よいプレッシャーになればなんでもいい。
親・友人に「今日からコレ毎日やっから!」と宣言するでも
SNSアカウントをこっそり作って
毎日更新するでもいい。

さいごに。
毎日続けていると2週間経ったあたりで
「やらないと気持ち悪い」ゾーンに入る。
毎日やることが習慣になった体が「え?今日やんないの?え?なんで?」と言ってくるのだ。なかなかうっとうしいがありがたくもある。
そうなったらこっちのもんだ。

さぁ、今日から何を始める?

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