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海なし県民、海に出る1-1(2018/4)

ダイヤモンド・プリンセス きらめく春の周遊クルーズと韓国9日間

学生時代から憧れていた船旅。
外国船が日本周遊を始め、手の出る値段になってきた。乗りたい!と強引に夫を連れて行ったダイヤモンド・プリンセスでの2017年秋のクルーズは、それはそれは楽しいものだった。

ひとつ残念だったのは、いまいち勝手(?)がわからなかったこと、夫が社交的なタイプではないこと、食事が2人席だったので船友と呼べる人ができなかった。どちらかと言えば女性同士の方が楽しく過ごされている?


<申し込みから大桟橋まで>

ってことは次は母を誘った方がいい?
後日お土産を持ち、クルーズで撮った写真を母に見せて楽しかったことを語りまくったところ「え?目的地までただぼんやり乗るものじゃないの?何!この楽しそうなイベントは。」「船酔い大丈夫?3%程度の人しかしないの?」「美味しい海鮮が食べられそう」「え?90近い方もおられた?80も半ばを過ぎ遠出は無理だと思ってたけど、船なら大丈夫な気がする。申し込んで。」と俄然やる気に。実は母、大病を患っていたので遠出は諦めていた。そこに差し込んだ一筋の光がクルーズだったわけだ。

数ヶ月キャンセル待ちした後、希望のバルコニー付きの部屋をゲット。パスポートを作ったり様々な書類を書いたりと、気分は高揚。MYスーツケースもちゃっかり購入して準備万端。が乗船二週間前に体調を崩してキャンセルする?というドタバタあり。さらっと回復したけど。

電車を乗り継いで桜木町。タクシーで大さん橋に向かうと、途中11万トンの巨大な船体がチラ見え。段々と大きく見えるのに比例して母のテンションもMAX。下車したときには夢心地。見送りに来た叔父夫妻は私たちが到着する数時間前に着いていて、こちらもテンションMAXで写真を撮りまくっていたらしい。しばしの歓談の後「その辺でお茶でもいかが?」という私(暑くて喉が渇いてた)の言葉を遮り、「乗船手続きがもう始まってるから早く早く!」とせっつく。最終乗船時間まであと4時間はあるというのに、老人たちは早めの行動しないと心配でたまらんらしい。
手続きエリアへ向かう私たちに手を振り、叔父夫妻は帰宅。出港の時に大さん橋で手を振らんのかい?とツッコミ入れようと思ったけどやめた、きっとテンション上げ過ぎてもう疲労困憊なんだろう、うん。

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