冬桜

拙い文章を読んでくださってありがとうございます。 思い出を、思うことを、心の中だけでは…

冬桜

拙い文章を読んでくださってありがとうございます。 思い出を、思うことを、心の中だけではなく書き残したくて綴っています。 趣味はスポーツ&観戦、写真撮影、旅行、御朱印巡りなど。船は海なし県民にとってテンションが上がる最高の乗り物。 クルーズの楽しさを知ってもらえたらいいなあ。

最近の記事

海なし県民、海に出る1 あとがき(2018/4)

初めまして、海なし県民の冬桜です。 母とのクルーズの話を書こうと思ったのには、いくつか理由があります。 まず、思い出を残したかったということ。 写真はたくさんあるけれど、たくさんの会話やエピソードは文章化しないと記憶から薄れてしまうもの。珍道中とも言える楽しかった旅を、ずっとずっと忘れたくなかったから書き残したかったんです。 読み返した時は、またあの空間に戻れるような気がして。 そして、未知のウイルスの発生で「危険」なものと思われてしまったクルーズだけど、島国日本にとっ

    • 海なし県民、海に出る1-24(2018/4)

      ダイヤモンド・プリンセス 春の周遊クルーズと韓国9日間 <ただいま海なし県> 家に着くまでが遠征(?)ですって言うよね。 GWの大混雑の中、電車に乗りホッとする。 母、「電車では全く眠れない。」らしい。方や私は揺れで眠くなる。もし爆睡した場合、駅の少し前で起こしてくれるよう厳命。やはりその直後爆睡した模様。気づいたらどこかの駅に停車していた。 ここはどこ?と窓の外を見ようとする私に、母「下車駅だけど、降りなくていいの?」と笑顔で質問。降りる気ゼロ風味。ちょいと!ここで降

      • 海なし県民、海に出る1-23(2018/4)

        ダイヤモンド・プリンセス 春の周遊クルーズと韓国9日間 <ただいま横浜> 6:00少し前に目が覚めと、船が着岸に向けてぐるぐる回転していた。 部屋は8:00までに出る決まり。ルームスチュワードのポールが泣き真似をして「寂しい。次に乗った時にもまた自分が担当したい(意訳)。」と言ってくれた。母とも仲良くしてくれ、毎日気持ちいい部屋にしてくれ、寄港地ではからあげクンをくれてありがとう、また会えますように。きっと会える!一緒に写真を撮ってお別れ。 私たちの下船時間は9:30。

        • 海なし県民、海に出る1-22(2018/4)

          ダイヤモンド・プリンセス 春の周遊クルーズと韓国9日間 <バルーンドロップパーティー> 部屋に戻る=現実に戻る。今夜中にスーツケースを廊下に出す決まりのため荷造り開始! 母覚醒してテキパキ詰め始めたところで注意事項伝達。下船時の服一式と靴を決めてクローゼットにキープ。うっかり全部詰めてしまい、パジャマ下船、スリッパ下船する方が稀にいるらしい(コーディネーターさん談)。それ、電車移動の海なし県民には辛すぎる。 「出発前の荷造りはとても楽しいのに、下船前の荷造りはなんて寂しい

        海なし県民、海に出る1 あとがき(2018/4)

          海なし県民、海に出る1-21(2018/4)

          ダイヤモンド・プリンセス 春の周遊クルーズと韓国9日間 <ベイクドアラスカパレード> 部屋に戻りバルコニーに出ると、「マツコの知らない世界」で紹介されたセレブリティ・ミレニアムとすれ違うところだった。さくっと撮影。 その後、アフタヌーンティーへ。 さすがイギリス船籍、美味しいスコーンと紅茶に舌鼓。普段はその手のものを食べない母も絶賛。同じ席の方々と、旅行会社の良し悪しや予約の取り方について情報交換。勉強になる。今度は部屋番号を指定できる会社を探そうかな。いつも左舷ばかり

          海なし県民、海に出る1-21(2018/4)

          海なし県民、海に出る1-20(2018/4)

          ダイヤモンド・プリンセス 春の周遊クルーズと韓国9日間 <終日公開日はイベント参加> 午前中は「クッキングショー」へ。総料理長の華麗な手さばきを見た後、厨房見学ツアー。ピカピカに磨き上げられプロの魂を感じる。途中で料理本の販売、そして厨房から出るとセール会場(普段はレストラン)に突入するルート。プリンセスクルーズさん、商売上手でんなー。 午後は大人気の「国際交流イベント 浴衣を楽しもう」に着付けボランティアとして参加。母は「できないかも。」とデモデモダッテ。はーとため息

          海なし県民、海に出る1-20(2018/4)

          海なし県民、海に出る1-19(2018/4)

          ダイヤモンド・プリンセス 春の周遊クルーズと韓国9日間 <アスパム 青森出港> シャトルバスの発着所「アスパム 青森観光物産館」の展望台へ。 街や山が一望できる。青函連絡船だった「八甲田丸」も。少し前に青函連絡船の特集をしていたことを思い出す。鉄道車両を搭載してたってすごい。母に説明したけどどんよりどよどよ。そりゃ85才、疲れますわな。ばったり会った陽気なご夫妻に「一緒に行かない?」と誘っていただいたけど、今回は断念。次回は絶対に見学する!と心に決め帰船した。 母ぐった

          海なし県民、海に出る1-19(2018/4)

          海なし県民、海に出る1-18(2018/4)

          ダイヤモンド・プリンセス 春の周遊クルーズと韓国9日間 <青森 弘前さくらまつり> 7:00過ぎ、「青森ねぶた囃子」の皆さんのカッコいい演奏を聴きながら下船。初青森! 今日の朝食はのっけ丼だぜ!と古川市場に乗り込む海鮮好き海なし県民。海の幸万歳!とここまでは絶好調だった。が、弘前行きの特急が満杯。乗れない人が出て発車が遅れるというアクシデント発生。もう2両くらい連結していただければ嬉しいです、JRさん。母も私もHPごっそり削られたが、弘前駅でオレンジジュース飲んで回復。ク

          海なし県民、海に出る1-18(2018/4)

          海なし県民、海に出る1-17(2018/4)

          ダイヤモンド・プリンセス 春の周遊クルーズと韓国9日間 <いざ函館山へ> 前回行けなかった函館の夜景を見るため、一旦帰船。 母、迷子騒動で疲れたらしく爆睡。夜景は雨で無理だろうとそのまま放置したが、19:00にライブカメラを見るともやが晴れてきている。母に言うと「疲れちゃったしもういいかな。」とまた爆睡。優しい娘は20::00にもう一度聞く。すると「見られるなら行く!」と飛び起きた。一時間前の反応はなんだったの? 母が支度している間にタクシーを呼び、ドタバタと下船。22:

          海なし県民、海に出る1-17(2018/4)

          海なし県民、海に出る1-16(2018/4)

          ダイヤモンド・プリンセス 春の周遊クルーズと韓国9日間 <小雨の函館> 函館は小雨、乗船日は暑かったのでコートを持参してない方多数。下船を断念する方もおられる中、母、薄手のダウンとコートでフル装備のドヤ顔。それ私の教育的指導の賜物でしょ。ちなみに船内で防寒着買えます。 駅で市電&バスの一日乗車券を買い、行くぜ五稜郭!しかし外は寒いしお目当ての桜は三分咲き程度とへこたれる母。早々にタワーへ避難。もやが出ていたけど、そこからの五角形の景色はなかなかでございました。 そして母

          海なし県民、海に出る1-16(2018/4)

          海なし県民、海に出る1-15(2018/4)

          ダイヤモンド・プリンセス 春の周遊クルーズと韓国9日間 <ひとりの夜> テンションMAXな毎日を送る母だけど、さすがに疲れたのか早寝。 私はホライゾンコートへ。1杯飲むか?デザートにするか?と窓際を歩いていたら、「今夜はひとりなの?一緒にどう?」と、毎日挨拶を交わす近くの部屋のご夫妻に誘っていただいた(避難訓練の時の方とは別の方)。家業が同じということもあり、話に花が咲く。こういった出会いがクルーズをより楽しくするんだなあ。 ご夫妻が部屋に戻った後ひとりでコーヒーを飲ん

          海なし県民、海に出る1-15(2018/4)

          海なし県民、海に出る1-14(2018/4)

          ダイヤモンド・プリンセス 春の周遊クルーズと韓国9日間 <二度目のフォーマルナイト> この日も着物。せっかく持ってきたんだし、着なきゃ! この日は母が外国の方に「そのドレス素敵よ(意訳)。」と言われ(たことを伝え)「さんきゅー。」と笑顔&テンションMAX。私「ドレスが素敵なんだと思う(笑)。」母「わかってるけどー(笑)。」の親子漫才開催。母の時代の人はそうそうドレスを着る機会がなかったろうから、こうして着飾るのは嬉しかろう。良かった良かった。 そしてこの日も写真撮影に奔走

          海なし県民、海に出る1-14(2018/4)

          海なし県民、海に出る1-13(2018/4)

          ダイヤモンド・プリンセス 春の周遊クルーズと韓国9日間 <雨の金沢> 金沢へ向かう途中、天気が崩れ雨が降る。霧も出ていたようで、霧笛がほぼずっと聞こえていた(途中で爆睡)。夜通し安全運行のため頑張ってくれてるんだなあと感謝。 高齢且つ大病を患っている母の体力温存のため、金沢ではお寿司を食べに行くだけと決めていた。またお寿司?と思うだろうけど、新鮮な海鮮を知ってしまった海なし県民はどうにも止まらない。 船を降りると「加賀友禅大使」の方々が着物で艶やかなお出迎え。テントの中

          海なし県民、海に出る1-13(2018/4)

          海なし県民、海に出る1-12(2018/4)

          ダイヤモンド・プリンセス 春の周遊クルーズと韓国9日間 <足立美術館から境港出港> 茶室を後にした母は、ミュージアムショップへ突入。時折絵手紙をくれる入院仲間に出すハガキを物色。気に入ったものを買い満足げ。「文章考えてね。」って私を頼らず自分の頭を使いなされ。 お隣の安来節演芸場は次回のお楽しみとしよう。 鬼太郎列車で境港へ戻る。駅ナカの回転寿司が前回美味しかった(海なし県民調べ)と話すと、「1皿くらい食べてみようかな。」と母、突入。お昼は美術館近くでお寿司を食べたので

          海なし県民、海に出る1-12(2018/4)

          海なし県民、海に出る1-11(2018/4)

          ダイヤモンド・プリンセス 春の周遊クルーズと韓国9日間 <境港入港 足立美術館へ> そこそこ揺れ揺れで境港へ。 前の寄港地が外国なため、境港では入国審査を受ける。またしても母緊張MAXだけど、日本人は無問題さ。空港以外の入国スタンプって嬉しい。 シャトルバスに乗り境港駅。さすが定番の寄港地、駅員さんは英語ペラペラ!ここでSuicaの類は使えないことが発覚(今は使える)。張り切ってチャージしてきた母、がっくり。 しかも境港線と山陰本線特急の乗り換えが数分と知り、またして

          海なし県民、海に出る1-11(2018/4)

          海なし県民、海に出る1-10(2018/4)

          ダイヤモンド・プリンセス 春の周遊クルーズと韓国9日間 <釜山停泊から出港> 帰船した私たちは船の大浴場「泉の湯」でまったり。さすが日本生まれ且つ日本周遊する船だけあって日本人好みの仕様。 ブッフェでおやつをいただきながら、ネットをチェック。船のネットは衛星回線のため高いし不安定で危ないと聞いていたので、日本で使っているキャリアの海外サービス(1日使って千円程度)を準備し使ってみた。超絶方向音痴なので、まさかの乗り遅れ→置いていかれるを回避したかったわけ。 見送りに来

          海なし県民、海に出る1-10(2018/4)