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海なし県民、海に出る1-15(2018/4)

ダイヤモンド・プリンセス 春の周遊クルーズと韓国9日間

<ひとりの夜>

テンションMAXな毎日を送る母だけど、さすがに疲れたのか早寝。
私はホライゾンコートへ。1杯飲むか?デザートにするか?と窓際を歩いていたら、「今夜はひとりなの?一緒にどう?」と、毎日挨拶を交わす近くの部屋のご夫妻に誘っていただいた(避難訓練の時の方とは別の方)。家業が同じということもあり、話に花が咲く。こういった出会いがクルーズをより楽しくするんだなあ。

ご夫妻が部屋に戻った後ひとりでコーヒーを飲んでいると、「あの時の着物の方?」と声をかけられた。え?顔をあげると、フォーマルナイトの時に母との写真を撮ってくださったグループのおじさま。とても気さくな方で、スポーツその他の話で盛り上がる。そこへ奥様が「お世話かけてごめんなさいね。話し相手になってくださって助かるわ。」と来てくださった。とても陽気で笑顔の絶えない方々。クルーズカードを見る限り、お二人ともベテランさんだけどベテラン風を吹かすわけでもなく、でも私の質問には答えてくれるしいろいろ教えてくれる。

こうしてひとりの夜は賑やかになったのだった。
旅の醍醐味を感じた夜。





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