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【入社エントリ】新卒で株式会社ゆめみに入る

こんにちは.ふわせぐ(@fuwasegu)です.
最近ずっとnoteの読書記録をサボっていてお久しぶりな感じです.

就活・内定承諾という人生の中でも割りかし大きな決断を振り返るいい機会だなと思い,入社エントリを書いてみることにしました.

また,よく考えたらこれまで自分のことをちゃんとインターネットで発信した経験もないですし,自己紹介も含めながらゆったりと書いていきたいと思います.

自己紹介

この人がどんな人かも知らないのにその人の人生の決断だけ読んでも何も面白くないと思うので,軽く自己紹介をします.

【基本プロフィール】
・1998年 8月 4日生まれ
・長崎県長崎市出身
・国立の大学(学位は情報学)を卒業した21卒
・専門は古典的なアルゴリズムを用いた画像処理・Video Inpainting
・既婚,一児(男の子)の父

まぁ多分すでに面白そうな匂いがしてるかもしれませんが,落ち着いて.

プログラミングとの出会いとか,学生時代の話とか,色々盛り込みたい思いはあるのですが,「入社エントリ」なので,自己紹介はこれくらいにして,就活してた時のこと入社前の想定や期待入社して感じたことや想定とのギャップ今やってる仕事の4つに分けて綴っていきたいと思います.

就職活動期

就職について真面目に考え始めたのは,大学3年生の5月ごろでした.
割と早い方かもしれませんね.というのも,僕には早く決断をしなければいけない出来事があったからです.

そう,当時付き合っていた彼女(今の妻)の妊娠が分かり,この先どうするかを決めなければいけない状況になりました.

僕らの結論としては,お腹の子を産んで,育てよう,ということになりました.そうは決まったものの,僕は学生なんかやっててもいいのだろうか?お金はどうしたらいいんだ?結婚はするのか?色々不安が押し寄せます.

上記の通り”入社エントリ”なので,この辺の細かいエピソードは割愛しますが,以下のようなことが少しずつ決まっていきました.

・大学は卒業する
・就職するのか,院に行くのかは僕の意思を尊重していただける
・結婚した(入籍自体は出産前でしたが結構後の話)

相手方のご両親や自分の両親には感謝してもしきれませんが,僕は大学を卒業することもできたし,とりあえず金銭的な問題もなんとかなりました.

もともとなんとなく院に行くんだろうなくらいにふわっと考えていましたが,特に院に行く目的や目標はありませんでした.逆に,この出来事を受けて就職する理由ができましたので,僕は就活の準備にとりかかりました.

もともとエンジニアリングが好きだった僕は,web系のエンジニアを目指して就活を始めました.なんとなく,年収も高いイメージがありましたし,働き方も自由なイメージもあったので,「自分の得意なことを生かして最速で一家の大黒柱になるにはこれしか無い!」と確信していました.

ただ,当時の実力では,自分が希望する年収や待遇に到達することはできないと思い,とりあえず実務経験を積むために長期インターンやプログラミングのアルバイトを始めました.また,もともとやっていた個人開発にさらに拍車をかけたり,Qiitaで記事を書いたり,自分のポートフォリオとしてアピールできそうなものを片っ端から試しました.もちろん,ゆめみに採用していただけたのもこの時の努力がかなり効いていると思うので,当時の自分は冴えていたなと思います(笑).

ゆめみに送ったポートフォリオ👇

ポートフォリオ

僕の就活の軸は以下の通りでした

・年収が高い(最低400万以上)
・成長環境が十分整っている

年収は言わずもがな,初任給もらう前から本来養うべき家族がいるので,高ければ高いほどよかったですし,なんとなく,400万円くらいはないと生活費+子供や自分らの貯金+ご両親に出してもらっているお金の返済は厳しいんじゃないかと思っていましたので,企業選びでも年収はかなりしっかりチェックしていました.

成長環境については,できるだけ早く年収をあげるための自己研磨をするためです.初年度から高水準の給料を希望しているものの,お金はあって困ることはありません.マイナスからのスタートでしたし,ただでさえ,妻には不安な思いをさせてしまっていたので,焦りもありました.

そんなこんなで,いつものようにQiitaを眺めていると,やけに変わった記事を書く人を発見しました.無職やめ太郎さん(@Yametaro1983)です.

何やら,「株式会社ゆめみ」という会社のエンジニアで,その会社はweb系の企業であることがわかりました.なんだか面白そうな会社だな,変な制度いっぱいあるな,年収高いのかな,そんなことを思いながら色々調べていると,こんな記事も発見しました.

ワイ「成長環境しか提供できひんやと・・・!?」
ワイ「ワイにピッタリやないか・・・」
ワイ「いや,成長環境だけってことは,給料は0円なんか・・・?」

調べれば調べるほど,ゆめみはその名の通り夢みたいな会社で,ものすごく魅力的でした.僕はこの会社に入りたい一心で,新卒採用にエントリーしたのでした.

何を血迷ったのか,受けたい会社の社長にDMした時のスクショ👇

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結局,迷いに迷って受けた会社はゆめみを含めて2社でした.先にゆめみに内定をいただいたのですが,その直後にもう一社は落ちてしまったので,迷うことなくゆめみに内定承諾のご連絡をし,無事就活が終わりました.これが,大学3年生の2月のことでした.

入社前の想定や期待

前述の通り,就活の軸は「年収の高さ」と「成長環境」でしたので,もちろんこの2点は期待をしていました.

入社前のイメージとしては次のような感じでした.

・とにかく変な会社
・ぶっ飛んだルールが隠されてそう
・ホワイトそう
・新卒にも高い技術力を求められそう
・社員さん,特にれいっち(社長)の個性強そう

まぁ,悪いイメージはありませんでした.変わった会社なんやな〜というイメージがとにかく強かったです.

入社して感じたことや想定とのギャップ

年収の高さ」と「成長環境」は期待通りでした.

ゆめみでは,新卒の初任給の最低ラインを450万としています.もちろんここから実力に合わせてプラスされる人もいますし,入社後に下がることもある(?)と思います.

追記 [ 2022/01/17 ]:当時の年収の最低ラインは 450 万でしたが,現在は520 万となっています.

ゆめみには勉強し放題制度や10%ルールがあって,自己研磨のための費用を会社が負担してくれたり,業務時間の10%を自己研磨や研究開発に充ててよかったりと,社員が伸び伸びと成長できる環境を整えてくれています.

入社前のイメージについて,それぞれ確認してみます.

【とにかく変な会社】
変わった会社ではありますが,まともな会社だなと感じます.他社にはない制度があったり,変わった人がいたりはしますが,至ってまともなIT系の会社って感じだと思います.この業界,面白い会社多いですしね.そもそも変わった人なんてどのコミュニティにもいますし.

【ぶっ飛んだルールが隠されてそう】
「給料自己決定制」はまぁぶっ飛んでるっちゃぶっ飛んでますが,しっかりとした仕組みの中で運用されているルールですので,これで会社が破綻することはないです.「野菜支給制度」や「ぱくぱくスタディ制度」をはじめとする各種福祉構成や,先日ねとらぼの記事で紹介された「リモ達キャンペーン」も,私たち社員にとってはありがたい制度です.

【ホワイトそう】
何を持ってホワイトとするかですが,給料や福利厚生,残業時間などを考えるとホワイトかなーと思います.
残業も,やりたきゃやっていいけど強いられるケースはあまりない,というイメージですかね.僕は実際の案件に入ってないので,実際の残業の実態はあまり知りません.

【新卒にも高い技術力を求められそう】
いきなり高い技術を求められることはなく,研修や仕事の中で成長していけばいいよって感じだと思います.ただ,同期がみんな優秀なので焦ります.(笑)

【社員さん,特にれいっち(社長)の個性強そう】
れいっちの個性の強さは頭ひとつ抜けているような気がします.
全社会で踊り出すので.

という感じで,全体的にはほぼ想定通り,マイナスなイメージもないって感じです.ただ,ここは課題だなーと思うことはあります.

【新卒も結構放置プレイされる】
これはフルリモートだからしょうがないという点はありますが,入社初日,朝から1時間ほどオリエンテーションがあったあとは,じゃああとは各チームでよろしくって感じで,放り出されます.
最初のうちは,何をすればいいのかわからずSlackをただ眺めるだけの人もいたかもしれません.もちろん先輩社員さんたちは普通に仕事・タスクがあるので1から10まで指示してくれるわけではないということはわかっていますが,入社直後に何したらいいかわからなくなってしまう受け入れ体制はどうにかしたほうがいいと感じました.良くも悪くも,初日から自律の精神を求められます.

追記 [ 2022/02/08 ]:
僕が入社してから一年弱がたち,この辺も色々改善されているようです.
ゆめみには「バディ制度」というものができました.これは,入社して間もない社員一人一人に「バディ」と呼ばれるメンターのようなサポーターのような,アニキ・アネキがついて,右も左もわからない状態をお助けするという制度です.
何かわからないことがあったらとりあえず聞く人がいる,というのは,新入社員にとってはとてもありがたく心強いですよね.
もし,入社後の対応に不安を感じる方がおられましたら,以下のリンクから「バディ制度」について見てみてください!


【上下関係がないことの副作用】
ゆめみには,「部長・課長・係長」みたいな役職がありません.全員CEO制度というものがある通り,良くも悪くも,みんなが同じ立場で議論することができ,新卒も僕も,入社して2週間くらいで会社のあるルールを変えるリクエスト(弊社ではプロリクという手続きがあります.)をすることができました(結局変える必要がないとレビューを受け納得したので取り下げましたが).これが,一見良い仕組みのように思えるのですが,意思決定を遅くしてしまうこともあります.お互いそれぞれ強い主張があり,議論が平行するとそれを仕切る人はいないため決着がつきません.誰かがえいやで決めることもできますが,他の人がそれを打ち消すとなかったことになります.
つまり,なんでも決められるんですけど,ちょっとマイノリティだと全然決められないんですよね.会社のルールをえいやで決めるのは良くないですが,全員CEO制度があるから自分が会社を変えられると期待すると,いや全然決められないやんけ!ってなると思います.僕はそのような期待はしてませんでしたが,入社してそう思いました.これは課題というより特徴かもしれませんが.

今やってる仕事

僕は,フルサイクルエンジニアという職種で採用され,現在はコーポレートエンジニアとして社内の効率化のためのプロダクトを開発・運用するという受託系の会社だとちょっと変わったエンジニアをしています.

コーポレートエンジニアは,
・社内の課題を見つける
・課題を解決する手段を考える
・課題解決手段を実現するプロダクトを開発,運用する
・カスタマーサポート(ここでいうカスタマーは社員の皆さん)
のような,まさにフルサイクルなスキルを問われる職種です.

これが,めちゃくちゃ楽しいんですよね.受託の会社にいながら,自分がこれは役に立つって思ったプロダクト,機能を開発できますし,社内のお客さんから直接フィードバックをもらえます.時には感謝の言葉をいただくこともあります.

採用面接時は,フロントエンドでもサーバーサイドでもどちらでもいいと言っていたのですが,れいっち(社長)が僕の適正を見極めてくれて,このコーポレートエンジニアという天職を与えてくれました.

れいっち(社長)には感謝しています.

まとめ

なんだかんだ色々言いましたが,結論だけ言ってしまえば,

・奇跡的に就活うまく行った!
・おもろい会社に入れた!
・最善の意思決定ができたと思う!
・ゆめみはいい会社!バンザイ!
・仕事楽しい!

ということになりますね.

ゆめみに出会えてよかったです.

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