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感 じ る 保 養 。

つれづれ日記。

今日は仕事の日。
朝から蒸し蒸しと暑い。
ここ2,3日は背中に謎のつっぱる痛みがあって、また朝からこの痛みがあったので、すこしだけ気持ちがドヨンとした。背中とか首のマッサージやストレッチをしてもなかなか治らないんだよなあ。暑さのせいか、他に理由はあるのか・・ 気になる。昔のわたしならすぐ整体に行ってたけど、ここんとこyoutubeで整体師さんが親切に動画をたくさん上げて下さってて、動画の通りにストレッチやらをすると痛みが解消することが分かったので、自力で治すようになった。今回もこんにゃく湿布やらマッサージやらで自己完治に向けて奮闘中。

職場の駐車場に車を停め、外に出ると、ちょうどKさん(わたしが今の職場で気になってる人)がゴミを捨てに行く後ろ姿が見えた。あ、今日も行ってる・・ 誰かに良く思われようとかそういう感じもなく、行けるから行く。みたいな、すっきりとした後ろ姿。もうちょっと早く着いてたら挨拶できたのかな、なんてひそかな想いも吹き飛ぶほど、Kさんのその行動を見てるだけで良い気持ちになった。
なんだか、あれを思い出すんだよなあ。
ばななさんの小説「吹上奇譚」に登場する、墓守くんみたいな。静かに花を活ける墓守くんのシーンが好きだったんだよね。
それと何か通ずるものがある気がした。
あまりにも良い風に見すぎかな。。

外見がかっこいい人とかって、見てると目の保養、とか思ったりするけど、Kさんは、Kさんの行動を見て背筋がシャンとするというか、見て感じる保養だな、なんて思った。
自然に優しくできる感じなんだよなあ。
それって、努力してなろうとしても出来ないような感じ。
何年も前からずっとそうして生きてきたんだろうな、と思ったりする。
それを思うとさらに、遥かな気持ちになる。
見てるだけで癒されるんだよな。

この日は、仕事をしつつも、やっぱりKさんに近づくとかなかなか難しいよなあ、と思ったりしていた。ゆったりとした波にさからう感じがする。無理に話しかけても不自然になりそうだし、そんな不自然な話しかけ方を自分はしたくない。まあいっか、見れてるだけで、なんて思ったりする。
そもそも、「気になる人」なのであって「好きな人」ではないのだ。
だってまだよく知らないし、知らないまま、好きにはなれないもんね。
顔もじっと見たことないから、眼鏡かけてるなあ、くらいでボンヤリしている。気になる人の顔ってわりとぼんやりしてるもんだよね。

今日ややくせありの店長に、Kさんは「K先生」なんて呼ばれてた。
お笑い芸人の大吉先生みたい。(大吉さんだけ松ちゃんに大吉先生てよく呼ばれてる。でもそう呼びたくなる雰囲気だから分かる。)
たぶんKさんは店長に気に入られてる。

そんなこんなで今日も、ちらっとしか話せず終わった。
挨拶と・・ あとは、店長が近くにいるのに無線で私の名を呼んでたみたいなんだけど、わたしはちょうどイヤホン外してて(ほんとはずっと付けてないといけないんだけど、耳にずっとつけてるのが嫌でこっそりたまに外してる)気づかなくて。代わりに店長の隣にいたKさんが私を呼びにきてくれて。で、それでやっと気づいて店長とバイト延長の話して。
で、それからだいぶ後にKさんが近くに来た時に「もしかして店長、無線でわたしのこと呼んでました?」って聞いたら「うん、何回も呼んでた。笑」って話したくらい。
ほんと、仕事の枠から全くはみでれない。

休みの日はなにしてるんだろ、趣味はなんだろ、年齢いくつなんだろ。

気になるけど、また次回の楽しみにとっておいた。
なんとなーく最近思うのは、だいぶ落ち着いててだいぶ大人な内面に見えること。声のトーンがそんな感じだからかな。
自分がめちゃ子供に思えた。


つづく。


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