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一人高齢者

車椅子

結局息子は38度真ん中から39度の熱が下がらず トイレで2度倒れて救急車を呼んだ
血液検査をしてくれたが特に異常はなく 熱による脱水症状からだと思うと言うことで帰ってこれた
トイレで座っていて、診察で座っていて 意識がぶっ飛んでしまう
起立性低血圧?かな
それはさておき 
私が気になったのは 息子が着いたときには既に救急外来にいたおばあさん 多分80代だと思う 車椅子に乗っていた
息子が血圧や体温を測っている間におばあさんが呼ばれた
どなたかご家族さんが車椅子を押しに来ると思いきや 慣れない手付きでおばあさんが自分で車椅子をこぎ出した
力が弱くなかなか進まない
私は昔少しではあったけれど看護助手をしていたこともあり おばあさんの車椅子を診察室まで押して行った
息子は座っていれない😵‍💫横になりたいと申し出たけれどベッドが空いて無く長椅子に横になり 私はそばに座っていた
するとおばあさんが診察を終え出てきた
また たどたどしく自分で車椅子を゙こいでいる
すかさずおばあさんの゙所へ行き車椅子を押して空いている場所に止めた
息子が呼ばれ診察してもらい点滴をつけられ出てきた
問診の時は私も一緒に入っていた
そしてまたおばあさんが呼ばれた
また私が押して診察室へ
先生が「へっ?😳」って顔をしていた
この方さっき息子さんと入って来たよね
このおばあさんの車椅子 毎回押してたよね
って感じに
最初に押して診察室へ行った時は きっと私が家族やと思ってたでしょうね
だって診察室へ一緒に入らず「締めますね」と言った時「へっ?😳」って顔してましたから😅
待っている間におばあさんと話そうかと思ったんですけど 立ち入るのもどうかとやめました
私は何でみんな手を貸そうとせーへんのかな?って思いました
と同時に このおばあさん一人暮らしなんかなぁ?自分で救急車呼んだんかなぁ? タクシーで来たんかなぁ?といろいろ想像してしまいました
近所にも旦那様を亡くされ一人暮らしの方がいらっしゃいます けど時々娘さんが訪ねて来てくれてます
このおばあさんには いないんかなぁ?
長生きするんも良いけど 問題が山ほどありそうやな そんな事を考えさせられた救急外来でした

それと点滴をぶら下げベッドで寝ている時
息子がトイレに行くのが怖いというので 尿瓶で取ったろか?お母さん助手やってたし何とも思えへんで トイレ介助もしてたしと
私 不思議と下の世話が全然苦ではないんです
ある意味得よね お母さん短い期間とはいえ そういった仕事をさせていただいていたから 多少の事はできるからさぁと笑った
そう思うと「何で手を貸せへんの?」の答えって 車椅子を押したことがないからなんか って思いました
けれど その数メートルの距離押してほしかったなぁ
そこで思ったんが そういった体験の場があったらいいなぁ
ちょっとしたことでも一度体験して知っていることで介護に対しての壁が低くなるような気がするんです
今迄数多く親の病院の付き添いで病院へ行っていると ご家族が車に乗せてきて そこから車椅子への移乗が上手くできてないケースを沢山見てきました
だからといって私が上手いってわけではないんですが 危険性があったり、介護者の体制が悪く体を痛めそうとかはわかります
介護される側と介護者の数があってい上に どんどん高齢者が増えている 長生きするようになったことで生活が大きく変わってきてます
ワガママな願いかもしれませんが有料介護付き有料老人ホーム的な所がもう少し安く増えてくれると助かります
豪華さなんていらないんです
アパートで暮らすようなレベルで不安なく見守られて生活できれば
娘の私が同居して世話をできれば良いのでしょうが 残念ながらそれでは生活が回らなくて 一番はお互い気を使ってしんどいですけどね その生活スペースを用意できないのも大きいですが
全て言い訳ですね
実のところ親も子もこの歳まで生きると思っていなかった なので対応を考えていなかったというのもありますね
これからどうなるか誰にも解らないので悩んでもしょうがないので その場その場で誰もが良い状況を作っていくしかないんでしょうね
高齢になってからの一人は不安で淋しいとも沢山聞いてきました
何か良い案はないんでしょうかね



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