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流れ星といえば私はスピッツ

今日は星がたくさん流れていく日。ふたご座流星群の日だとニュースで目にしたので時間が空いた時に外へと見に行ってみた。

10分ほど粘ったところ、南の空に見えた気がしたので戻ってきた。あいにく私は寒さに弱い。そして手袋がどこかに行ってしまって見つからなかったのが大きな痛手だった。

極大点は東の空ではあるけど、そこからいろんな方向に散らばっていくらしいのでどこの空を見ていても見られるということらしい。

とても見やすい流星群だと思う。




ちなみに私が流星群と聞いて真っ先に思い出すのはスピッツのこの曲だ。

流れ星 流れ星
すぐに消えちゃう君が好きで
流れ星 流れ星 本当の神様が
同じ顔で僕の窓辺に現れても

スピッツ「流れ星」

調べてみたらこの「流れ星」という曲はどうやら99年発売の曲らしい。私はずいぶん後にベストアルバムを聴いて知った曲だけど、この曲がとても気に入っている。

というか、このあたりに発売した曲がみんな好きかもしれない。冷たい頬→楓→流れ星→ホタルとの流れが素晴らしい。草野マサムネさんの繊細でいて切ない声の響きが胸を打つ。


私は「流れ星」の中の「君の心の中に棲むムカデにかみつかれた日」という部分が特に好きで、初めて聴いた瞬間にあるある!とものすごく共感した。

誰しも触れられたくないものが心の奥底にあって、それはもちろん自分自身にもあてはまる。言い方によっては地雷とも言われているらしい。

もっというのなら逆鱗に触れるということかもしれない。何しろそれに触れた瞬間、関係性自体が終わってしまうこともあるくらいだ。相手にとってはトラウマの一端になっていたりもするから、軽く見ると痛い目に遭う。


私にとってのムカデは一体何だろうと考えてみる。今まで何度かどうして怒ったのかわからない時があったから、多分その時だったのだと思う。

怒ってしまったことに自分でびっくりして、相手もいきなり怒られたことにびっくりしていて。何となく気まずい雰囲気になってしまった。そして会話の流れを思い出しても原因がわからなかった。

いきなり現れていきなり刺していく。まさにムカデとしか言いようがない。それを自分でも自覚していてうまくコントロールできる人は大人だと感じるし、こんな表現をできる草野マサムネさんは天才だと思っている。



自分が文章を書くようになって曲の歌詞を見ても言葉の使い方や表現方法について勉強になると思うことが多くなった。スピッツはそのアーティストの中のひとつだ。

自分の考えをうまく言語化すること。それは未だに難しいけど、少しずつでもできるようになっていけたらと思っている。

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