ちょこ

立ち寄って下さりありがとうございます。スイーツもぐもぐしつつ書いてます。軽めのエッセイ…

ちょこ

立ち寄って下さりありがとうございます。スイーツもぐもぐしつつ書いてます。軽めのエッセイ、過去作の詩、たまに小説など書いています。2021年才の祭小説大賞受賞。2022年置きポエム展佳作受賞。

マガジン

  • エッセイっぽいもの

    なんとかエッセイっぽくまとめられたもの

  • 創作

    過去作もあります

  • ちょこのもぐもぐ日誌

    おいしいものはもぐもぐしましょう

  • 企画もの

    今まで参加させて頂いた企画の作品です

最近の記事

  • 固定された記事

ソーダ水に憧れる

昔から「ソーダ水」「レモネード」「ラムネ」などの飲み物に憧れる。なんとも字面からして涼しげで飲みやすそうだ。まさに夏にふさわしい飲み物という印象がある。 おそらく自分自身がそれを飲めないからだ。炭酸というものは子供の頃に親に禁止されているうちに、飲まず嫌いのような状態になってしまっていた。 コーラが主な禁止物質であり、友達の家で出されても簡単には「飲む」と言えなかった。なので代わりに「お茶のほうがいい」とさりげなく伝えていた。 カルピスはなんとか許してもらえた。ラムネは

    • 自分を表現することって、とても素敵だ

      最近X(元Twitter)を久しぶりに読み専でやっているのだが、おすすめ欄を見ていて面白いことに気付いた。文字数を有料で長くできるようになったことで、長文を書くユーザーが増えていたのだ。 いくつか興味のあるものを見ているうちに表示されるようになったものがある。それはnoteで見るような形ではないが、どうやら短いエッセイのようなものだった。 エピソードがいくつかのツリーに重ねて続けられている。大体は5ポストくらいを連ねて終わっていることが多い。内容に詳しい状況描写などがほと

      • 星を背負った猫(詩)

        君が好きな歌の話を聞いた その夜は忘れられなくなった 一番輝く星が欲しかった きらきらといつまでも瞬いて 遠くに流れて行くのを見た 君が悲しい歌の話をした その夜は苦しくなった 切なく痛む胸を押さえた ぐらぐらとめまいが始まって 何かが軋む音が聞こえた 届かない想いでいいと思っていた 今までずっとそうやってやってきた 君が連絡をくれるたびに 孤独がすうっと消えていくんだ 心の乾きが満たされて 涙になって流れていくんだ こんな気持ちになったことがないと 君に告げたらなんて

        • 色気より食い気ならいっそ菅田将暉がいい

          今日ある夢を見た。 それは俳優の菅田将暉(以降菅田くんと表現する)が出てくる夢だった。私は菅田くんに対して良い感情は持っているが、実はあまり知っているわけではない。彼が出演している映画やドラマはおそらくほぼ見たことがない。 あ、海月姫を見たことだけは思い出した。 代わりに知っているのはアーティスト活動をしている姿やCMでの姿くらいだ。特にミスドのCMはお気に入りで、見かけるたびにとてもご機嫌な気持ちになる。 よく知らないくせに、小松菜奈ちゃんとの結婚に関しては「お似合

        • 固定された記事

        ソーダ水に憧れる

        マガジン

        • エッセイっぽいもの
          47本
        • 創作
          22本
        • ちょこのもぐもぐ日誌
          29本
        • 企画もの
          15本

        記事

          美容師さんとも相性があるっていうけど

          私は人見知りである。ネットにおいてはある程度何とかなる部分はあるものの、実生活ではそれゆえに困ってしまうことが多い。 例えば私は初対面だけは普通に話せるが、二回目以降はそれがどうしてもできなくなってしまう。会話に対して受け身になったりして固まる。 前回からの話題をつなげて話すということがうまくできなくなってしまう。ある程度自分の持っている話題を使い切ってしまったためにどう話を展開したらいいのかわからなくなる。 相手がリードしてくれる場合ならまだ何とかなるが、自分ではうま

          美容師さんとも相性があるっていうけど

          ふわとろたまごの優しさに包まれて

          少々無理をして、東京に行ってまで食べたくなるお菓子がある。 それはずっと前にSNSでお話していた人におすすめしてもらったものだ。どういう経緯だったかは忘れたものの、ある日二人で好きなスイーツの話になった。やはりそこは女性同士。とことん盛り上がる。 私がミルクレープが好きだと言うと、その人はこう言った。 「私は断然エッグタルトですね」 当時私はエッグタルトというものを知らなかったので最初目玉焼きのようなものを想像した。だからもちろんそれは甘いイメージではない。スイーツの

          ふわとろたまごの優しさに包まれて

          まさかの救世主、あらわる

          今、私は花粉症に悩まされている。ハウスダストも持っているが、やっぱり症状としてはこの時期が一番ひどい。くしゅんくしゅんとやっていたら鼻が赤くなってきて痛いし、ティッシュがどんどんなくなってしまう。 ついこの間だってまだティッシュ箱があると思っていて使い切ったら、母に「もうないかも」と言われてどんなに恐怖を味わったことか。 ちなみにその時はどこかの景品でもらったティッシュ箱が発掘されたので何とかなった。だけどもし見つかっていなかったらと思うとぞっとする。 だってティッシュ

          まさかの救世主、あらわる

          いちご柄との戦いが始まった

          今日ふとコンビニに寄ったらこんなガムが売っていたので買ってみた。よく見ると「イタガム」と書いてある。かなり前にお店から姿を消した板状のガムだった。今はもう粒状のガムが主流になっているだけに驚いた。 私はいちご味のお菓子がとても好きだ。今もいろんないちご味のお菓子を買っておこうとわくわくしている。もちろんいくつも買ってしばらく備蓄しておく予定だ。 家に帰ってからさっそく一枚放り込むと爽やかな甘みが口の中に広がっていった。ガムとは思えないくらいに奥深い甘酸っぱさだ。ガムという

          いちご柄との戦いが始まった

          寒さとアイスに対抗できるもの

          最近はまっていることがある。それはお風呂に入ることだ。 こう言うと今までお風呂が好きでなかったように思われるかもしれないが、そういうことではない。好きな香りの入浴剤を使ったりと、リラックスタイムとしてそれなりに好きではいた。 「なんか最近肩こりがひどいんだよね」 私が夕食後の会話でそうこぼすと、母は少しも考えた様子もなく言った。 「じゃあお風呂にゆっくり浸かりなさい」 実にあっさりとした、わかりやすい答えだった。うちの母はとてもシンプルな性格をしているのでこういうと

          寒さとアイスに対抗できるもの

          がつんと頭を殴られたような甘さで

          ゴディバ。その誇り高いブランド名をほとんどの人は聞いたことがあるだろう。バレンタインになれば我先にと人々が駆け付け、プレゼント用として買っていく。最近は自分へのご褒美用にと買っていく人も多いという、超有名チョコレートブランドだ。 ある日、母が「近所の人にこの前おすそ分けしたお礼にもらったの」と紙袋を差し出してきた。中にあったのは小袋がふたつ。手に取ってみるとそこには紙で包まれたチョコレートが入っていた。 ざっと見てみるとミルクチョコレート、ダークチョコレート、ヘーゼルナッ

          がつんと頭を殴られたような甘さで

          今年一年ありがとうございました!

          ちょこです。2023年もたくさんお世話になりました。今年は書いたものを読んで頂けるだけでなく、いろんな方々とお話をすることができたりととても楽しく過ごすことができました。 ここは私にとって大切な居場所です。いつも読みに来て下さる方、温かく迎えて下さる方がいて本当に本当に心の支えになっています。いつもありがとうございます。 特に今年書いた記事ではミスドに関することでフォロワーさん達とたくさんお話できたことが楽しかったです!ミスド…いいですよね…。 あとは私の書くスイーツに

          今年一年ありがとうございました!

          色づいていく想いと朝焼けと(詩)

          特別なんだって言ってみた 君はなんて反応するかな、なんて こっそり思っている深夜2時 不思議な夢を見たんだよ 広い道路二つに分かれてさ、 片方明るい道に繋がってて 君を選んだ、そのことで突然に 未来が開けたような気がしたんだよ 行き先決めた、そのことで偶然に 扉が開けたんだと気付いたんだよ いつだったかな、君に話した古い恋 あの人に言いたかった優しい言葉 取っておくのやめて新しいの作るよ これからはずっとみんな君のために この想いが届くように おはようよねちゃんさん

          色づいていく想いと朝焼けと(詩)

          初冬の候、どこからか甘い匂いが

          今日はとても寒い。まるで一気に冬になってしまったかのようだ。昨日までは秋で、今日はもう冬。ちょっと前までは少し蒸し暑い日もあっただけに余計に季節感がわからなくなってくる。 あの日私は半そでをわざわざ取り出した。そして今日は真冬の服を一気にタンスから引き出した。フリースだったりモコモコのそれは何となく私の気持をほっこりさせる。 一連の作業を終えるとなにやら台所からいい匂いがしてきた。 「お母さん、昼ご飯はカレーライス?」 「カレーうどんよ」 「めっちゃあったまりそう!いい

          初冬の候、どこからか甘い匂いが

          note二周年ありがとうございます

          先日このアカウントを始めて2周年というお知らせが来ていた。 去年の一周年の時は何をしただろうと思い、過去記事を辿ってみればなにやら一年間に書いた記事の振り返りなどをしていた。今年は去年ほどの記事は書いていないけど、試しに同じことをしてみようと思う。 いや、この一年で考えるとこの記事が優勝でしょう!と思うくらいの記事はこちら。おいしすぎるいちご味のアイスの実からパフェを作る妄想をし、この後の記事で実際に作ったという思い出が未だに輝いている。 とてもおいしかった。まだアイス

          note二周年ありがとうございます

          欲しかったのは違うものだったけど

          私の自己肯定感はおそらく他の人よりも少ない。そんな時にある情報をネットから得た。それは自己肯定感を上げるのにはメイクを変えたりスキンケアをしたり、外見に気を配るようにするといいということだった。 考え方や感じ方を変えるとか自己分析というのはなかなか難しいのでは?と感じていた私は、とりあえずそんな身近なところから始めてみることにしてみた。 まずお風呂上りに数年前に買ったまま大して使わずにいたボディローションを丁寧に塗りたくってみる。たくさん残っているので思い切って使う。途端

          欲しかったのは違うものだったけど

          金木犀の香りが大好きなのに

          つい最近、X(元Twitter)にて「金木犀の香り」というトレンドワードを見掛けた。ついにきたか、と思った。私は数々の香りの中で金木犀の香りがおそらくTOP3に入るくらいには好きだ。 ちなみにダントツの1位はもちろんおいしそうな食べ物の匂いだということはここだけの秘密にしておいてもらいたい。いや、匂いは香りと全く違うか。失礼しました。 今日はいつもとは違う道で出かけることにしてみた。普段なら通らない少し遠回りな道を行く。マリーゴールドの咲いているおうちの近くを通ったら、ハ

          金木犀の香りが大好きなのに