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週末に涙活するならこれだ7選

これはぼくがたまったま色んなエンターテインメントを摂取していた時に強く心が揺り動かされたりした様々をピックしたもので、本気で泣きたいとか無条件に感動できるようなものじゃないと思っています。ヘッダ画像をお借りしています。

ぼくは普段さっぱりどんなエンターテインメントを摂取するかなんて決めてなく、その場の心の動きに頼りっぱなしです。既にこのアカウントを使って紹介したものを含めると、歌のMVだったりゲーム実況だったり、ドキュメンタリー、読書、ゲーム大会とか同時視聴とかあんま媒体がそこまで分かれてなさそうやなとかさっきまで思ってたんですけど、そこそこあったようでした。つって大体つべ(YouTube)ですね……

涙活とはつまり魂を揺さぶられたり心を揺り動かされるものなので、そういう系があると思っていただければいいかもしれない。


レトロゲーム部LIVEALIVE

これはあるMCNのレトロゲーム部と称す(厳密にはそこまでそのような区分けがされているわけじゃないんだけど、便宜上)二人が片方操作して片方一緒に見る、いうなれば視聴者みたいに同時実況するという特徴がある。

実況だけなら本来ひとりでできちゃうけど、わざわざ画面の前で二人で顔を突き合わせて片方が遊ぶところを観ている。そこに何らかの意味がある。

そして、単純に古いゲーム(Remasterなので古いと場合分けしてしまうのは些か強引なんだけど)で遊ぶから面白いやろ、見に来いや的な集客にとどまらない部分があって、つまり古いゲームを違う世代の人間が(人間と猫だけど)遊ぶから価値があるってわけじゃなくて、ふたりともリマスター以前に一度遊んだことがある。しかも最後まで終わらせた。

だから何といいますか―――それすらも楽しめる人は楽しめるのかもしれないけど―――初めてのゲームを遊ぶときのとくべつ刺激的な部分に振れたときの拒絶にも近い忌避感みたいなもの、否定みたいな行動をふたりともしないところに魅力がある。それはもちろんあまりに悲痛な展開にひどいよ、と異を唱えたり敵の悪行を避難することはあっても、悪口雑言とかには及ばないところが安心する。

またぼくは現役でLIVEALIVEを遊んだことがないためわかんなかったんですが、Megaromaniaという歌(ゲームBGMのことなんだけど癖で歌って言っちゃうのでご注意いただきたい)がめちゃくちゃいいところで流れます。もちろん二人もそれを知っている。Megaromaniaの良さについてはまた別に書かないと話が散らかってしまうのでまたいずれしたい

この時同時視聴・実況していた近未来編には多分LIVEALIVEでも最大級に意義深い科白である「そうだろ、松」というものがあります。ぼくはこの科白がどういう意味なのかを全く知らなかったけどそういうものがあるということを知っていた。

当時、LIVEALIVEはスーパーファミコンかPSあたりで遊ばれたはずですが……スーファミ世代の方々はこの近未来編を子供なのにどう受け止めたんだろうと思わされてしまう。LIVEALIVEがどこをとってもそうなんですが……Megaromaniaは魂を揺さぶる音を持っている。そしてリマスター版のMegaromaniaをぼくは先に知ることになってしまったけど、SFC版のそちらも遜色ないどころか多分そちらが好きだっていう人口が多くてもおかしくはない。ぼくはこのリマスター版についてもアレンジャーからの尊敬が見えまくる感じがしてとても良かった。

取って付けたようなことは言いたくないんだけどこの二人の同時実況がなかったらその重さに耐えられなかったりそれ以上の感動が得られたかどうかわからないほど良かった。

マリオカート大会

偶然にも上記と同じMCNの中規模イベント(大規模イベントとか全体イベントって言いたいぐらいスケールがでかい内容だと思うんですが、全体つっちゃうと幕張で定期的に開くEXPOが浮かんじゃったり、任意参加制なので参加しない人もいたりで難しい)がありました。内容はマリオカートで上手な人とそうでもない人を決めるというもの。

面白いことに中間層がいて、上手くも下手でもないとそこになる。上手と中間層と下位を決める予選的なもので上下に入らなかったら、その人の出番はそこで終わる。

このイベントはほぼ一人でMCNのバックアップを大幅につけて開催されたもので、開催した本人の努力もそこまで細かくは説明されてないけど(近くにされるかも)またしても期せずして以前歌のnoteを書いた人だった。歌も歌ってイベントも開く。

オンエア中に自身で言っているぐらい、事前準備とかの連携があまりにうまく行かなかった時に自己内に留めずぶちまけてしまったみたいなことがあったらしいけど、この規模を一人で扱うのならそれは仕方ないように思える。だから毎年MCN運営会社のバックアップ自体の手広さがより大きくなっていっているんだろうと個人的に思います。

エンターテインメントとして消化すればおもしれーぐらいで終わるのかもしれないけど、その以前の大会とかから観てると心を動かされるものがあったりする。それはこの主催者が以前色々あって走り方を教えたりしたことがあるアキ=ローゼンタールさんがかつてとは見違える走りを見せたりしたのを主催者として見れて(同じブロックで走ってたり、勝敗の結果とかが違ってたら見れなかったかも)感想を言ったりしてた部分だった。

これはまず上記つべリンクが大会本部なので、全体視点を観て主催者とアシスタントが実況しながら進行するのを観てれば一番わかり易いんだけど、アキさん本人が自身のチャンネルで実況配信してたのを見ると感慨深いかもしれない。

あとは感動したとか心を揺り動かされたと言ってしまうと趣が異なるかもしれないんだけど、個人的に大空スバル・宝鐘マリンそれぞれの視点を観ていると凄まじいドラマがある。

結果につながっちゃうので触れるのが難しいけど、特に触れやすい後者はおそらく自己のオフライン時に信じられないショートカット練習してたことがどえらい結果になったり、いくらなんでも狙ってやってるんじゃないかと初めて観た人が思ってもおかしくないぐらい想像だにできない展開でした。特にそれが顕著なのはここに貼っていないリンクなんだけど、ねたばれタグ貼ってるから貼れない。

情熱大陸 ヴィーガンお菓子屋さん岡田春生

最後にどっちかというとこれがメインのつもりだったんですが、情熱大陸の連休見逃し一気配信の熱量が凄まじい。今日中に終わっちゃうのでこちらから観たほうがいいかも。後で各個の感想も書くつもりなので簡単に紹介します。

人の重たい機会損失と真っ向から向き合うお菓子屋さんが眩しくてまともに見れないけどなんとか見る。

堂安律

以前ぼくは堂安律はビッグマウスじゃなくて思ったことをしていたら言ったことがかなっていた人だと話したけど、そうだった。


杉田孝明

江戸前とはどういうものなのかぼくはわかっていなかった。だからってだけじゃないと思うんだけど祈るその姿勢に圧倒される。

加藤庸子

脳神経外科医なかた。その実力だけじゃなくて性格も面白い。命を救ったことに対して、みんながみんなそんなにあたしの事考えてたら簡単に変な宗教が生まれちまうよとか今にも言い出しそうな人柄がさらに人を救っているようにぼくには見える。他と比肩することじゃないからあまり言いたくないんだけど一番泣いてしまった。

飯田将太

ラーメン屋さん。ぼくはなぜか実際のオンエア時にオンタイムで観ていて、「そこまで……」と思ったり心と言いますか精神的支柱の存在を知って驚かされた。

情熱大陸の一気見はこの2倍ぐらいあります。全部見たけど紹介しきれない。

と同時に、冒頭に書いたように連休中って勝手に映画なら映画を選んで気づけば観てたりすんですけど、今回みたいに本を読むのにパワーを割いてると自動的に映画なんて一切観なくなんだなみたいなことがわかった。12ヶ月前には浅草キッドとか観ていたんですけど。

これって本読むのと映画観るのに割く集中力が大体同じってことでいいんだろうか、それとこれとはちげーよみたいなことなんだろうか、そのように物事を比べようとすること自体が愚かしいのかわからない。最後のっぽいとおもうんですが。


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