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ね↑こ↑ね↑こ↑ふぁいにゃんす↓

ぼくはYouTuberの猫又おかゆ、大神ミオ、鷹嶺ルイ、、あたりの熱心なファンや視聴者ではないんだけど、YouTubeはこの人達に「うちのプラットフォームでここまでのエンターテインメントを展開してくれてありがとう賞」みたいなのをあげても良いんじゃないかと思ったことがありました。ヘッダ画像をお借りしています。

あとラプラス・ダークネスや白上フブキ、大空スバルとかにもだろうか……というのも、借金返済エンターテインメントみたいなイベントをMinecraft上で実現したことがあったのでした。

マイクラ内で実現できるあらゆる技術を使ってゲームとか対戦型アクションみたいなのをまず造り、それを放映するといいますかつべというプラットフォームを使って生実況する。で完成する。

次に同僚のタレントとかを誘って、大々的にそれら完成物で遊ぶ日を設ける。自動で遊べたりする遊具が造れるのもマイクラの魅力でしょうが、あえて人力にしたりしてタレント同士の会話が強制的に(もちろん強制的にという意識は見てる側にもない程度に自然に生まれるわけです。普段からしゃべってるから)産まれるから、それ自体も「見世物」になる。

しかも各種ゲームとかアクションは、「通貨」がないと出来ない仕様になっている(一方、一銭も持ってなくても多分楽しめる)。その通貨とはマイクラのダイヤという資源であり、貴重だから通貨化した。でもお客さんとしてゲームを楽しみに来たタレントたちはそんな貴重な通貨を持ち合わせていない。

そこで通貨も事前に用意した。ローンとして貸し出せるという形でです。これが肝といいますか中核みたいな意味をもっていて、タレントたちはこれを借りに来てゲームやアトラクションが稼働する日を楽しんだ。

ゲームとかでは通貨が倍額になって増えたりする内容のもある。タレントたちは大儲けしようとローンを上限まで組んだりする。ゲームで大負けするとローンが返せなくなりますね。ちょっと現実だったらまず過ぎるんですけど、ゲームというメタバースの中でやっていることなので何も問題がない……

大負けしたけどローンは返さないといけない。でもそんなの返せるわけがない(ダイヤがでそうな地下を延々と掘り続けるしかない、けどそれぞれにそのような時間はない)、でもそうこうしている間に利息でガンガン借金が増えていく。

そこで借金を一発返済できるかも知れない場所すら事前(事後)に造った。イベンター側=金融機関(ねこねこふぁいにゃんす)側=借金返済専用テーマパーク運営側なので、すべてこの人たちの手のひらの上にある。

次に、借金したタレントたちはこの借金返済専用テーマパークが稼働する日に「来る」という選択肢以外ないわけです。現実の借金じゃないんだから踏み倒してもいいという考えを持つ人もいるでしょうし、はじめから金を借りない楽しみ方、自分で用意する楽しみ方をすればいいという考えもあるでしょう。別にそれを否定はしません。

ゲームやアトラクションでとんでもない借金したり負債を抱えたらどうなるんだろう、みたいな予測がタレントの中にある。あるいは裏回ししてこういう展開を考えているみたいに共有する。別にそれはどちらでもいい。ここまでの全てがYouTubeの単純視聴者にとっては「見世物」として成立しているわけです。コメディ映画見ているみたいなものと言えば良いんですかね。今で言えばリアリティショーでしょうか……でもリアリティショーは割ととんでもない弊害がある……のはつべも同じか

さらにこの借金返済というよもやタレントがすべきでない行為すら、完全に見世物にしている。これはもはや罰ゲームみたいなものであり、しかしながら台本なくしてそれを実現している部分が腕の見せ所といいますかタレントパワーみたいなものであるような気がする。

さらに借金返済テーマパークではインドネシアの同社タレントであるクレイジーオリーというゾンビの女の子の意欲も手伝っていたのではないでしょうか。タレントは女の子ばっかりで、その子たちの他では聞けないような声を披露したり、ふぁいにゃんす側が用意した台本(とても恥ずかしい内容だ)を言って社長とかを満足させれば、ダイヤを掘らなくても借金を減らしてくれたり帳消しにしてくれたりする。これはふぁいにゃんす側のさじ加減だったり、返済する側の追い詰められたがゆえのわけのわからないスキル向上による交渉術などによるものでした。

その中で、自分も何らかの借金を負っているはずのこのインドネシアの女の子が、別のタレントに騙される……といいますか紙切れ同然のものを非常に価値があると触れ込まれとんでもない値段で売りつけられてあっさり自分のダイヤを渡してしまう。

さらには上記恥ずかしい声とかを別のタレントが発表している際に、自分の持分とかを全部あげようとしてしまう。フルスロットルで参加している感じは狙ってやっているのでも純粋なのであってもそこまで成立するだろうか、と思ってしまうほど奇跡的に感じる。

見ようによっては海外の人(ゾンビだけど)が別の国の人にとんでもない騙され方をされている。でもメタバースであり彼女たちが仮想存在だから成立してしまった。これをエンターテインメントみたいな陳腐なことばで表現するのがもったいないぐらいれっきとした見世物であり、視聴者にとって異常に価値があるイベントだった。特に最後の借金返済は上記配信視点で見たんだけど、オリーを始めとしたイレギュラーにイレギュラーが重なりすぎて、いわゆる

・ゲーム場工事編
・ゲーム場開催編

みたいなのが祭とかイベントとして当初は目玉だったんだろうと思うんだけど、この

・借金返済イベント

ですら、上記2者に並ぶどころかそれらとはまた別種の凄まじい視聴すべきイベントとして(本来そこまで行くつもりじゃなかったとかあるのかも知れないけど)成り立ってしまったのだろうかと思うとゲーム配信業みたいなことを5年単位で継続している人たちの技術力を思わずにはいられない……とかいう表現こそ(いわゆる撮れ高を作ろうとしているみたいな見方になってしまって、もちろんそんな見方はしたくてもしようと思わないからいいんだけど)陳腐であまりしたくないんだけど。

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