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普通に働いてたらいきなり公正取引委にガサ入れされる職場は楽しいと言えるのか?

さっきまで「信頼に値しないプラットフォームとは何か?」という題名にしていましたが変えました。

楽天の出店業者が個人情報を悪用してまで売っているように見えなくもない事例に以前ビビり散らかしていました。

個人情報を悪用するECサイトとは

個人情報の対価としてECサービスを提供するのがプラットフォームや業者の役割であると思うので、どんな理由があろうとそのような個人情報を悪用してまで営業を続けようとする考え方ができる業者は擁護できない。

ECサイト利用に於ける信頼という大前提を崩さなければ運営ができないのであれば、業者どころかプラットフォームには存在資格がない、ということが論理的思考の一例であるように思えます。

プラットフォーム利用者に強要するECサイトとは

で業者を擁護するつもりは微塵もありませんが、プラットフォーム側も顧客第一志向であることを内外に示そうとするあまりに出店業者を奴隷のように扱っていることが明るみになった。

顧客第一志向である、とアピールしたいがために自分のプラットフォームを利用したい意思を持つ業者にはある程度の無理強いをする。

その無理強いを「仕方なく」受け入れざるを得ない業者はしぶしぶその意向に基づいた経営を続けるが、ある地点で上述したような破綻が起こるのだと仮定する。

それでもプラットフォームに強いられた負担分を売上で取り戻そうとする業者群は使ってはいけない手段を強行する。それが先の個人情報の悪用なんだとすれば、プラットフォームとの契約・約束すら遵守できないコンプライアンスしか持ち合わせていない業者が平気な顔をして市場内に混ざれる風土があるということがわかる。

それだけでなく、楽天は自分が受け入れた業者の管理もできないプラットフォームであることが露呈する。

「プラットフォーム側が課した制約の厳しさに耐えかねて、約定をあっさり反故にする低いコンプライアンスの持ち主」を受け入れてしまったという選球眼の甘さも発露してしまった。

「それでも、自分勝手な制約をプラットフォーム利用業者に与えたところで自分たちなら御することができる」などという甘い見通しを持った経営戦略しかできない企業であることも判明してしまった。

送料を人質に取られた利用者の明日とは

ところで、楽天がプラットフォーム利用業者に課したものは「送料無料の無理強い」です。送料無料に慣れきったEC利用者からすれば、プラットフォーム側を責めるのか、プラットフォーム側は利用者第一主義であり送料負担を肩代わりしてくれる優良企業と捉えるのか、プラットフォーム規約違反をした業者を糾弾するのか、あるいは遵守するには無理がある規約を強いられた業者たちに同情するのか、

あるいはこんなプラットフォームを運用すること自体が間違っている、こんなECサイトは本来利用すべきではないのではないか?とするのか。

お読みくださりありがとうございました。

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