國近京輔

何をより誰と、困っている人がいれば助けるもんだ(白州次郎)が信条。建設テックプロダクト…

國近京輔

何をより誰と、困っている人がいれば助けるもんだ(白州次郎)が信条。建設テックプロダクトマネージャーとして何かしらより良い未来の創造に貢献したいと目論んでます。

マガジン

  • あおの奇跡

    2022年8月、親友の赤ちゃんが重い心臓病になり、海外での心臓移植のために「あおちゃんを救う会」を立ち上げ、募金活動を行っているのですが、こんなにも素晴らしい仲間たちとの日々を忘れてはならないと思い、日々記録していきます。

最近の記事

【あおの奇跡】メディアの力

救う会を設立した2022年8月当時、私たちとしては、早く募金活動を開始したい思いもあり9月末の記者会見、募金活動開始を目指していたのですが、受入れ先のコロンビア大学病院から正式なデポジット金額(見積り書)が中々届かない状況が続きました。 その間、日中も仕事の合間で何とか時間をとって地元支援者の方を訪問したり、事務所の準備や募金口座の開設に必要な書類作成、手続きに奔走し、毎週末の総会では深夜までネット会議を行うなど、とても忙しい日々が続きました。 また、募金開始の記者会見を

    • 【あおの奇跡】徹底した情報収集

      両親から相談を受けすぐに救う会を立ち上げようという話になり、両親の友人や会社の同僚を中心にメンバーを集い、8月に「あおちゃんを救う会」を立ち上げ準備を始めたました。 当時、このようなボランティア活動の経験者はいなく初対面の方も多かったのですが、とにかくコミニュケーションをとりながら、情報収集を徹底的に行うことにしました。 ★過去の同様の救う会の方や海外心臓移植の募金活動を支援してくださるNPO法人にコンタクトをヒアリング ★両親自ら、海外心臓移植が成功して元気に暮らす子

      • 【あおの奇跡】エピソードゼロ

        両輪 あおちゃんのお父さんとは元々会社の同僚で、様々な仕事の中で苦楽を共にしてきた両輪のような関係で、彼が独立した後も私の仕事を手伝って貰っています。 また、お母さんやお姉ちゃんとも家族ぐるみで仲良くさせて頂いていました。 そんなお父さんから、2021年10 月に 2 人目の女の子葵ちゃん(あおちゃん)が生まれたと聞き喜んでいた矢先、「葵の心臓に疾患があり、手術することになった」との連絡がありました。「心臓の病い」と言うことで大変心配をしていたのですが、その後、あおちゃん

        • 【あおの奇跡】先に大切なものを詰めよう

          あおちゃんの両親は、瓶(人生)の中に大事なものから一つずつ一つずつ詰めてきたのだと思います。だからこそこんなにも多くの支援を頂いている。 人生でもっとも大切なのは人の繋がりを大事にする。ということを身を持って知りました。

        【あおの奇跡】メディアの力

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        • あおの奇跡
          10本

        記事

          【あおの奇跡】その時(脳死)について「決めておくこと」

          海外での心臓移植を選択した場合、日本人は保険が効かないため何億円もの膨大な費用が掛かります。 その費用を集めるために、両親と救う会が必死に募金活動を行い、多くのご支援の中で渡航し、やっとアメリカの移植を待つ子供たちの後ろに日本人の小児が並ばさせていただくことになります。(費用が高額なのは保険が効かないからであって、決して順番に割り込む費用ではありません。) また、2008年のイスタンブール宣言では「自国の臓器移植は自国で賄う」となっており、本来、国際ルールからは外れますが

          【あおの奇跡】その時(脳死)について「決めておくこと」

          【あおの奇跡】ビジョン「想いの連鎖」

          4億円近くの費用が掛かると聞いた時(結果的には5億3千万円)その金額の大きさに圧倒され、 何をどうすれば良いのか? どれくらいの期間が掛かるのか? 全く想像が付きませんでした。というか突如暗闇の立たされた気持ちでした。 そのような中、必死で過去の救う会の情報を収集し、経験者の方々の話しを聞いていく中で、自分の中でこうゆうことかも? というイメージが徐々に湧いてきました。 そしてその時に描いたビジョンがこちらです。 常に目に入るようにリビングに貼り出し、毎日毎日このビ

          【あおの奇跡】ビジョン「想いの連鎖」

          【あおの奇跡】見えないところで誰かの役に立っている

          私とお父さんが普段から仕事で付き合いのある方から、あおちゃんを救う会への寄付とメッセージをいただきました。 メッセージ 『私に出来ることがあれば、何でもお申しつけ下さい。 あおちゃんのお父さんが彼だったとは知らず、驚くばかりです。 実は、うちの次男坊も20数年前、心臓病を抱えて生まれてきました。 心室心房中核欠損という病気で、比較的軽症だったのかもしれません。 その後、海外の病院でお世話になりながら順調に育ち、小学校の頃に見せた社会人アメフトの試合(あおちゃんのお

          【あおの奇跡】見えないところで誰かの役に立っている

          【あおの奇跡】子供たちの一歩は美しい

          初めての募金活動 ドキドキ ちゃんとできるかな? お金入れてくれるかな? 最初は小さな声しか出なかったけど、温かい声援に勇気が湧いてきた 「あおちゃんに募金おねがいしまーす!」 お父さん「にっこり」 家族の募金活動写真を見てたら涙が出てきました これは最後にとっておこう

          【あおの奇跡】子供たちの一歩は美しい

          【あおの奇跡】点から線へ

          2022年11月25日 募金金額の合計がとうとう3億円を超えました。 驚きのスピードでここまで来てます。 私たちはあおちゃんのために全力で募金活動を行うしかありませんが、私たちが目的を達する一方で、悩み苦労している同じような境遇のお子さんと両親がいることを忘れてはならない。 このムーブメントをより広く、より深く、日本中に根付かせることで、同様の困難を生み出さない社会にしたい。

          【あおの奇跡】点から線へ

          【あおの奇跡】良い時こそ後ろめたさを持つ

          あおちゃんの父親が元アメフトマンで、彼が社会人アメフトの選手時代の監督(今は大学の監督)とランチをご一緒した時に響いた言葉 「僕は結婚した時からずっと、恵まれない国の子供達の教育や自立を支援するボランティア団体に、何か良いことがあった時は必ず募金するようにしてるんだよね」 「何か人生で良いことがあった時に、その裏側で不幸な環境にいる人達が存在すること、少しだけ後ろめたさを感じることが大事だと思ってる」 その方の座右の銘は『義を見てせざるは勇無きなり』とも話していました。

          【あおの奇跡】良い時こそ後ろめたさを持つ

          目元笑顔のコミュニケーション

          役員が出席する大人数会議での気付き。 会議前半は役員が強い口調で話しまくり全体の緊張感はマックス。 後半、役員の目元が笑顔(マスクで口元は見えず)で話し方もソフトになる中で、徐々に全体の空気も和らぎ、出席者の発言も増えていきました。 役員の感情に同調するように、こちらも目元で笑顔をつくったり、他の方々と目線でやり取りする(今、話すタイミングかどうかを計る)など、 マスク着用で表情が分かりづらい中で、目元だけで相手の感情を読み取る人間の能力が高まっているのを感じました。

          目元笑顔のコミュニケーション

          仕事は「スルー」と「寝かせる」

          かなり久しぶりの投稿です。というか完全にnoteの存在を忘れていました。 会社組織の中で余計な仕事をスルーできない人が多いと感じることがあります。 スルーできないからキャパオーバーし、本当に重要な仕事に手が付かず、結果として成果がでない状態になっているように見えます。 私は、余計な仕事はスルーし仕事全体を俯瞰することを意識しているのですが、これは、長年、剣道をやってきたことにも通じるように思います。 剣道では、相手の目と呼吸を読み取り、間合いを詰め、隙を見つけて一撃勝

          仕事は「スルー」と「寝かせる」

          奥さんが鼻歌を歌ってると、こっちも幸せな気分になる今日一日。

          奥さんが鼻歌を歌ってると、こっちも幸せな気分になる今日一日。

          顧客視点とは?

          DXを進める中で、顧客視点をリサーチやアンケート調査と勘違いし、時間ばかりかけ何の価値も生み出さないプロジェクトを多く見かけます。 一人の人間として社会に属する限り、顧客=自分と捉える想像力を持ち、自分自身を仮想顧客とした中で、本当に欲しいと思えるソリューションを妄想してみる。 妄想の中で仮説を立て、その仮説をリアルな顧客へぶつけ、高速でPOCを回しながら仮説を確信に変えていくことが本当の顧客視点であり、DXには必要な要素だと思います。

          顧客視点とは?

          後だしジャンケン戦略

          出遅れた分野(レッドオーシャン)でもマネではなく顧客目線と固定概念破壊型発想で勝利するケースが増えているようです。 (バルミューダ) 市場調査などのマーケティング活動は一切しない。 開発者自身が消費者として『驚き』や『面白さ』といった感情が動かされるかどうかにある 「檸檬堂」やバルミューダの家電、最後発で勝てるワケ:日本経済新聞 https://www.nikkei.com/article/DGXZQOFK114B20R10C21A3000000/

          後だしジャンケン戦略

          今日はIKEAへお出かけ。朝からコロナ入場規制してて店前で大行列です。やっと列が動いた〜!ということで妻と歩きながら「店員さんにここまで!とか言われたらショックだよね。」って言ってたら、本当に入店直前で止められました。逆に言い当てたので少し嬉しいのはなぜ?(笑)

          今日はIKEAへお出かけ。朝からコロナ入場規制してて店前で大行列です。やっと列が動いた〜!ということで妻と歩きながら「店員さんにここまで!とか言われたらショックだよね。」って言ってたら、本当に入店直前で止められました。逆に言い当てたので少し嬉しいのはなぜ?(笑)