ゼネコンにおけるDXとは?
DXは壮大な仲間集め
今の世の中、単に建物を建てて渡すだけで利益を得られる時代ではなくなっており、お客様の要望も多様化しています。
多様化した要望に応えるためには、まずは、社内の様々な分野の専門知識を持った人たちが集まる場が必要です。
さらに、人中心の建物空間を考えた場合、従業員が生産性高く、モチベーションを保って働ける空間を提供するには、デジタルを含め、さまざまな要素の人材や外部パートナーとの共創が必要になります。そのためには、社内外の連携が欠かせません。
また、ゼネコンはもともと、いろんな協力会社やパートナーと一緒に価値を提供するのが得意です。この強みをデジタルも含めて拡張していくことで、より多くの要素を取り入れ、社内外の連携を強化していくことができます。これが、DXの本質であり、繋がりから新たな価値を生み出す根幹となります。
そして、繋がりを生み出すためには、コミュニケーションがもっとも重要で、それが結果として仲間を増やすことに繋がります。
だからこそ、DXは壮大な仲間集めであり、これが私の中でのDXの定義です。
シンプルに、この仲間集めを続けていくことがDXの目指すべき方向なのです。
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