小学生でも3分で理解できるディープラーニング
近年、AIブームが訪れたおかげでテレビや
ニュースなどでAIという言葉をよく耳にする。
だが、そのAIブームの立役者である
「ディープラーニング」を理解してる人は少ない。
今日はそのディープラーニングを
なるべく分かりやすく伝えたい。
この記事は3分で読み終わります。
AIブームは3回目
ディープラーニングに入る前に今のような
AIブームが過去に2回あったのをご存知だろうか?
(文献:AIにできること、できないこと)
詳しくは触れないが、1965年、1985年頃に
それぞれAIブームが来たのだが、人々の期待
に応えることが出来ずブームは去った。
ただ、これまでのAIブームによる影響が限定的
だったのに対して2015年から始まったAIブームは
私達の生活に大きな変化を起こそうとしている。
そのAIブームを生み出したのが
ディープラーニング
という技術である。
りんごを見てりんごだと分かる
ディープラーニングの1番すごいところは
特徴を勝手に見つけることができる
ということである。
例えば、りんごを何個も見ていくうちにりんごの
特徴を掴んで、人間のようにりんごだと
判断できるようになる。
なんだよ、そんなことかよと思うかもしれない。
でもこれがめちゃくちゃでかい。
人間は小さい時にりんごを見て、
赤くて丸くてへたのついたもの=りんご
ということを無意識のうちに習得する。
同じようにディープラーニングを使えば、
大量のりんごの写真をAIに読み取らせる
だけで「赤い」、「丸い」、「へたがある」
というりんごの特徴を勝手に抽出してくれる。
すると、新しく果物の写真を見せた時に
それがりんごかどうか勝手に判断できるのである。
ディープラーニングが生まれる前にこれを
全くできなかったわけではない。
ただ、ディープラーニングによって
その精度が格段に上がったのである。
↑画像認識の精度を競う大会の
優勝チームのエラー率
ディープラーニング登場前と後でエラー率が
26%→3%まで落ちているのがわかる。
人間の脳をお手本にしてる
ディープラーニングがすごいのは分かった。
っでもそもそも何なのそれ、
というのが心の声だろう。笑
詳しいところはほぼ数学だが、
「人間の脳を真似した技術」と
ひとまず理解しておけば間違いない。
もう少し詳しく言うと、
神経細胞のネットワークを模倣してできた技術
であり。
神経細胞は下の写真のようになっている。
神経細胞はそれ単体だと大したことは、
できないが複雑に絡みあうことによって
感情などの複雑な気持ちも表現できる。
例えば「財布をなくした」、「お金を拾った」
というのが一番左にあったとすると、
真ん中のところに「お金が減った」と
「お金が増えた」のどちらも存在する。
ただ、一番右側では財布をなくしたダメージが
お金を拾った喜びを上回ると判断されて
「悲しい」という感情になる。
このように複数の要素を複雑に絡ませる
ことによってより精度の高い答えが得られる。
ディープラーニングではこの中間層を
増やしてより深く分析している。
(だからディープラーニング→深層学習と呼ばれてる)
こうすることでより精度の
高い回答を得られるようになっているのである。
結局何が嬉しいの?
ディープラーニングが凄いのは分かった、
何となく仕組みも分かった。
でも私たちの生活にメリットあるの?
という人もいるだろう。
答えを言うと、
メリットだらけ
である。
いくつか例を挙げると
①自動運転の拡大
②翻訳技術の向上
③コールセンターの機械化
①は画像分析、②はテキスト分析、③は音声分析
をもとにしており応用範囲も広い。
結局、ディープラーニングを使えば勝手に
パターンを見つけてくれるので画像でも文章でも
音声でもパターンがあるものは何でも使える。
確実に僕たちの生活を豊かにする技術である。
以上の内容をまとめると、
第3次AIブームの火付け役としてディープ
ラーニングが登場。物事の特徴をAIが勝手に
掴めるようになり自動運転などに応用されている。
技術は人の脳を真似して作られている。
ここだけでも抑えてもらえれば、
友達にドヤ顔できると思います!笑
またもっと深く学習(ディープラーニング)
できたらみなさんにもシェアしますね😆
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今日も一日お疲れ様でした。
明日も良い1日を!
最後まで読んでいただいてありがとうございます^^