見出し画像

<寒すぎ注意>氷で作られた-30℃ホテル【北海道】

こんばんは!でぱおです。
もうすぐ50投稿です!
思い返してみれば、ただベッドに張り付いていた生活から少しずつ部屋を出るようになり、挙句の果てにはやりたいことが増えてきてキャパオーバーしかけています💦
お金も底をつき、ついにリアルの世界でも妄想ご飯をしなければならないかもしれません...
「お金は気にせずご飯はちゃんと食べてください」
両親はお金が無くなることを見透かしていたように常に言ってくれていました。
甘えてもいいんですかね...
賄いがどんなに幸せなことか嚙み締めた今日の一日でした!
さぁ、行ってみましょう!

さすがの東北人も顔面蒼白

今回お世話になるのは、北海道は占冠村「星野リゾート トマム」の『氷のホテル』です!
天下無双の「星野リゾート」妄想しやすくていつも助かっています。


占冠村、何と読むかわかりますか??
「せんかんむら」?いいえ違います。「しむかっぷむら」です!!
北海道は読み方が難しい地名が多いとよく聞きますが、ここまでとは...
キラキラネームだらけですね!
こちらの占冠村、最低気温マイナス30度になることもあるそうです!
昨日話した、冷蔵庫の話を実践する日がすぐに来ました(笑)


山形出身、雪国育ちの僕ですが、さすがにそこまで寒いところは体験したことがありません!
そんな極限の寒さを活かしたお宿が今回のお宿です。
「すべて氷で作られたホテル」
現実味がなさそうな言葉
ですが、これ実現できているんです。

言葉通り

実際には、来年1月からの営業なのですが、今回は大学生という肩書を有効に使い、特別に宿泊させていただきます!
キタキツネがひょっこり出てきそうな雑木林の先に、隠れるように並んだドーム状のものがあります。

手前側はスケートリンク
やりたいけど、ひとりでやるのは恥ずかしくて気が引けるな...
楽しそうな家族連れやカップルを横目に、そそくさと一人、客室に向かいます。
念のため買っておいた裏起毛の長靴が大活躍しています。
これがなかったらと考えたら、ゾクゾクします。
氷で透けた光のさす方へ、入口に顔を出すと、

ガチで全部氷じゃん!!
てっきり椅子やベッドは普通の材料を使用しているかと思ったら、本当にすべて氷です!
氷だとしたら固すぎて寝れそうにないベッド、キンキン、いや、カンカンに冷えた椅子。
氷の肘掛けなんてとてもじゃないけど使えません💦
部屋(?)の中でも息が白い、でも、なんだか寒さはない...
ついに感覚が麻痺って寒さすら感じられなくなりました!
どうしましょう...!

有機野菜ならぬ「氷野菜」

感覚が麻痺っていて心配なまま、今日の食事をとります。
さすが、洗練された星野リゾート。
食べ物まで氷でコーティングされています。
温かいバーニャカウダソースに氷野菜をつけ、溶かしていただくそうです。
野菜の味はしますが、うまく溶け切らない氷と混ざってシャリシャリとした食感になるのが楽しかったです!
メインは「氷山のブイヤベース」
かき氷のような氷の下にエビや貝が隠れて準備をしています。
火にかけると一気に氷は解け、隠れていた魚介と野菜たちが露わになります。
演出だけでなく、味も細部までこだわりがありそうな深いコクが印象的でした。

果たして温まるのか?

マイナス30度の世界で気になるのが、温泉です。
温泉までも氷なのでしょうか?(それはもう温泉ではない)
氷のフィールドの中心に湯気の出ている場所があります。
周りは氷、なんだか嫌な予感がします。

案の定、湯舟にたどり着くまでに氷の上を歩かなければなりません!
これたどり着けるんですか?(笑)
呼吸が荒くなっています、湯舟までが試練の道すぎる。
「ツルっ」
危ないっ!危うく転んで頭を打つところでした。
体幹が人並みにあってよかったです。
ようやく到着しました!
ヒートショックにだけは気を付けてゆっくりと体を沈めていきます。
温かいって心の底から思ったのは久しぶりです。
しかし、顔が寒すぎる(笑)
全身すべて温泉に浸かりたい気分ですが、ひとりなので、我慢します。一人なので。
めったにない経験をすることができました!

お邪魔しました!

寒すぎてもう帰りたくなるはずが、いつまでもいられる自信が芽生えてきました。
何事にも「すぎる」ことってとても気になりますよね。
今回は「寒すぎる」をテーマにしていました!
寒いのが得意と豪語する方、氷の上を歩きたいドМの方、冷たい肘掛けに手を置きたい方必見です!
ぜひ足を運んでみてください!


まぁ、行ったことないんですけどね!!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?