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<忘れ物企画>なまはげに叩き起こされ行きついた先は...【秋田県】

こんにちは!でぱおです。
メリークリスマス!!
皆さん、プレゼントは届きましたか?僕は一人暮らしなので案の定プレゼントが来るわけもなく、肩を落としていましたが、郵便受けに何やら手紙のようなものが...
「今年は何もありません。大変申し訳ありません。」
サンタさんからの謝罪文が届いています!
それに同封されて「トナカイに一回乗れる券」も入っていました!
いや、どこもっていけば使えるんだよ(笑)
どこまでもエンターテイナーのサンタさんです🎅
皆さんも郵便受け確認してみてくださいね!
クリスマス当日も寝ぼけた顔と爆発した髪で執筆します。
今日も行ってみましょう!

忘れ物

とある休日の昼間から、ゴロゴロ~ゴロゴロ~
あーあ、ニューヨークヤンキースに1位指名されないかな~(ずん飯尾)
という感じのノリで気持ちよく眠っていたクリスマス当日。
何やら窓の方から物音がします。
ベランダに何者かがいます。近づきたいけど怖いな...
恐る恐る近づいていきます。
そーっと、そーっと、そーーーーーt
パリンッッッッ!!!!!!!!!!!!!!
窓ガラスが割れて赤い顔と青い顔のものが侵入してきました!
「でぱおとやらはいねーがぁー」

「はいっ、ぼくがでぱおです...」
なまはげだ...本物だ...こんなに迫力あるんだ。
にしてもどうして僕の家まで?
「お前!!!NOTEで秋田県忘れてねーがー?」
あ......あ......
「そうでしたっけ。」
「ふざけるなこの野郎!!!!今から秋田いぐべ!!!」
「いや、今日はクリスマスだし、予定が...」
「んなもんしらねぇ!!忘れられた側の気持ちにもなってみろ!!」
「すいませーーーーーん😭😭」
ということで、クリスマスこそはゆっくりしたかったのですが、
肩に担がれて秋田へ行くことになりました!
「でぱお、秋田行くってよ。」

時は遡り

なまはげに担がれ、山という山を軽々とジャンプで飛び越えていきます。
僕は部屋着なのでもちろん防寒対策は無し
なまはげさん寒いよ~~~~😭
長野から秋田までたった3分で到着することができました。
山形に帰省するときもなまはげさんにお願いしようかな。

到着です!
今回お世話になるのは、秋田県仙北市乳頭温泉「鶴の湯温泉」です!

今まで感じたことの無いカラッカラの雰囲気。
それもそのはず、こちらは江戸時代からの歴史が続く湯治宿
通り過ぎの際には鞘が当たらないように武士の皆さんはお気を付けください。「せめてお名前だけでも!!!」
「通りすがりのしがない妄想野郎なので」
忘れていたくせに手のひら返しでワクワクしています(笑)
何かしらの映画のセットで使えそうですよね。

猿蟹合戦

どこへ行っても江戸時代にタイムスリップしてしまうこちらのお宿、
客室も案の定...

年季の入った色の異なる畳たち、使い古され、猿と蟹が喧嘩しそうな囲炉裏、なんだか実家と同じ香りがしそうな座布団
昔ながらって言葉がある理由が分かりました!
それ以外に表現のしようがありません!
ちなみに、隙間風は多いと思うので、一泊していく中で少しだけ寒すぎる瞬間が訪れるかも?おそらく、囲炉裏の火が途絶える朝方だと思います(笑)
それまでは僕はカニさんの味方ですよ!!

身も心も

なまはげさんに叩き起こされてからというもの、
全く食事をしていません!江戸江戸言ってる場合じゃないんです!
飯だ飯!

猿蟹合戦の舞台である囲炉裏に鍋がやってきました。
山の芋鍋と呼ぶそうです!僕の地元、山形の「芋煮」と似たようなものなんですかね?岩魚の塩焼きもあり、江戸感満載です!!
鍋は醬油ベース山形の中でも味が別れる中で、僕の地域の醤油ベースと同じものでした!しょっぱい醤油の鍋にしょっぱい岩魚の塩焼き、しょっぱ好きの僕にとっては大興奮のメニューです!
鍋のネギは火がしっかり通っていて柔らかい。肝心の芋は解けるほどに煮込まれ、ホクホクと口の中にどんどん入ってきます!口にたまったネギと芋を醤油ベースの汁で流し込みます。地元を思い出す味!
ホロホロの岩魚
も塩の塊と一緒に口にすると舌の上で合体して程よい塩気になります!

なまはげの推し

鍋と魚で身も心もポッカポカです!が、もっと温かくなりたい!
秋田の方々みんなが口をそろえていい湯だという「乳頭温泉」
別所温泉・鹿教湯温泉を渡り歩いた僕は厳しいですよ?

あ、見た瞬間に大勝利かもしれない。
白い温泉、なかなかお目に掛かれないですよね。
この濁りさえあれば体を見られずに済みます!
入る前からニヤニヤしながら、体を湯に入れます。
あっ、もう違う。体の穴という穴から癒し成分が侵入してきます。
ひとりで入っているのに声を出してしまいそうなほど気持ちいいです。
白いっていうだけでお肌がスベスベになりそう。
チャポ、チャポ、
もう一人入浴していないと生まれないはずの音が鳴ります。
横をゆっくり見てみると、なまはげ。
仮面だけつけてあとはスッポンポンです!
正体を隠すというプライドはないのか!!
「これがこの世で一番の癒しだな~」
なまはげさんが語っています。
これはハマるわ。この付近に住んでいる方々はいつものようにこの温泉に入れるのか、羨ましいな。
定期的に来たい温泉です!

お邪魔しました!

なまはげさんに叩き起こされ少し機嫌が悪かった僕ですが、
秋田という地に着いた瞬間気分上々の僕でした!
こんなところを忘れていた僕はリサーチ不足です!反省反省!
なまはげさんも、いい機会をありがとうございます!
江戸時代の気分を味わいたい方、しょっぱい鍋と岩魚を食べたい方、極上の温泉で究極の癒しを得たい方必見です!
ぜひ足を運んでみてください!



まぁ、行ったことないんですけどね!!


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