見出し画像

憎む人を非難するより、人から憎まれないように気をつけることのほうが38倍大事【セイスケくんのエッセイ】

人のことを憎み始めたらヒマな証拠

↑ネット上に、こんな”格言めいた”ものが流布しているようだ。
人を憎んでいる人にむけた警句のようなもの、ということだけ理解できるが、なぜ、こんなブレーズを思いついたのだろう。どんなきっかけ、どんな思いから、このフレーズを創ったのだろう。
この格言めいたものが、琴線に触れるどころかセイスケくん逆鱗に触れてしまったので、屁理屈をいいたくてしょうがないので、たまったものは出さないと健康に悪いのでnoteすることにする。

それは、当人が恨まれているか、身近に、恨まれている親兄弟親戚縁者がいるからではないだろうか。あるいはSNSなどで憎しみをぶちまける投稿を目にしたことがきっかけなのかもしれない。
憎んでいるやつはきっと暇なやつという思い込みから、『詐欺を働く知能があるなら別のところにアタマ使えよ』的な、『人を憎むヒマがあったら仕事に精出せよ』的な、軽いノリから思いついたフレーズなのかもしれない。
あるいは、憎む人封じまじないなのかもしれない。


人のことを憎み始めたらヒマな証拠?
憎まれるようなことをした人がいてはじめてこの言葉は成り立つ。
この言葉の本質を考えると、実は憎む側だけでなく、憎まれる側にも問題があるのではないだろうか。
ジッサイ、ヒマなのは、『他人を憎んでいる人』ではなく『他人から憎まれている人』だ。正確に表現すれば、『他人から憎まれるような言動をしたことすらわからないくらい想像力がヒマな人』

他人を憎むという行為自体、エネルギーと時間を浪費する。しかし、憎まれる人が存在しなければ、そもそも憎む行為も発生しない。憎まれる人がいるからこそ、この言葉は成り立つ。だからこそ、自分が他人から憎まれないようにすることのほうが重要ではないだろうか。

憎まれるような行動や言動をしないためには、日々の生活の中で自己反省を怠らないことが大事。人は誰しもミスを犯すが、そのミスに気づき、改善しようとする姿勢も重要。このような繊細なことだからこそ、怠けていると、知らぬ間に他人に不快感を与えることもあるだろう。

だから、ボケーっとしてないで、人から憎まれないよう、自分の言動に気をつけることが肝心なのだ。



豆知識:38倍の秘密

#セイスケくんのエッセイ #エッセイ #創作大賞2024 #エッセイ部門

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?