「こころのメトロノームに耳をすませて」21日発売です。

キンドル本の表紙が、ついに出来上がりました。 そしてこの本のタイトル、「こころのメトロノームに耳をすませて」は、みなさんご存知のコピーライターのゼロの紙さんが、以前わたしに作ってくださったキャッチフレーズです。 以前は出版なんて、違う世界に住む人たちがすることだと思っていました。 それがnoteで記事を書きためているうちに、そんなに遠くないことになっていきました。 今回の本は、これまでの記事を少し直してまとめたものです。 長男とのこれまでをつづっています。 発達障害

キンドル出版に向けて、形ができてきたのですが、読み返す度に直したいところが出てきてしまって、なかなか進まなくなってます。 でも新しいことに挑戦するのは、怖いけどワクワクしますね。 表紙の色は、息子の好きな、エメラルドグリーンでお願いしているんです。 出来上がりが楽しみだな。

次男のピアス

次男の左耳にきらりと光るピアス。 耳たぶが小さくてうすく、耳の形がきれいでとても似合っている。 ずいぶん前からピアスをしたいと言っていた。 次男の通う高校は服装や髪形にもとても寛容で、個性的な子もたくさんいる。 何事にも関心がうすく、家にいることが多かった子が、服装に気をつかい、髪を伸ばし、イヤーカフスをつけるようになった。 私が高校生の時にピアスが親に見つかった時は、真面目な母にひどく叱られた。 親にもらった体に傷つけて、みたいなことを言われたっけ。 普段はふてぶ

こんばんは、お久しぶりです。 お元気でしたか？ 私は今、キンドル出版の準備をしています。 子育ての記録を記念に残したくて。 今、表紙をお願いしているところです。 内容は今までの記事をまとめたものだけど、 もし良ければ読んで下さいね。 またお知らせします。 21日発売予定です。

幸せな夜

夜、ゴミを出しに外に出た。 風が冷たくて、急いで中に入ろうとドアを開けようとしたら、なぜか開かない。 あれ、なんで。 鍵がかかっている。 さっきまで息子たちと一緒にいたのに。 今ゴミ出しにでたのを知ってるのに。 なんで鍵をかける。 こんないたずら、 全然おもしろくない。 チャイムを鳴らして待ってもドアは開かない。 ガチャガチャ回しても開かない。 また風が吹いてきた。 だんだん腹がたってきて何度もチャイムを鳴らした。 ようやくドアが開いた。 私は何事かとぷりぷりと怒り

明けましておめでとうございます。 昨年はあたたかくて優しくて、才能あるみなさんとつながっていられたことに感謝です。 体に気を付けて、実りの多い一年になりますように。 今年もどうぞよろしくお願いします。

ファンデーションをやめたら、肌の調子がよくなった。 汚れを残さないようにと、念入りなクレンジングも、肌に負担をかけていたみたい。歳はとる。シミもシワもできて当然。でもいくつになっても肌本来のきれいになろうとする力はある。 せっかくのその力まで、奪ってしまわないようにしよう。

ちらしずしのしあわせ

甘酸っぱい匂いがふんわりとただよってきた。 義母がちらし寿司を作っているところだった。 一口つまみ食い。 まあ、なんともまろやかで、やわらかくて優しい。ほんのり酸っぱく。 厚めに切った甘辛いしいたけが最高。 もう一口。 あぁ、 おいしい。 またもうひと口。 胸がいっぱいになる。 大きく息を吸うと、 みるみるうちに目にたまった涙が、ぽろんぽろんとこぼれ落ちた。 母の話。 母は毎年自分の誕生日に、母の好物のちらし寿司を作っていた。 そして、誕生日は親に感謝する

息子に教えられること

スタメンから外されてしまったのに、落ち込む様子もない三男。 経験者ばかりの中ではじめたサッカーを、途中で３ヶ月休んだけれど、しばらくするとスタメンに入っていた。 たくましい姿に私はうれしくて、練習や試合を見にいくたびに今日すごかったね、と声をかけていた。 息子の全然だめ、の返事に首をかしげる。 今日こそはミスもなかったし、良かったやん、活躍したやんと言っても、 だめ、みんなの足をひっぱってる、という返事。 だから、今度のことは自分の中で納得していたんだろう。 サッカ

おめでとう

次男の17才の誕生日。 生まれた日と同じ、晴れ渡った空。 家族でお祝いした。 こんな風に皆元気でそろって祝えることは 何よりありがたいこと。 髪を伸ばしピアスをつけ、どんどん変わっていく次男。 髪を結んでと言うので、束ねようとするけれど、するするとすべり落ち上手く結べない。 柔らかく細くまとまらない。 ツヤツヤで、天使の輪が光っている。 ムースをなじませながら、 母を思い出す。 鏡にうつる、不機嫌な顔で私の髪を結ぶ母。 仕事で忙しいのに、登校前に結んでくれていたけど、す

夏の終わりに買った花火。家族の体調不良や行事が続き、このまま湿ってしまうのかなと、さみしい気持ちになっていたけれど、今日やっと出番が来た。 今夜は少し寒くて、空気が澄んでいるよう。 はしゃぐ息子たち。一緒にいられるのはあとどれくらいだろう。楽しくて切ない季節はずれの花火。

ひとつ越えたね、よかったね

体力も気力も能力も乏しい私。 最近は特に疲れやすく、家事もかなりいい加減。お弁当作りも休んでいる。 これではいけないと気をはっても長続きはしない。今にはじまったことではない。 こんな私を母に持って、苦労も多いであろう息子達。 そのせいか、皆私に似ず、しっかりしてきて頼もしい。 三男は中学生になってからサッカー部に入った。経験者が多い中で、未経験の三男は追い付こうと懸命に練習に励む日々。 毎日クタクタになりながらも、充実した日々を送っているように見えていた。 ところが、1年