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息子に教えられること

スタメンから外されてしまったのに、落ち込む様子もない三男。

経験者ばかりの中ではじめたサッカーを、途中で3ヶ月休んだけれど、しばらくするとスタメンに入っていた。

たくましい姿に私はうれしくて、練習や試合を見にいくたびに今日すごかったね、と声をかけていた。
息子の全然だめ、の返事に首をかしげる。

今日こそはミスもなかったし、良かったやん、活躍したやんと言っても、
だめ、みんなの足をひっぱってる、という返事。

だから、今度のことは自分の中で納得していたんだろう。

サッカーノートには技術について、なにやら細かく書き込まれているけれど、さっぱり分からない。

サッカーって、こんなにすることがたくさんあるのか、あんなにめいっぱい走りながら、同時に頭もフル回転なんだ、と何も知らない私は驚いた。

毎日重すぎるリュックを背負い、勉強して、部活で汗と砂にまみれ、帰れば反省点をノートに書き込み、筋トレし、プロテインを飲み、宿題をする。
よくがんばっている。

スタメンにはしばらく戻れないようだけど、ふてくされることなくとても前向き。

一生懸命になれるものがあるってすばらしいな。
努力できるってすばらしいな。

寝坊ばかりのだらしない母、反省。
恥ずかしくないよう、がんばらないと。




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