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寒い日に気づいた幸せの瞬間


夏から秋を通り越して
冬になってしまったのではないか・・

....と思うくらいに

最近は朝晩の冷え込みが厳しい

早朝は肌寒い上にまだ薄暗くて
なかなかテンションが上がらない

就寝中に自分の体温で
ほんわか温まった毛布が

ヌクヌクっと
気持ち良くって・・

それに思いきり包まりながら

" お願い...あともう1分だけ・・ "

....を

いつも5回くらい繰り返し...

あー、

もうタイムリミットだ・・

...と堪忍して

しぶしぶ

キッチンへと向かう

ココアに注ぐミルクを温めるため
コンロに火をつける

" わぁ〜あったか〜い!"

思わず焚き火をするかのように
両手をコンロの前に差し出して
冷たい指先を温める

温めたミルクで
お砂糖多めのココアを作る

あったかくって
ミルキーで甘〜い幸せに....
身も心も溶ろけそうになる


トースターが

チンッ!  って、

キッチンいっぱいに鳴り響く音は

まるで1日のスタートを

知らせてくれているかのようだ

トースターから
熱々のトーストを取り出して

手のひらにのっけた瞬間の
じ〜んとくる温かさも
なんとも心地いい


けっして夏には感じられなかった
ぬくもりのような
じんわりほんわかした温かさに・・

起きがけ..
ちょい低めだったテンションが
少〜しずつ上がり始める

子どもたちが登校するのを
玄関先で見送る

玄関を出ると

外はすごーく寒い

" いってらっしゃ〜い!"

" いってきま〜す!!"

...と、

子どもたちと元気よく

挨拶を交わし合う際・・

それぞれの口元からは

真っ白な息が立ち込める


気温が低くて寒くないと

けっして目には見えない息・・

普段は無色透明で

全く見えない息・・

その白い息たちを

見つめながら・・

私たちは無意識ながらも

こうやって毎日毎秒....

息をしながら

懸命に生きているんだな

...って、

生きていることへの..

生かされていることへの

感謝の気持ちが・・

ふと

湧いてきたりする

しかし

息って不思議だ・・


口をとんがらせて

フーってすると

冷たい風になるけれど

口を大きく開けて

ハーってすると

あったか〜い風になる


「フー」と「ハー」

口の動きを変えるだけで..

吐く息が

冷たくなったり

温かくなったり・・

息って

ホント面白い・・・


もしも....

素敵な男性に....

息を吹きかけてもらうとしたら・・

「フー」と「ハー」

どちらがいいかしら・・

そして...

どの辺りがいいかしら・・

うなじ辺りに...

「 ハー 」

....って・・・

あったか〜い息がいい..

かな・・

...などと、、

朝っぱらから

ついつい

イケナイことを

考えてしまうユウリ母・・


だが実際は、、

外の寒さで

凍えそうな手を・・

自分の息で

思いきり

ハーハーしながら・・

子どもたちの姿が

見えなくなるまで見送る

っていう....

トホホホホ.....


こうして肌寒〜い朝に
色んなほんのりした温かさを感じながら

長いようで短いような1日が
じんわりと始まってゆく・・・



日中は
まだ気温が上がって
少しは暖かくなるものの・・

夕方から夜にかけては、
また気温が徐々に下がり始めて
朝方同様にかなり冷え込んでゆく

夏には作る気も
飲む気もしなかったお味噌汁が

この時期になると
とっても恋しくなって
とっても美味しく感じる


ご飯が炊けた時の
ピーピーって鳴る音は

まもなく1日が終わりますよ〜!

...っていう

合図であるかのように聞こえる


炊飯器を開けた瞬間の
ふわ〜っと立ち込める
真っ白〜い湯気・・

ここに顔を突っ込むと
ほんわか温かくって
とっても心地いい

炊き立て艶やかな白いご飯を
口に含んだ瞬間・・

口いっぱいに広がる
ふんわりした温かさと
炊き立てならではの
ふっくら甘味のあるお味は

なんとも言えず
幸せ〜な気持ちにしてくれる


寒い日のバスタイムは
もう最高の楽しみだ

最近のわが子どもたち・・
自分たちだけで
入る日が多くなってきた

...と言っても・・

大抵は・・

「まだゲームが終わんないから
ママ先に入ってて〜!」

...ってな理由により・・

ですが....

おほほほほ・・・・

でも、

ようやくせわしなくも....
のんきな時間を過ごせるようになってきた

ひとりでのバスタイムは

心を癒すプチ贅沢なひとときだ


湯船に浸かる瞬間の

" うぅー....
あったかくって気持ちいい〜 "

..ってなる瞬間がたまらなく好きだ

鼻の下までお湯に浸かるのが好き

温かくて柔らかなお湯が
全身をすっぽりと包み込んでくれる
この安心感といったらない・・

たとえて言うならば...

まるで...
素敵な男性に...
優しく抱かれているかのような...

そんなウットリした心地よさ


夏場はとっても暑くて..

シャワーオンリーの日が
多めだったのに

寒くなってくると

次第に湯船が恋しくなってゆく

いつも入浴剤を入れるのだが

ワタシは一途な乙女・・

花王のバブがお気に入り

ほんの時々

泡風呂を楽しむ休日以外は

バブ・・

 一筋なのだ

バブの錠剤を手に持ったまま
湯船にゆっくりと溶かしてゆく

ジュワジュワ〜っと
音を立てながら 

お湯に溶けて
小さく小さくなってゆく


無色透明だったお湯が
次第に柚色に染まっていき

柚子の香りが
浴室中いっぱいに漂う

柚子の香りのする空気を吸いながら

1日の出来事を振り返る

って、なんて優雅で

素敵なひとときなんでしょう


バブの錠剤・・
もうすっかりお湯に溶けていって
手元からは
消えていっちゃったけれど

指先のにおいを嗅いでみると
ほんの〜り
柚子の香りが染みついていて

それをくんくんと嗅いでいるのも
なんだかとっても幸せな気分になる


お風呂上がりにかける
ドライヤーの熱は

じんわりとあったかくって
いつまでもその温風に
あたっていたい気持ちになる

夏場は
ほんの一瞬でも...
ドライヤーをかけるのが

熱くてイヤで....
たまらなくて・・

髪をほぼ生乾きの状態で
放置していたというのにね・・


家族が寝静まった後は

やかんにお湯を沸かして
熱めで濃いめの珈琲を
丁寧に淹れる

誰もいない
静か〜なキッチンに
ほんのりと立ち込める
炭焼き珈琲の芳醇な香り・・

両手でカップ を持った時に
伝わってくる
じんわりとくる温かさがいい

熱〜い珈琲が
ゴクリという音と共に
喉の奥を通り抜け

身体中にじわじわ〜っと
染み渡っていくのを感じる瞬間がいい


肌触りの良い
ブランケットに包まりながら
珈琲を片手に
note時間をひっそりと楽しむ

そこでバッタリと出会った

誰かの言葉に感動し

誰かの言葉に励まされる

そういう時に
ふと溢れ出した涙というのは

悲しみの涙とは違って

心なしか.....

ほんのり温か〜く感じる

寒い日に触れる温かな言葉は

普段よりも
より一層温かく感じるような気がする

寒い日に感じる温もりほど
幸せの重みを感じられるものはないなって思う


寒さが幸せを運んでくる瞬間

晩秋の寒さの訪れが・・
夏には感じられなかった
あったか〜い幸せを
たくさん運んできてくれている

その一つ一つは・・
ほんの小さな小さな幸せなのだけれど
積もり積もれば やがて山となってゆく

いわば

幸せの貯金だ

日常のささやか〜な幸せを
肌で心で感じ取りながら

幸せの貯金を

少しずつ少しずつ

増やしていって

心豊かなライフスタイルを
送っていけたらな...

って思う

刻一刻と寒さが厳しくなってゆく
今日この頃だが、

たとえばもしも・・

この国がオールシーズン暖かくって
寒いと感じる日がなかったならば

寒い日にしか感じられない幸せの瞬間に
出会すことはなかっただろう


これから本格的にやってくる冬の寒さを
敬遠するのではなく

寒さのおかげで感じられる幸せに
どれだけ気づくことができるかに意識を向けて

日々の一瞬一瞬を大切に愛しみながら
明るく楽しく過ごしていけたらと思う

コーヒーのコピー


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お友達のmaykeちゃんのクリスマス企画に参加しています✨🎄


クリスマス🎄には、maykeちゃんがラストを飾りま〜す✨🎄✨🎅✨💕

どうぞ✨お楽しみに〜(*˘︶˘*).。.:*♡💕✨

maykeちゃんっ💓
楽しい企画をありがとう❤(ӦvӦ。)💕✨

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