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トークン発行盛り上がってきました

「サッカークラブのトークン発行」
shibuya.cityやベルマーレなどを始めとして、サッカークラブのトークン発行が
徐々に盛り上がってきました。
明日からはCOEDO.KAWAGOE.FCもトークンを発行します。
*トークンについて不明な方は、ウェブで検索してください(笑)
個人的な見解として、現在サッカークラブのトークンを保有する方の中には
①クラブを支援したい。クラブを応援したい。
②軽い投資目的での購入。
③とりあえず新しいものに乗っかってみた。
上記3点が大半なのかなと。
クラブ側としては、どういった動機であれ購入してくれることはプラスとなるので
短期的にはネガティブな影響はないのかと思われます。
長期的な観点からいくと、利確目的でトークンの売却を行う軽い投資目的の方が多い場合は、売却されることで在庫トークンの数も徐々に増えて行ってしまい、支援という点では減るようになってしまうかもしれません
徐々にという意味は、株式投資やビットコインなどの仮想通貨取引と異なり、トークンに関しては、一度に売却できるトークンは保有数の25%というロックがかかっており、90日に1度という期間的なロックもあるため、利益目的である程度トークンの価値が上がった時に全てを売却するということが出来ないため、一気に支援が減るということがないということです。
shibuya.cityさんのように短期間でトークン価値が¥1,000近くになった場合でも25%分しか売却できないため、ある程度は利確目的の売却があっても一気に多くを失うということがありません。
長く応援するという部分が基本線(利益という部分は外せませんが)となっているのかと思います。

地域貢献画像

「プロジェクトに対する支援」
「ブロックチェーンを活用した新世代クラウドファンディング」
こちらがフィナンシェが打ち出しているタイトルのようなものです。
そこから考えると、何かのプロジェクトに対してファンドを募るという意図かと思われます。ということは、プロジェクトを打ち出して事業なりを運営しているということが前提となり、ただ立ち上げた組織が応援して欲しいのでお願いします、というのはなしということなのでしょう。そういった点は、プロジェクト申請の段階で審査から漏れるという仕組みにはなっているのかと思いますが、安易に始めたいと考える方は少なくないと思います。
事業全般にそうかと思いますが、やはり理念やヴィジョンと言ったものがしっかりとない中で見切り発車を行うということは危うさ満載ですし、関わる方を幸せにできるとは思えません。そういう意味でも、いま現在トークンを発行しているクラブや個人の取り組みやイベント内容を見ているだけでも大変興味深いものがあります。
現在、スポーツチームや選手個人、クリエーターやアイドルなど多方面のかたがトークンを発行されています。プロスポーツクラブも拠点となる地域に貢献するということが前提としてありますし、アイドルにおいてもファンという部分は同じような対象に当たるのかと思います。地域なりファンなりが「そっぽ」を向いてしまうと活動が滞るということがおおいにあります。そういう部分でも、しっかりと地域、ファンに対して貢献できる、楽しんでもらえるプロジェクトというものは重要であり、収益を作るという部分でも欠かせないものかと思います。

Jリーグ画像

「新規参入を目指すチーム」
Jリーグ100年構想において、ここ最近Jリーグ参入を目標にクラブを立ち上げるところが増えている印象があります。多くなってきているだけあって、在り方や、見え方も様々です。
一昔前までは、クラブは育成年代から徐々に上のカテゴリを作るということが定石といった考えが一般的でしたが、特に都内のクラブに多く見られるように、まずはトップチームをたちあげ、スポンサーなどの収益基盤を安定させライセンス上必要となってくるカテゴリに入る段階で育成年代をつくる、もしくは吸収するというクラブが多くなってきました。
考え方として非常にクレバーで現実的であると思います。トップで結果を出し、地域の理解と協力を得られる状態にしておけば、育成年代を立ち上げる段階においても、ハードルが低いのかなと思います。
なぜこのようなことを言ったかというと、地域によっては(全国的にかも)新規でクラブを作るということに大きく抵抗する古参や他クラブ、あり得ないことですが協会もあります。
「新しく出来たら選手が減る」「俺たちは昔からやってるんだ」
そんな意見が大半なのかと...
選手が減るのは、選手に選ばれなくなる原因があるからではないでしょうか。
必ずしも正しいわけではないですが、魅力的なものに人なり選手なりは集まると思います。魅力という部分は個人によって捉え方も違うため、一律に何とカテゴライズすることはできませんが、そこが惹きつける基本となるはずです。
ビジネスの世界でも同じようなことはあるかもしれませんが、会社を立ち上げるということに同じような障壁はあまり聞きませんし、結果さえ出ればある意味ベンチャーであっても賞賛されます。こういう意味からしても、サッカー界における上記のような考え方は「古すぎる」し「全く無意味」としか思えません。競争はあって然りです。選手に競争を求めていませんか?そうであればなぜ自らは競争を排除するのでしょう。ものすごく捻れた人たちが育成年代にいるということは由々しきことだと思います。なんとか変えていかないといけませんね。
ちなみに、ビジネス目線という部分でも同じような排除はあります。
重ね重ね言いますが、魅力に人は惹きつけられます。外に気が向いてしまうということは内側に対しての自信のなさの現れだと思います。競争相手から学べるという姿勢も重要かと思います。少しづつ変えていきたいですね。
そう言った部分では、今後複数クラブでグランドを建設、もしくは所有するという事をやっていけるとなんて考えています。
いくつかのクラブで、グランド建設や所有のプロジェクトを立ち上げ、そこに予算を持ってくるという形にしていけば、このコロナ禍で公共の施設が使えなくなり活動ができなくなりましたというクラブも減るかと思います。
実際オーストラリアでは所有という部分は違いますが、一つのスタジアムでいくつかの競技が試合を行なっています。シーズンのズレという部分から可能なのですが、上記の案でも共同というのはサッカーだけに縛る必要もないと思います。
良い形で選手や関わる全ての人が楽しめる環境づくりを頑張りたいですね。

スポーツには「夢と少しの狂気を与えてくれる」力があると思います。

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