![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/45965516/rectangle_large_type_2_a76ddc3b7d23ce379be3fdf6f40ea34d.png?width=1200)
『瞳の奥に』書店員さんからの感想が続々到着!&Netflixオリジナルでドラマ配信開始!
発売前にゲラをお配りしたサラ・ピンバラ(佐々木紀子 訳)『瞳の奥に』の感想コメントを、たくさんの書店員さんからいただいています。
570ページという分厚い作品をお忙しい中読んでいただき、とにかくアツいコメントを頂戴できてありがたい限りです。
このnoteでも共有させていただきます!(内容を一部省略させていただいている場合があります。ご了承ください)
梅田 蔦屋書店 河出真美氏
ルイーズがバーで出会い、ちょっといい感じになった男性デヴィッドは新しいボスだった。更にルイーズはデヴィッドの美しい妻アデルとひょんなことから交流を持つようになっていく。という、もうやばいことになると約束されたようなシチュエーション。ちょっと!そこで!止まって!やめておけって!読んでいるこちらの心の声をよそに、ずぶずぶと泥沼にはまっていくルイーズ。そして物語は最悪の結末(誉め言葉)に向かって進んでいく。この結末、とにかく嫌!嫌!嫌!新たなイヤミスの傑作がここに誕生した。
コメリ書房 鈴鹿店 森田洋子氏
かなり読み応え抜群の小説でした。だたの不倫ドラマにDVかと思いきや途中でん?と思いながら読んでるとハマるハマる。全然予測出来ないことになって結局ラストが気になり深夜まで読みふけりました(笑)読みながらもリアルな情景が目に浮かび読みやすかったのですが、これをどんな女優さんが演じたのかNetflixが楽しみです。
今野書店 坂井絵里氏
いただいて翌日にはゲラ読ませていただきました!私としてはまさかの(ネタバレのため省略)展開でしたが、読ませる文章だったのでそこでつまづかず後半はぐいぐいと読む手を止められず怒涛のラスト。寝る前に読んだのですが悪夢を見ましたよ…。凄かったでした。
明林堂書店 南宮崎店 河野邦広氏
「え?」の結末。夜驚症に悩むシングルマザーのルイーズは酔ってキスした相手が、クリニックの新しいボスだと知り困惑していた。そしてさらにその妻・アデルと出会い、ルイーズの日常は大きく変わっていく…。二人の交互の視点で描かれ、暗闇の中で一つの微かな光に導かれ出口に導かれているようでもあり逆により闇の中に誘われていくようでもあり恐怖感、嫌悪感が増していきます。徐々に緊迫巻を増す中で結末に向かい、逆に冗長にも感じられるほど丁寧な場面転換がさらに衝撃の結末へのミスリードだったのかと思うと衝撃でした。すべてがひっくり返るわけではないのに予想の出来ない斜め後ろ後方からの衝撃を受ける二度読み必至のサイコ・ミステリ。
紀伊國屋書店 富山店 吉瀧氏
面白いけどよくあるスリラーものだと最後の章を読むまではそう思ってました。でも最後の章で一気にゾクっとさせられるのと、これは凄いという恐怖が一緒にきました。それまでの話の流れで最後の展開にも無理なく納得させられるのが、作家さんの技術の高さを見せられましたね。
マルサン書店 サントムーン店 原田氏
少ない登場人物ながらそれぞれの心情、企みにぐいぐいひっぱられます。ラストはえ!え!と見事に驚かされました。(ネタバレのため省略)と読み終えた後に色々考えてしまいます。
くまざわ書店 錦糸町店 阿久津武信氏
単なるデヴィッド、ルイーズ、アデルの平面的な三角関係ではなく、サスペンスやミステリの要素が、複雑且つ丁寧に盛り込まれ立体的にミキシングされており、このボリュームを一気に読まされる。映像化しても面白いと思うので映画やドラマでも見てみたい。
ときわ書房 本店 宇田川拓也氏
いやあ、終盤で仰け反りました!じわじわと湧き上がる不穏な空気と滲み出す狂気。“夢”がもたらし、掻き立てる、猛烈な戸惑いと興味。そして充分警戒していたはずなのに避けられない、真相の異形度がさらに倍加する戦慄必至な不意打ち。読めば誰かに話さずにはいられなくなるという点で本年最強レベルと謳ってもよいのでは?
椿書房 渡部哩菜氏
とにかく面白い!!推したい!です。
代官山 蔦屋書店 間室道子氏
今井書店 営業本部 浜崎広江氏
500ページを超す長編でしたが、翻訳が非常にわかりやすく、テンポよく読めました。物語の展開は、女性二人の目線で経緯が語られているのですが、常に微妙な違和感があり、それが徐々に明らかになる過程はとても興味深く、読みだしたら止まらなくなりました。そしてクライマックスの恐ろしい真実。それがわかった時の衝撃はちょっと言葉では言い表せないくらいです。このラストを創り出した著者の発想力が凄い!絶対に誰にもわからない想像を越えたラストでした。
Netflixオリジナルでドラマ配信開始
そして、この本を原作とするNetflixオリジナルのドラマシリーズが2月17日から配信が始まりました。
1話50分で6話完結というコンパクトシリーズなので、私も配信の翌日には観終わってしまいました。
原作既読である程度の展開が分かっていても面白いです。
事前の情報では原作と展開が若干違うという話もありましたが、実際観てみると内容はほとんど同じでした笑
とはいえドラマ版では削ぎ落とされてしまっている原作の展開もかなりあるので、原作を読んでからドラマを観るのがオススメだと思います、ハイ。
Netflixで「瞳の奥に」を観ましたか?
https://www.netflix.com/title/80244630?s=i&trkid=14170032
ぜひこちらのドラマと合わせて原作も楽しんで欲しいです!
3月2日発売で全国の書店さんとネット書店さんで予約できますのでよろしくお願いいたします。
お問合せ
書店様からのご注文はこのFAXかお電話でお受けしています。
電話番号は03-6368-8858
FAXの場合は03-6368-8806
までご連絡ください。
読者のお客様はお近くの書店様までお問合せください。
(販売部 竹田)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?