印刷会社がマーケティングを学んだら、オウンドメディアが立ち上がった話
マーケティングeラーニング講座DCFM担当の増田です。
当社では、マーケティングの先進国であるアメリカの全米広告主協会(ANA)が提供しているマーケティングeラーニング講座DCFM (DMA Certified Fundamental Marketer) の日本語版を提供しています。
実際にDCFMを受講いただいた方をゲストに迎え、お話をうかがう企画第2弾、今回は、株式会社研文社の藤井 教夫さんです!
DCFMを受講した経緯
増田:DCFMを受講された経緯を教えてください。
藤井:研文社はプロダクト中心の印刷サービスで、顧客視点からの営業改革の必要性を感じていました。そんな中DCFM受講の機会があり、車メーカーの担当営業を中心に3名受講しました。そのコアな知識を持ってDM事業へのシフトを行っていきました。その後、ダイレクトマーケティングスキル習得の為、2019年3月から7月にかけてフュージョン様に弊社用のマーケティング勉強会を開いていただきました。印刷物を作ることからスタートしていた業務が、印刷物を利用していただく業務へ変革することに取り組んでいます。
増田:実際にDCFMを受講して感じたことを聞かせてください。
藤井:UIがしっかりとデザインされており、ストレスなく受講できました。カテゴリーにもよりますが非常に丁寧かつボリュームのある内容でした
増田:6ケ月の受講期間中、どのように学習を進めましたか?
藤井:半年の受講期間でしたが3ヶ月で終わるように計画しました。業務の間では集中しにくいと感じたので、通勤時間や休日を利用して1モジュール/1週間の目安で進めていきました。デバイスを選ばず受講できるのがとてもよかったです。
増田:DCFMの内容にはご満足頂いていたんですね。ありがとうございます!
藤井:1回目の更新も終えましたが、更新モジュールもこんなにフォローアップがあるとは驚きました。
実際にDCFMを受講して感じたこと
増田:DCFMのモジュールの中で特に印象に残っている講座、内容があれば教えてください。
藤井:印象に残っているのは「オファーと行動喚起」「コンテンツマーケティング」「データ分析」の3つのモジュールです。特に「オファーと行動喚起」についてはオファーとベネフィットの違いについても知らないレベルだったのですが、実業務と受講内容が結びつく部分も非常に多く大変勉強になりました。「データ分析」はクライアントとの打ち合わせでももう一歩踏み込んだ打ち合わせができるようになり、関係構築に繋がりました。
一番大きいのは、販促担当者の目線を意識できるようになったことだと感じています。例えば、実際にクライアントへの提案書に講座の内容を盛り込んだり、プレゼンで事例を共有した結果、クライアントの検討が進んだということがありました。
増田:「オファーと行動喚起」・「データ分析」は研文社さんの業務に近いと思いますが、「コンテンツマーケティング」は意外でした。
藤井:DCFM受講後に自社のオウンドメディアとマーケティング室が発足し、インサイドセールスでリード育成に取り組むようになりましたが、新型コロナウイルスの流行を機にその活動が加速しました。オウンドメディアの運営にも「コンテンツマーケティング」で受講した内容がとても役立ちました。
増田:研文社さんのオウンドメディアは印刷・デザインはもちろんマーケティング、プロモーションまで幅広くコンテンツを展開されていますね!(見習いたい…)
今後受講を検討される方へのメッセージやおすすめポイント
増田:印刷会社にとって、DCFMが有効だと思う点はどこですか?
藤井: 販促担当者の業務領域を理解できることだと思います。
増田:最後に、今後受講を検討される方へのメッセージやおすすめポイントなどがあれば教えてください!
藤井: 販促担当者の方はもちろん、我々のようなサービス提供を行っている広告関係の方々にも受講をおすすめします。資格更新時のモジュールの充実度が高い点や、マーケティングの基礎知識だけではなく、日々進化するデジタル領域の知識を修得できることもおすすめポイントです。
増田:本日はありがとうございました!
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