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楽天→Googleを経てFUSIONへ。スタートアップ執行役員が今「時価総額の最大化」に挑む

新卒で楽天株式会社を経て、Google Japanに転職、そしてFUSIONへ。

「いろんな業界に幅広く携われる」環境に魅了され、2015年から今に至るまで広告業界に身を置いてきた森本知樹さん。現在は、FUSIONで執行役員として「時価総額の最大化」にチャレンジしています。

経営企画・広報・人事まで、バックオフィス業務全体を俯瞰する彼が、新しい環境に飛び込んだ理由や、自身が意識している採用基準についてお聞きしました。

森本知樹(もりもと・ともき / @fusion_t_mrmt

新卒から5年間、楽天株式会社でプロモーション企画から広告出稿を担当したあと、Google Japanに転職。マーケティングストラテジストとして中小規模ビジネスの支援に従事する。2021年FUSIONに入社。2022年3月、執行役員に就任。組織・事業・会社の最大化に挑戦中。


楽天→Googleへ。最短で実現できる力を育みたかった

ーー森本さんがこれまでにやってきたことを教えてください。

僕はもともと明確に「これがしたい!」というものがあるタイプではないんです。ただ、「もし将来何かがしたくなったときに、最短で実現できる力を持っておきたい」とは思っていたので、楽天を選びました。

楽天では広告事業部に配属され、セールスを担当していました。楽天市場から楽天トラベルなどのすべての広告枠を担当できたので楽しかったですね。

そのうちに「広告出稿側に行きたい」と思うようになり、映像配信プラットフォーム・楽天TVに異動。出稿側の面白さは、成功のための手段を自分で選択しながら、進めていけるというところでした。

楽天で5年働いてから、Googleに転職しました。

最大のデジタル広告プラットフォームでダイナミックな仕事がしてみたかったのと、Googleという会社の文化そのものに興味があったんですよ。Googleではマーケティングストラテジストとして中小規模ビジネスの支援をしていました。

会社を変えたことで感じたのは、どのプラットフォームでも、広告媒体のセールスとしての根本ははあまり変わらないということ。リモート勤務も相まって、少し物足りなさを感じていました。

「仕組みのなかで成果を出す」よりも、「仕組みを作ること」に挑む

ーーそこからどうしてFUSIONへ?

会社を変えても業務内容は大きくは変わらない。それはいいことでもあり、ちょっぴり残念なことでもあって。正直、楽天からGoogleに転職したら何かが変わるんじゃないかと期待していたんです。

外資・内資のメガテックを経て感じたのは、何か課題を解決するときに、個人の力より、組織力や看板で勝負するシーンが多いということでした。

もちろん、組織の力を使って課題を解決したり、出世を目指したりすることにベクトルを向けられるのもいいとは思います。キャリアや給与もなだらかに伸びていくとは思うし、そっちのほうがコスパがいい。

でも、率直に、なんかつまらなさそう…と感じてしまって(笑)。

もしキャリアとしてのブレイクスルーを起こすとしたら、会社の規模を落とし、組織や仕組みを作る方向に舵を切り、個人で課題解決力を身につけることだな、と。

仕組みのなかで成果を出すよりも、仕組みを作ることにトライしたかったんです。

そんなとき、FUSIONの取締役である廣瀬とたまたまごはんに行く機会がありました。彼がサイバーエージェント、私が楽天の時代にお世話になっていて、とても信頼していたんです。

廣瀬からFUSIONについての話を聞いたときに、「まさに自分のしたいことができる環境だ!」とすぐに入社を決めました。すごくいいタイミングでしたね。

ーーこれまでは広告のセールスをメインでやられていたと思うのですが、FUSIONでは今、何をやられているんですか?

今は、経営企画・バックオフィス領域を通して「時価総額の最大化」に挑んでいます。僕のなかでは、時価総額には「会社の売上」と「ユニークさ」の2つの軸があると思っていて。

まず、現在のFUSIONの売上に関しては、シンプルに人を増やすと上がっていく状態になりつつあると感じています。だからこそ、今の注力領域は、「人事」です。

次にユニークさ。今は広告代理業が主力なので、競合と戦うためには、「FUSIONとはどういう会社なのか」「どういう思想を持っている人がいるのか」をまわりに伝えていく「広報」が必要になってきます。

そのためにやっていることを総称するならば「価値づくり」になるんだと思います。社内イベントを企画して社内の足並みを揃えたり、新卒採用で未来の資産を育成したり、Shibuya City FCとスポンサー契約を結んだり。

しっかり会社としての価値が醸成されれば、加速度的に人が増えていく状態になり、それがまたFUSIONの価値となっていく…というサイクルをまわしているところです。

ーー以前とまったく違うことをやられていると思うのですが、不安やギャップなどはありませんでしたか?

…たしかに大変で、「楽しい!」って言えるほどの余裕はないです(笑)。ただ、目まぐるしく毎日が過ぎていて、すごく充実しています。

もともと、セールスとして「課題の解決のために、何が本当に必要なのか」、本質が何かを見極める力が自分には備わっていると思っているので、それはうまく活かせていると感じますね。

たとえば、このnoteも僕が中心となって進めている広報施策のひとつですが、noteの数を増やすのが目的化するとSEO対策的になってしまう。あくまで実現したいことは、企業価値を高めることや、採用に繋げること、という想いはずっと持ち続けています。

あと、僕が2015年から広告業界にいるのは、「幅広く、いろんな業界に携われるから」というのが大きいんです。その点でいくと、時価総額の向上のためにいろんな打ち手を考えてできることには、すごく面白さを感じています。

全員が同じ方向を見ている。FUSIONは、本質的な仕事に向き合える場所

ーー改めて、FUSIONの好きなところを教えてください!

本当に魅力的な人しかいないところですね。これって当たり前のようで当たり前じゃないので…! 

メンバー全員が共通して「クライアントのため、会社のために素晴らしい仕事をしたい」という、スタンスを持っているため、前提認識の擦り合わせが必要ないんです。

本質的に、仕事に向き合える環境だと思いますし、ここでは全員が同じ方向を向いて走っていると感じます。

それに、今いる人たちはそれぞれみんなが違う道のプロなので、ソリューションの幅がすごく広いんです。クリエイティブや運用など、さまざまなプロが揃っていて、ひとつの会社で完結できるというのは大きな強みだと感じますね。

ーー森本さんは、そんな魅力的な人たちを採用する立場でもあると思うのですが、どういう人を意識して採用しているんですか?

「アントレプレナーシップ(起業家精神)」をテーマにしています。

これはFUSIONの色でもあるのですが、「自分や組織、お客さんのためになると感じたらやったほうがいい」という価値観が組織全体としてあります。誰もできないからといって、諦める理由にはならない。

だからこそ、「こんなこともやるのか!」というような業務がよく発生するのですが、そこを楽しめる人がいいですね。

それから、「余白=柔軟性」があること。今は中途採用がメインなので、経験を積んだ自信のある人が多いです。一方で、「自分の価値観だけが正解」だと思い込み過ぎていると、ハレーションが起こってしまいます。だからこそ、信念を持ちつつアップデートできる人を求めています。

ーー最近では新卒採用も進めていますよね。

そうなんです。すでに23卒が今、内定者バイトをしてくれています。中途の場合はこれまで他の企業で得た価値観を、FUSIONにアジャストしてもらう必要がある一方で、新卒は先入観がないぶん、浸透具合が違うと感じます。

FUSIONの価値づくりのキーマンとなるのが新卒だと感じているので。大事にしていきたいですね。

ーー最後に、採用担当としてFUSIONへの入社を考えている方にメッセージをお願いします!

広告代理店って、体育会系だったり、ギラギラとしている印象があると思うんです。でも、FUSIONはいい意味で穏やかで優しい人が多いです。みんなめちゃくちゃ働きますが(笑)。サイコロジカルセーフ(心理的安全性)が担保されている場所だなと感じます。そこは安心していただけたらと!

また、いろんなバックグランドを持つ人が集まっているので、幅広いキャリアパスを考えることができます。広告運用を極めたいでもいいし、動画制作のディレクターになってもいい。どの路線に進みたいと思ってもロールモデルがいるのは大きな魅力のひとつだと思います。

まっすぐに仕事に向き合えて、会社の急拡大を実感できる環境を保証します。ぜひ飛び込んでみてください!

(取材・執筆=いしかわゆき(@milkprincess17)/撮影=中澤真央(@_maonakazawa_

最後に

FUSIONでは、一緒に働く仲間を募集しています。

2022年8月より、オフィスを2倍に増床し、さらなる拡大を進めています。経営企画も含めて、復数領域で、仲間を探していますので、是非お気軽にご連絡ください!

また、FUSIONは2年後には、100名規模を目指しています
その中心となる、人事部の立ち上げが進んでおり、その責任者となる「1人目人事」を募集しています。

それ以外の領域については、こちらをご覧ください。

最後までお読み頂きありがとうございました。

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