18:頭を整理する方法
こんにちは、yuyaです。
今回は、引きこもっていた私が、頭を整理するために行っていたことを記事にしました。
とにかく溜まる
皆さんはこの本をご存知ですか?
この「人生がときめく片付けの魔法」は「片付け」がいかに人生を変えるのかを題材にした本です。
この本を読んだ時に私は、過去の自分を思い出しました。
以前の私は、物に執着していました。
いい思い出がある品や、もらった物。
それらを捨てることは、自分の中でご法度でした。
取っておかなくてはならない、運気が落ちてしまう。
そのように考えていたと思います。
引きこもるようになってからというもの、私の周りには、
過去の思い出のみが転がるようになりました。
それもそのはず、一日を自宅の一室で過ごすのですから、
新しいものは手に入りません。
中学を卒業するまでに購入したおもちゃやゲーム、
よく分からない工作物など、
生活にいくら必要なくとも、手元に置いておかなければいけないと、
感じていました。
ある時のこと。
イライラした私は、なんとなく部屋の片付けを始めたのです。
いくら物持ちが良いと言っても、限度があります。
私は、さすがに捨てるべきだと、小さい頃よく遊んでいたおもちゃたちを捨てることにしました。
懐かしさのあまり捨てるのが悲しくなるかと思いきや、
結果は全くの逆でした。
部屋のスペースはさほど変わりません。
ですが、心がすっきりした感覚を覚えたのです。
それがなんなのか分かりませんでしたが、
その頃から私は、捨てることによって快感を得ることができる、
そのように考え始めました。
私自身の状態は変わらず引きこもりです。
ですが、確実に心境は変わっていったのです。
使わなくなっているもの、今使っていないもの。
思い出があろうが、高かろうが、貰い物だろうが、
全て捨てていきました。
部屋はとてもきれいになり、逆に物がなさすぎて不安になるほどでした。
別の機会にお話ししますが、私が家を出て一人暮らしを始めた時、
実家の私の部屋は、家を出る前からもぬけの殻でした。
それくらい、私に取って片付けは重要な要素となっていきました。
やった気になる
やった気になるという言葉は、あまり良い物ではありません。
勉強した気になる。
頑張った気になる。
マイナスのイメージが浮かびます。
ですが、私にとっては良い価値観でした。
片付けをすると、一仕事した気になり、勉強を頑張ることができたのです。
なぜだかは、冒頭でご紹介した本を読むことで理解ができました。
詳しく知りたい方は、ぜひお読みください。
私は片付けをすると頭がすっきりする感覚を利用して、
考えが煮詰まった時、集中できない時にはよく片付けをしていました。
すっきりした状態では作業もよく進み、
学習への理解度も上がったような気分でした。
そして、片付けるようになったことで、私は暮らしのヒントを得ました。
それは片付ける前の状態です。
私は片付ける前の状態、いわば現在の部屋がどれくらい汚れているかで、
客観的に自身の心境を推し量ることが、できるようになりました。
平たく言えば、部屋が汚れていると集中できていないのです。
この習慣は現在でもよく使っています。
何かうまくいかない時、考えがまとまらない時は、部屋を掃除することでリフレッシュしています。
整理をすることで、自身の精神状態をコントロールした気持ちになる。
実際にはコントロールできていないかもしれません。
単なる思い込みかもしれません。
ですが、毎日の積み重ねが必要とされる私たちは、
とにかくやり続けることを求められます。
継続へとつながる心境や環境を自分で作ることができれば、
それは大きな武器となります。
片付けに限らず、皆さんもぜひ、
自分の心を写すものを探してみてください。