付箋girl®︎

絵描き 2020年より1日一枚 世界のどこかの誰かを75mmスクエアの付箋紙に描き続け…

付箋girl®︎

絵描き 2020年より1日一枚 世界のどこかの誰かを75mmスクエアの付箋紙に描き続けています 街に出て いろんな人々やその暮らし、仕事を垣間見るのが好きです Twitter、instagramに平日毎日作品をアップしてます

最近の記事

Art Collaboration Kyoto fusengirl® alt. naked ーvinyl

今日の一般公開の始まりに合わせて、Sho+1SNSに付箋girl®︎新作の画像がポストされました。 作者まだ現場に見に行けてございませんで、ギャラリーの投稿よりトップ画面お借りしました。 早速昨日の解説と並べてみましょう! Rickie Lee Jones /『PIRATES』 : もとのモノクロ写真からして一筋縄では行かないなと思いました 混沌、自分はこうですと言う明るさと無邪気さ、女性としての誇りもそこにキラッとしている 彼女の歴史の宝石が歌になってると思います マ

    • Art Collaboration Kyoto

      10月はじめの京都 二条城会場のart KYOTO 2023に続き、 10月28日(金)-30日(月)国立京都国際会館 Art Collaboration Kyotoには新作を携え今回もSho+1ギャラリーブースにて出展します。 今展はさまざまなコラボレーションが軸になっています。 付箋girl®︎︎は新たに音楽とのコラボレーションを作品にいたしました。 SNSで制作の様子をチラと載せていました、LPジャケット。そこに直接、収められた音からイマジネーションを膨らまして絵を描

      • 色とりどり50人            二人展『moment』作品解説 #003

        第3回はお馴染み付箋絵の新たに組まれた50枚組額のお話をメインに。 「付箋girlは毎日休まず描かされてるのでは?」と心配されてる方がおられたとのことで、お心遣いありがとうございます。 ご安心ください。好きに自由にやっているライフワークです。 始まりも自分発進なら全てのルールを決めて実行するのも自分。そんなふうに描き進めてきた付箋絵も展覧会フェアウェル前日の2023年7月28日には1,070枚になります。 今回 付箋絵の組みでは最大の、50枚の額が作られました。 最初ご

        • 誰からもらったのか、それがきっと大事です 二人展『moment』作品解説 #002

          第2回は新作シリーズから、ちょっと大きめ6作品の紙物のお話をいたします。 旅先で手にした、とりわけ手書きのものは読んだからと言って捨てられません。 内容はゲストみんな同じ文面なんですけど、ホテルでこんなちゃんとしたご挨拶もらうことあんまりないでしょう? 現地在住の友達を頼ってのLA旅行で泊まったホテルのウェルカムカードです。 友達の自家用車で、映画の舞台や名所 行きたそうなところは全て連れて行ってもらって楽しい思い出がたくさんある。中でもこの海沿いのホテルのすぐそばにあっ

        Art Collaboration Kyoto fusengirl® alt. naked ーvinyl

          今を含む過去・未来とスターバックスコーヒーと帝国ホテル、GUCCI、ハワイのパンケーキと二人展『moment』作品解説 #001

          4週間にわたる日本画家 安藤しづかさんとの二人展『momente』〜7/29(土) at Sho+1(東京 湯島) この連休で折り返しを迎えます。早い! 今回の展覧会も、お一人お一人にご案内するように展示作品のお話をいたします。第1回は新作のコースターなど小品から。  よろしければぜひ、お付き合い下さい。 また、興味を持たれてご都合つきましたら是非!会場でご覧ください。 今展はクリエイティブディレクター米原康正さんの+DA.YO.NE.と付箋girl®︎取扱ギャラリー S

          今を含む過去・未来とスターバックスコーヒーと帝国ホテル、GUCCI、ハワイのパンケーキと二人展『moment』作品解説 #001

          夢見る卵の運命のひとになってくれませんか

          好きを仕事にする。 とりわけ『夢らしい夢』を叶え生業とする人に対して良くも悪くもイメージがつきやすいようで、SNSでは絵画、彫刻などのファインアート・クラシック分野の音楽家に対し、そもそもそうなることができてるのは芸大美大に通うことができる 親の財力 > > > > > > > > > > 才能 > > > > > > > > 努力でしょ、 要約するとこんなふうな構図で語られている場面を結構見ることがあります。 それについてるリプライも概ね賛同、ただし「知り合いの

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          砂になれと言われた春

          当時はひどいと感じていたことでも、今振り返るとその真意に震える言葉があります。 東京藝大の入学式というのは独特で、美校は みんな長い受験生活の満身創痍 からの怒涛の合格発表、オリエン、入学式とヘロヘロのままスーツに身を包んでお琴の生演奏『春の海』に迎えられる訳です。 この時点で溌剌とした晴れがましさあんまない。隣に座る初めましてのクラスメートと目があって「お互い大変だったね」と心の中で会話するような。   そんな緊張と期待の中 その忘れられない祝辞を聞くことになるのです。

          砂になれと言われた春

          付箋girl®︎は自分だけのものではないから

          本日のSNSでもお知らせしました通り、この度付箋girl®︎及びfusengirl®︎の 商標登録を取得・完了いたしました。 名前の特許とでもいうのでしょうか、他者が勝手に名乗れないようにするための権利の仕組みです。 出願に動いたのは去年の6月なので1年弱かかったことになります。特許事務所に依頼し、お金もたくさんかかりました。 それでも商標登録をしたのは表題の通り、もはや付箋girl®︎が自分のものだけではないからです。 付箋に絵を描く、それはごく普通のことです。 付箋に

          付箋girl®︎は自分だけのものではないから

          Behind-the-scenes story of the Fusengirl™️ naked

          WBCの選手ではございませんが、 絵 面白いな 描いていて、観て、頻繁に感じるし 絵 すごいな 自分が人の作品を見た時、そして展覧会などで作品を見る人の様子を伺っている時、感想をテキストや言葉でもらうたびに感じます。 ずっと同じ技法やマテリアル・画材で表現を追求し続けるストイッククリエイターへの憧れはあるものの、付箋スタイルは『自分の表現を追い求めるために 色々なことを自分にやらせてみたらどうなるのか見てみたい』。 そのやり方がメインでやりたいことにもいい影響を与えるように

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          Behind-the-scenes story of …

          コロナ禍と世界的エネルギー費の高騰と 大人はわかってくれない

          『藝大、本当にやばいかも』。東京藝大音校生がつぶやいた練習室ピアノ撤去のツイートが話題になった2月の頭からどういうことなのか考え続けてました。 ・コロナ禍で芸術活動は不要不急とされ、存在意義の根幹を揺すぶられる ・行動自粛期間中、学びの場に通うことも出来ない期間が長くあった ・その間 音校/美校にあった、それぞれ名物マスターが長く経営してきた食堂が相次いで閉店 ・光熱費の高騰、経費節減のため練習室を減らされた この3年あまり、これと似たようなことを多くの人が経験してきたと

          コロナ禍と世界的エネルギー費の高騰と 大人はわかってくれない

          付箋girlが美術館に行く理由

          あくまで個人の考えですが、美術品を観るのに教養は必要か。  あればあったで結構だけど知識や教養は不可欠ではないと思う。年齢も関係ない。 じゃあ何が必要か。 それは一見遠い存在を近くに感じる想像力ではないかと思っています。 例えば(今回は現代アートなど展示を前提とした近現代の作品はちょっと外して)屏風絵や工芸品など 本来とてもパーソナルな場で何か用途を担っていた多くの芸術品は美術館に収められている時点で元の姿からも、現代を生きる我々の日常からもスッパリ切り離されている。再現不

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          付箋girlが美術館に行く理由

          名前以上でも以下でもないのですけれど

          ”付箋girl”をライフワークとすること、付箋に描いた絵であってもクオリティを持ち上げ続けること。そのふたつを指針に『付箋girl™️』は始まりました。 静かにスタートしたこの一人プロジェクトは望外の賑やかな活動となり、いつか改めて自己紹介したいと願うようになりました。何となく名前どうりと思ってらっしゃると思いますが!(開設当初にパッと思いついたこの名前、もうこれ以外ないくらいのいい名です自画自賛。)   自分のこととなると過不足甚だしい文章が出来上がりそうですので、お世話

          名前以上でも以下でもないのですけれど

          今をもっと楽しみたいから、皆さんと

          こんにちは もしくは初めまして、絵描きの付箋girl™️です。 お正月はいかがお過ごしだったでしょうか?楽しい年始だったらいいな。 付箋girl™️は何とも正月感なく過ごし いつもの制作と仲良くしておりましたが、一つ新年に始めたいと楽しみにしていたことがありました。 それがnoteの開設でした。 付箋girl™️の活動はこの1/1で4年目を迎えました。今日で描いた付箋は867枚。日々コツコツ描き進めてこれたのも 応援し支えてくださった皆さんのおかげに他なりません。ありがと

          今をもっと楽しみたいから、皆さんと