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夢見る卵の運命のひとになってくれませんか

好きを仕事にする。
とりわけ『夢らしい夢』を叶え生業とする人に対して良くも悪くもイメージがつきやすいようで、SNSでは絵画、彫刻などのファインアート・クラシック分野の音楽家に対し、そもそもそうなることができてるのは芸大美大に通うことができる

親の財力 > > > > > > > > > > 才能  > > > > > > > >    努力でしょ、

要約するとこんなふうな構図で語られている場面を結構見ることがあります。
それについてるリプライも概ね賛同、ただし「知り合いの知り合いのアーティストはそんな感じです」とか不確かな根拠であることが多い印象。
(グラフィックデザイナーやイラストレーター、工芸家だって芸大美大出身者多いですけどなぜかそうは言われない不思議)

親ガチャ(嫌な言葉!)、格差…こんな時代ですし、世の中での言われようについて色々感じることはあります。
人は自分の考えを補強する情報ばかりを取りに行きがち。
それで納得しようとしたりバランスをとってる大人の考えも悪くない。

ですが、これから夢を追う若い人についてはこれではいけないと思っています。



広い社会で働く大人でも  知り合いに絵描きがいる人、バイオリニストがいる人ってそんないないですよね。食ってくのは大変だという想像は容易にできても、どういう仕事があるのか、なり方はわからない。
自分だって、例えば声楽や雅楽の道にどうやって入るのかさっぱりわからないし
その進路にどんな選択肢があるのかもわからない。
ただわかっているのは、世間で語られるのは漠としたわかりやすい『イメージ』であり正しい『情報』ではない、ということ。

中高生でアーティストを目指したい人は親や友達や担任ではなく、『中の人』に是非ちゃんと相談して欲しい。ネックと思われるお金の問題、将来の就職についても、ちゃんと正しい情報をとって欲しい。
 美術系の場合、一番いいのは美術予備校に聞きに行くことかなと思います。受験の様相は変わっていくし、受験のプロはやはり予備校。最新の正しい情報を受け取ることができます。


そこでお願いです


もしあなたの周りに夢を暖めている人がいたら「むりじゃない?」と心配するのをグッと堪えて教えてあげて欲しいんです。ちゃんと詳しい人、機関から正しい情報を集めて、と。

芸術家の卵がSNSで一生懸命 諦める方向の情報ばかり集めちゃってたとしたら、
あまりに惜しい。あなたがその道を、目を開く運命の人になれるかもしれません。
誰かの一言はそれだけ大きいこともある。

アーティストなんてまさにそういう人がとても多いのですが、偶然の連続でその人に成っている。
迷ってる人がいたら正しい道へそっと背中を押してほしい。

そしたらあなたはきっと誰かの運命の人
そこから先の物語は行くも引き返すもその人次第。まず、正しい情報を得ることがラッキーなことなんです。

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