彼を存在させてくれて、ありがとう
長い間、傷つけられて
ボロボロになっていた私
この世から消えたいと毎日思ってた
思い切って好きな人に助けを求めてみた
彼を信じていいのか迷う日々
もう、これ以上人から傷つけられたら
生きてゆけない
でも彼を信じたい
そんな思いで
黙って彼からの連絡を待った
彼は私を助けてくれた
私の大切なものも守ってくれた
私が言った彼を傷つける言葉も
無かったことにしてくれてる
こんなに優しい人がいたんだ
心の広い人がいたんだ
長い間カチカチに凍ったままの心が
一気に緩んで柔らかくなった
心に春の風が吹いて
色とりどりの花が咲いた
こんな幸せな日が来るなんて
思わなかった
こんな私でも
生きてていいんだと思えた
この温かくて優しい気持ち
ずっと続けばいいのに
今までの私の中には
知らない誰かが「感謝しなさい」と
やたらとうるさくて
でも、傷だらけの私には感謝なんて
どう頑張っても出来なかった
でも、今日久しぶりに心から
感謝できた
「ありがとう」
私と大切なものを守ってくれて
そして神様
彼を存在させてくれて、ありがとう