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暮らしの記録

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#日常

在宅ワーク&育児〜スローペースで積極的に楽しむ〜

在宅ワーク&育児〜スローペースで積極的に楽しむ〜

「あなたは、子どもにどんな離乳食をあげているかも知らないでしょ」
言ってから「しまった」と思う。最近こんなことの繰り返しだ。
子育てと、仕事や家庭とのバランスが未だに不安定な私は、ちょっとしたことでもイライラが溜まってしまい、そのストレスが夫に向かってしまう。

しゅんとしてしまった夫に、「イライラしてしまってごめんなさい」と謝る。「いいよ」と言ってくれる夫。でも自分の感情を、自分で思う以上にコン

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秋風が石鹸の香りを運んできた

秋風が石鹸の香りを運んできた

恥ずかしい話、出産後はずっと朝寝坊だった。朝8時過ぎてしまうのは当たり前。大抵は9時を少し回ったあたりでようやく目覚め、それから一日の活動を始めるのだ。娘が何時に起きているのか、それすらわからないていたらく。私が目覚める時にはすでに娘は起きて、側で遊んでいる。

言い訳をするならば、就寝時間が遅いのだ。それしかない。いかんせん終わらせなければならない仕事は多いのに、子どもが元気に這い回ったり(最近

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「ごめんなさい」がうまく言えなかった

もうすぐ生後8ヶ月になろうとする娘は、ずいぶんと指先が器用になってきた。台所でキャベツの千切りをしていて、キャベツの切れ端が下に落ちようものなら、2、3メートル離れたところからであってもお腹をはって近寄り、小さな指先でキャベツをつまみ上げ、しげしげと眺めるのだ。もちろん、口に入れると不衛生なのでつまみ上げた瞬間、わたしによって没収される。

先日、そろそろ寝る時間だからと娘と寝室にいた。夫はまだ仕

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当たり前のことを当たり前に

当たり前のことを当たり前に

「じゃあ、洗い物ジャンケンしようか」
夕食を終えて、空になった皿を前に夫が言う。これは我が家の恒例の光景だ。負けた方が洗い物をする。
最初はグーと言って、手を出す夫に対して、わたしは後出しジャンケンをして勝利する。これもお決まりのパターン。わたしは我が家においてジャンケン無敗なのである。要するに、夫は毎日食器を洗ってくれる。

当初は、料理をしていない方が食器を洗っていたような気がするが、いつの間

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カメラを向けられて「いいおかお」をしていた

カメラを向けられて「いいおかお」をしていた

「いいおかお」というタイトルの絵本がある。松谷みよ子さんが文章を、瀬川 康男さんが絵を担当しており、この二人は誰でも一度は名前を聞いたことはあるだろう、「いないいないばあ」という絵本の作者だ。

ふうちゃんという女の子が、「いいおかお」をして座っているところから始まり、
「いいおかお見せて」と言って、ねこがやってくる。
そしてそのねこも「いいおかお」をして女の子の横に座る。

そして次々と動物たち

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