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手ぬぐいタペストリーでおうちに四季を

季節を感じたくて、いろいろとお部屋に飾るけど、ついつい仕舞い忘れてしまったり、掃除がおっくうだったりしませんか?
今回の、インテリアコーディネーター・整理収納アドバイザーの林啓子さんによるコラムは、「手ぬぐいタペストリーでおうちに四季を」です。
壁掛けなのでそこまで場所をとらず、片付けも簡単!ぜひやってみてくださいね!


『四季を愉しむ』

『四季を愉しむ』という言葉。日本人として生まれたのなら、日本に住んでいるのなら、言葉のとおり四季それぞれを愉しんでいたいと思います。忙しくしていたら、あっという間に季節が過ぎ去ってしまうこともあるかもしれませんが。

一番好きな季節は?というやり取り、したことありませんか。私は即答で“冬”と答えていますね、子供のころから。誕生日やクリスマス、お正月など嬉しい行事が多かったからかも。今は、冬の朝の空気がキリっとする感じが好きですね。

飾りで愉しむ

日々の暮らしの中で季節を感じたいと思った時、思いつくことは家の中に飾るもの。以前は、細々したものを集めて飾っていたりしましたが、すぐにたまってしまう埃の掃除をするのが徐々に億劫になり…徐々に細かいものを飾ることを卒業していきました。小さいお子さんがいるご家庭や、動物が一緒の場合も、細かいものを飾るにはリスクがある可能性もありますよね。心配な時期だけやめてみたり、飾る場所を考えることで変わらず愉しむこともできますね。

子供の作品で季節を感じる

子供たちが幼稚園や保育園で作ってくる季節の飾り、どうしていますか?小学生になると学期終わりにまとめて作品や絵を持ち帰ってくるようになりましたが、幼稚園の時には、園で作って教室に飾り、次の制作物を飾るタイミングの時に持ち帰っていました。そのタイミングが、シーズンが終わってからということも多いので、家では去年作ったものを残しておいて、それを飾ってあげると、子供たちは懐かしがって喜んでいました。何シーズンか飾ると劣化してしまって直せなくなったりもするのですが、作品を見ると1年の成長も感じることが出来ました。年長さんになってから、年少さんの時に作った作品を見て、「こんな絵を描いてたんだー。」とか、「これ何―!?」とか言いながら、子供たちは自分なりに自分の成長を実感していたのかもしれません。

保育所や幼稚園では毎月いろいろな制作をしますね

大物の飾りと言えば…

家に飾る季節もので大きいものと言えば、5月の兜・12月のクリスマスツリー・3月の雛人形を思い出します。最近は、ケース飾りが主流なのでしょうか。ケースの中で、お人形も道具類も土台に接着されている状態ということは、飾り付けや仕舞い込みをする必要がないということ。これはありがたいですよね。子供が触ってしまうこともないので、小さい頃によくある破損の心配もないというわけですね。

我が家は、ケース飾りではないので、兜と雛人形の飾り付けと仕舞い込みをそれぞれ行うのですが、子供たちは結構楽しそうに準備をしてくれます。道具の名前や飾り方を覚えたり、大切に扱う方法を教えることも出来ました。ただ子供たちは、クリスマスツリーの飾り付けが一番楽しそうですけどね。幼稚園や低学年の時に作った作品や、キャンプの時に拾って帰った松ぼっくりとビーズで自作した飾りなどもあるので、余計楽しいのかもしれません。

ちなみに私は、自分自身の雛人形を飾るのが一番楽しみなのです。祖母が買ってくれた木目込みの立ち雛。スペース的に、リビングには娘のものしか飾れないのですが、毎年必ずどこか隙間を見つけて私のものも飾るようにしています。大切に飾っていきたいものです。

タペストリー

こういった大物の飾り付けは、楽しいことでもあるのですが、時間が掛かったりもしますので、「あーそろそろ飾らなきゃ…」とか、「早めに仕舞わないと…」と思ってしまうこともあります。去年・今年あたりはちょうどそんなことばかりだったので、比較的準備が簡単なタペストリーを飾ることにしてみました。

お雛様のタペストリー

裁縫の先生だった祖母が作ったキルトのクリスマスツリーのタペストリーを、実家の玄関にいつも飾っていたので、まずは実家に連絡です。最近は飾っていないようだったので、もし今回も飾らないのなら、うちで飾らせてもらえないかと思って。そしたら、昔から急に掃除をしてそのまま勝手に色々捨てる癖のある父の仕業で、どうやら数年前に捨てられてしまったそうなのです。それで飾っていなかったのですね。

手ぬぐいタペストリー収集!

“タペストリー”と調べると、たくさんの種類が出てきます。クリスマスツリーは大きめに、お正月は鏡餅や梅・松・生花なども飾ったりするのでタペストリーは小さめに、飾り棚を作っていない玄関にはFIX窓とのバランスを考えて縦長の手ぬぐいタペストリーを選んでみました。そのまま貼り付けるもよし、タペストリー棒を使うもよし、家の雰囲気に合わせて考えるのも良いですね!

お正月
クリスマス

飾り付けも仕舞うのも一瞬で済みますし、特に手ぬぐいの方は柄の種類が多く思いのほか気に入ったので、少しずつ集めてみることにしました。

スペースが限られていても、時間がなくても、四季を愉しむための手段のひとつとしていかがでしょうか。

教えてくれたのは…

林 啓子(はやし けいこ)
インテリアコーディネーター資格取得後、設備メーカーで換気・照明などのプランナーとして勤務後、出産育児のため退職。 子供の生活に合わせることを優先するため他業種での2年間の職務中に、整理収納アドバイザー1級、親・子の片づけインストラクター1級、家計整理アドバイザー1級の資格を取得。 4年前から住宅設備関連の仕事と兼業しながら、お片づけや家計整理のセミナー、お片づけサポートなどを行う。また月に一度、お片づけ後などの不要になった子供服リユースイベント(@ろいやるはうす)のスタッフとしてもお手伝い中。


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