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不満がある時に、相手を責めてませんか?悩みを解決する、シンプルな方法

世の中には理不尽な事、多いですよね。ウマが合わない人っていますよね。友人・彼氏・彼女とちょっとしたことで喧嘩したりってありますよね。上司からの腹が立つ言葉や、仕事のできない同僚にイライラしたり。そういうことって、みなさんあると思います。

ストレスの9割は「人」に関することなんじゃないかと感じます。

「あいつが○○だから、こうなったんだ。☓☓してくれたら良いのに。」

こういう事を思ったりしたことありませんか?酒の場で悪口を言いまくって盛り上がったりしていませんか?

私はこれは、当然に起こり得ることだと思います。それと同時に、あまり賢くない選択であるとも考えます。持論について、少しお話させて頂きます。

あなたが考える「おかしい」は、本当に「おかしい」のか?

人との問題が起きている時に、あなたはこう考えるでしょう。

「あいつはおかしい!」

しかし、本当にそうなのでしょうか?人の問題には双方に言い分があります。そして、第三者がその両方を聞かないと正常にジャッジできません。裁判という制度を考えてもそうですよね?お互いが主張して、第三者の裁判官が判決するわけです。

飲み屋で「あいつはおかしい!」と愚痴が盛り上がる場面はよくあります。これは、聞いている方も片方の話しか聞いていないから同調するのです。恋愛もそうですが、彼女から話を聞くと「えっ!?彼氏ひど!!」ってなりますが、彼氏からも話を聞くと「えっ!?彼女ひど!!」ってなるものです。

車同士の交通事故を考えてください。相手から車で突っ込まれても、あなたの過失が0になることはほぼありません。過失割合1対9とかになって、あなたにも1の否があるのです。人との問題も同じく過失割合が0になることはほとんど無いと思います。

あなたが「あいつはおかしい!」と思った時、相手は「俺の方が悪いかもしれないけど、あいつもおかしいぞ!」と思っていたりするのです。これって、お互いが損していると思いませんか?

悩みを解決する、シンプルな方法

こうした人の悩みを解決するシンプルな方法があります。

それは『自分のことだけを考え、相手を変えようとしない』ことです。自分は変えられるけど、相手は変えられないからです。

自分が何を考えているのかは100%わかりますが、相手が何を考えているのかは100%わかりません。相手から話を聞いたところで、100%聞けるわけでもないし、相手も100%話す事もできません。つまり、自分以外のことは、不確定要素があるわけです。

不確定要素があるもので悩むから、結論が出なくてイライラするのです。

これを「自分のこと」だけにフォーカスして考えると、結論が出るわけです。人との問題が起きた時は、自分の事だけ考えるようにすると良いです。

「あの人は悪いけど、自分もここが悪かったな。今度から気をつけよう。」
「あの人はこういう性格だから、自分はこういう行動をしたらうまく付き合えるのではないだろうか?」
「あの人はウマが合わないな。でも、こういうところは自分よりも優れてるから見習おう。」

このように自分にフォーカスして物事を考える事で、悩みやストレスを減らす事が可能です。また、自分ごとにすることで自己の成長もできますし、他の人の前で出てしまう悪口が減ります。悪口が減ると、自分に対する他者からの評価が下がらなくなります。

つまり「自分の事にフォーカス」して考える事で、物事は好転します。誰も得しない行動をとってしまっていたら、一度冷静に考えてみるとよいでしょう。