見出し画像

日本一深い温泉「藤三旅館」@岩手

岩手県花巻市。
温泉郷、宮沢賢治の出身地、わんこそばの発祥地。

日本一深い天然温泉のある「藤三旅館」へ行きました。旅館や温泉についての説明は公式HPがあるので割愛します。

この日は、皮膚に違和感を覚える程の猛烈な陽ざしと、なんど撮影し直しても植物のピントがブレまくる強い風がありました。

ロビーで日帰り入浴料の700円を支払い、昭和感漂う館内を散策。平成生まれの私が昭和感など知るはずもないのですが、確固たる昭和感を感じ取りました。昭和感の定義まで掘り下げると、この日記の主旨から逸れてしまうし言語化するのに難儀する為省略します。

館内には4種類の温泉があり、今回はメインの「白猿の湯」と、内風呂「白糸の湯」、露天風呂「桂の湯」に入りました。

こちらが「白猿の湯」です。吹き抜けの浴場は、湯船から見上げるとその大空間に圧倒されます。温泉は平均深さ125cmで、1番深いところでは130〜140cmあるようです。サラサラとした透明なお湯からは微かな硫黄臭がしました。
浴場の窓部分は、旅館地上1階廊下と接しており、宿泊客らがよく通行する度、床の軋みやガラスの振動音が空中に響きます。

内風呂「白糸の湯」、露天風呂「桂の湯」です。露天では、勢いよく流れる小川と青々とした山林を裸で感じることができました。


短時間での3種類の温泉をまわったので体力を予想以上に消耗してしまい、これ以上の強制血行促進は危険だと脳からの信号を受信しました。休憩所の自動販売機で牛乳を買い15分程ぼーっとしました。そういえば、ビンの容器で牛乳を飲んだのは義務教育期間以来でした。

人生初「立位浴」。貸切だったので大変満足です。



おまけ

藤三旅館に向かう途中「山の駅 昭和の学校」という建物を見つけました。廃校舎を活用し、展示をメインに地域おこしを行なっている場所のようです。今回は休校日で中に入ることが出来ず残念でした。

※藤三旅館の撮影許可取得済

おわり