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『ドスコイ、世界を食べる。』~ご飯を食べる余裕のある生活~

はじめまして、ファンギルド経営管理部のドスコイと申します。
名前の通り太っています。小6で体重は80キロを超えていました。それだけ覚えて帰っていただけたらと思います。

さて、株式会社ファンギルドでは、働きやすい環境づくりを進めるため「社員の年間有休取得を平均10 日以上にする」ことを目標に掲げています。目標に掲げるだけじゃなくって結構実際に休んでます(ここ超重要)
休んだり、定時で上がったりして何をするかといえば、私の場合は美味しいご飯を食べに行きます。なので「ご飯を食べる余裕のある生活」と題して、オススメのグルメをご紹介していきたいと思います。

なおこの記事では、皆様の想像力を喚起するために画像無し文章一本勝負でお送りします。決して店とか食べ物の写真を撮るのが面倒くさかったわけではありませんので、どうか許してください。

さて今回ご紹介するのは、JR有楽町駅の中央口を出て、東急プラザ脇の道を進んだ先にある「はしご本店」排骨担々麺「ばいこうだんだんめん」と濁って読みます)です。
刺激的な麻辣の香りを辿って入った店内は、橙色の照明の下に一枚板のカウンターが奥まで伸びていて、革張りの丸椅子が一列に並んでいます。全体的に高級感があって、中国の老舗ホテルの一階にある小洒落たバーを思わせる雰囲気です(まあ、小洒落たバーどころか中国にすら行ったことないですけど、なんとなくで想像してください)。


そう思うと、カウンターの中で立ち働いている、黒いTシャツに同じく黒のキャップを被った男たちは、中国のギャング「黑社會(ヘイシャーホイ)」の一員であるかのように錯覚してきます。背筋を伸ばし、決して笑わず、私語も交わさない彼等は、担々麺を作り続けることで本土の親分衆への上納金を納めているのかもしれません。

そんな一切根拠のない妄想を弄んでいると運ばれてくるのが、絶品の「排骨坦々麺」です。花椒と唐辛子が効いたピリッとした赤いスープは、胡麻ペーストが使われているためコクがあり、ストレートな細麺に良く絡みます。麺の上には、豚のスペアリブにカレー風味の衣をつけて揚げた「排骨」が乗っていて、カリカリのこれがめちゃくちゃ強烈にうまいです。
排骨坦々麺以外のオススメは、蒸篭で蒸しあげたジューシーな焼売と、無料で提供される白米の上に載せられる謎の黄色い漬物です。黄色い漬物?何言ってんだコイツ?と思った方はぜひ行ってみてください。飛びます。

お値段は「排骨坦々麺」が1,000円、焼売が400円と銀座に近い立地を考えれば格安で、しかも行列するほど混んでいることは稀なのでゆっくり食べられる事も地味にうれしいポイントです。

ちなみにこのお店は、まだ私が体重70キロのちっちゃな坊やだった頃、
父親に教えてもらいまして、私自身も大学生以降に交際した女性全員と一緒に行っています。カラオケで「実はわたし、よく霊が見えるのよ」と言っていた呪術高専出身と思しき彼女も、クリスマスに一度手をつないだだけで別れた彼女もみんな「うまいうまい」と食べてくれたので、万人に愛される味だと思います。辛いのが苦手な人は死にますけど。

とまあこのように株式会社ファンギルドでは、「ご飯を食べる余裕のある生活」を満喫することができる(&こんな駄文を書き散らしても怒られない寛大な文化がある)ということが分かっていただけたかと思います。弊社では有休以外にも五日間の夏期休暇がありまして、社員はみんな色々な方法でリフレッシュしているみたいです。(この夏、私は暇だったので筋トレを始めまして、なぜかちょっと太りました。筋トレの休憩にグミばっか食べてたのが良くなかったのかもしれません)

なにはともあれ「はしご本店」、おすすめです。皆さんもぜひ行ってみてください! 最後までお読みいただきありがとうございました!